第3回境港市みんなでまちづくり推進会議(平成20年3月27日開催)
第3回境港市みんなでまちづくり推進会議会議録
日時:平成20年3月27日(木)19:30~21:00
場所:境港市市民活動センター
日 程
1.開会
2.議事
(仮称)参加と協働のための指針の検討について
3.その他
4.閉会
□出席者(敬称略)
赤石有平 石橋文夫 柏木好輝 梶川恵美子 黒見久司 角 徹
土井哲雄 波田純子 藤原攝子 三島智子 渡部敏樹
(欠席委員:村上和浩)
□アドバイザー
関耕平(島根大学法文学部講師)
(黒見会長)
指針の検討についてですが、指針案を事務局から説明をいただいて、目次に沿ってひとつひとつ承認をしていくような形をとりたいと思います。
(事務局)
<指針案P2の「はじめに(策定にあたって)」について説明>
(角委員)
項目の表記については、言葉を柔らかくした方がよいかもしれないですね。
(柏木委員)
その方が読む人が入りやすいと思います。
(事務局)
<P3の「参加の基本的な考え方 (1)みんなの役割と責務」について説明>
(黒見会長)
「信託」という言葉は表現が硬いような気がします。何かこれに代わるような言葉がないでしょうか。
(角委員)
耳慣れない言葉ですよね。
(事務局)
憲法の前文にこの言葉がございまして、使ってみた次第です。
(石橋委員)
平易な言葉にしてもらったほうがいいですね。
(黒見会長)
言葉の表現については保留にして、内容について見ていきましょう。
(事務局)
<P4の「(2)市民活動への参加を促進するには」について説明>
(土井委員)
NPOという言葉が頻繁に出てくるので、NPOの簡単な説明を入れておいた方がよいと思います。NPOの言葉の意味が分からない方もいらっしゃると思いますので。
(黒見会長)
P4の下の「NPOの概念図」のところに説明を入れるといいんじゃないですかね。
(柏木委員)
それはいいですね。そうすればどなたにも分かりやすいと思います。
(赤石副会長)
市民の役割についてですが、表現が優しすぎるような気がします。個人の自由を尊重しすぎるというか、まちづくりへの参加はあくまでも自主的であるとか、したくない人はしなくてもいいと変に誤解をしてしまうのではないかと感じました。
(黒見会長)
P2の「はじめに(策定にあたって)」の中にすでに「自主的に、自発的に参加」と書いてある部分がありますので、ここで何度も繰り返す必要があるのかなと思います。
(柏木委員)
現在、境港市で自治会に入っていらっしゃらない世帯は3千軒あるそうです。まちづくりの根本は自治会にあると思うので、自治会への加入を促すことも考える必要があると思います。
(事務局)
P3の「○市民の役割」のところの中段の「ただし、「市民活動」や「参加」は決して義務ではなく、あくまでもそれぞれの関心や状況に応じて自主的に行われるのが基本です。」という部分につきまして、「決して義務ではなく、あくまでも」という文言を削り、簡潔な表現にしたいと思います。
(アドバイザー)
昔は行政だけでなく、自治会・地縁組織も一緒に手をつないで協力していました。現在はそれが昔に比べて距離が遠くなっているような状況です。
新しいことをするのではなく、昔の本来の姿に戻すという表現にすると、義務というわけではありませんが、強いメッセージが打ち出せるのではないでしょうか。
(柏木委員)
特によそから転入していらっしゃった方は、右も左も分からない状態だと思います。そこで自治会が暖かく迎え入れるとこれからの生活にも安心されると思いますし、地域のボランティアに対してもやる気が出るような雰囲気になるのではないかと思います。
(渡部委員)
昔は役所にそれほど頼ることなく、自治会でいろいろやっていた。それこそがまさに協働のまちづくりの姿だと思います。義務というわけではないですが、みんなで役割を担って協力していくという体制を作らないとこの先やっていけないのではないかと思います。
(黒見会長)
先ほど事務局からありましたように、指針案P3の「○市民の役割」のところの中段の「ただし、「市民活動」や「参加」は決して義務ではなく、あくまでもそれぞれの関心や状況に応じて自主的に行われるのが基本です。」という部分につきまして、「決して義務ではなく、あくまでも」という文言を削り、そして「自主的に」という部分も削ってもよいかもしれませんね。
<委員同意>
(黒見会長)
こういう表現にすれば、責任感の度合いが強くなってよいと思います。
(角委員)
P4の「(2)市民活動への参加を促進するには」のところで「○市民活動とは…」とあるのですが、この「…」がそのほかのページで付いていたりそうでなかったりするので、書式は統一した方が良いと思います。
(赤石副会長)
P5の「○市民活動の促進についての基本的な考え方」のところで「市民活動を市民の義務とは考えません」という文章があるのですが、ここも気になりますね。
(黒見会長)
そうですね、あえて入れる必要はないと思います。「市民こそが「まちづくりの主役」という考えが基本ですが、」を「基本です。」で終わらせて「市民一人ひとりの関心や状況にあった形での市民活動を促進していきます。」と続ければ良いのではないでしょうか。
(アドバイザー)
「市民一人ひとりの関心や状況にあった形での市民活動を促進していきます。」の主語がないですね。おそらく「市が」になると思いますが、明確にしておいた方が分かりやすいと思います。
(波田委員)
P5上の「例えば、」のところで「→市民活動団体への寄付という方法で」という部分があるのですが、寄付は市から促進されてするものではないと思います。
(角委員)
この「例えば、」は入れるところが違うんじゃないですかね。P3「○市民の役割」のところに入れた方が良いのではないでしょうか。
(赤石副会長)
寄付という参加の仕方もあるというような表現にすればよいかもしれませんね。
(事務局)
P5下の「具体的な方策」のところで出てきますので、P5上の「例えば、」のところは全部取ってしまおうと思います。
(赤石副会長)
この「具体的な方策」のところに、自治会加入促進の方法でも具体的に書いてあれば、未加入者が減って良いと思います。
(黒見会長)
市民活動団体の登録団体も減ってきています。なかなか団体同士がまとまるのは難しいようです。
(藤原委員)
何かメリットややる気を起こさせるものがあればまとまると思います。国体や夢みなと博覧会のときはすごい数のボランティアが集まりました。各団体のみなさんが協力してがんばっていらっしゃいました。
(アドバイザー)
リーダーシップを取って各団体をコーディネートする役割が必要となると思いますが、それは誰の役割なのでしょうか。これを市の責務のところに入れてはどうでしょう。
(黒見会長)
P5の下に市民活動保険制度のことが書いてありますので、これについて事務局から説明をお願いします。
<事務局説明>
(黒見会長)
P6下からの「参加」の説明を事務局からお願いします。
<事務局説明>
(黒見会長)
「参加」についてみなさんなにかございますでしょうか。
(角委員)
市民が提案をするときに、市の窓口は地域振興課になると思いますが、条例や指針には載っていません。だから市民はどこに話をしていいのか分からないと思います。最初の窓口ははっきりしたほうがよいのではないでしょうか。
(アドバイザー)
これは大変重要な部分だと思います。これは市民活動をするための手引きですので、やる気のある人のために受け止める窓口を明確にしておいたほうが良いと思います。
(渡部委員)
これが市民活動センターでできればいちばんよいのですが。
(黒見会長)
さしあたっては、地域振興課で受け付けるということでどうでしょう。
(角委員)
明示してあるとよいですね。
(波田委員)
ちょっと戻ってしまうのですが、P5の「例えば、」のところを削るということでしたが、よく読んでみるととても分かりやすいのでどこかに残せないでしょうか。
(黒見会長)
P3の「○市民の役割」のところにちょっと表現を変えて入れてみてはいかがでしょう。
(波田委員)
あともうひとつ、P7のBの意味がよく分かりませんでした。例えの具体性がないので、もっと市民が分かるような表現にしたほうがよいと思います。
(事務局)
具体例をつけてみます。
(アドバイザー)
形式的なことですが、語尾が不統一なので揃えたほうがよいと思います。
(土井委員)
P8の「政策提案制度」の書式についてどのように書いたらよいかというような説明を載せたらどうでしょうか。
(事務局)
参考になる具体例を考えてみようと思います。
(黒見会長)
本日はここまでとします。みなさん、ありがとうございました。次回は4月25日に開催いたします。
<閉会>
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