平成20年3月定例記者会見

市長説明

 4月1日付けの人事異動を今日付けで内示を行いましたので、発表します。
 人事の規模は、全体で62名になります。前年が95名と多かったが、課の名称変更に伴うものがあったので、実質は前年並みの規模になります。今回の人事異動の考え方は、4つのポイントがあります。一つ目は、市民サービスの維持向上に必要な職員の補充と配置を図りました。職員数は、前年の4月1日と比べると2名減の260名となりました。二つ目は、特定検診・保健指導などに対応するために、健康長寿課に保健師を1名増員して体制の強化を図りました。保健師は、健康長寿課に4名、子育て支援課に2名、福祉課に2名になります。三つ目は、職員研修充実のため、鳥取県自治研修所に職員を1名派遣します。四つ目は、管理職員数の削減に取り組んでいます。平成20年度の4月1日時点では、課長補佐以上の職員は68名で、4年前には83名いましたが年次的に削減を図りました。引き続いて、現在の職員の体制で良好な市民サービスの提供に努めていきます。
 従来、職員定数は319名でありましたが、平成16年度に269名に削減するという条例改正を行っており、すでに定数をクリアしました。良好な市民サービスを提供するために、どの程度の職員定数が必要か人事サイドで検討してきました。今後、現在の260名前後の職員数で市民サービスを提供していこうと思っています。
境港市人事異動[pdf:54KB]

質疑応答

【記 者】採用が9名で、退職が7名であるが、職員数が2名減となるのはどうしてか。
【市 長】今回の内示では、退職者が7名となっていますが、年度途中に3名が退職しており、また自治研修所に1名派遣するので、11名の減で、採用の9名と差し引きすると全体で2名の減となります。
【記 者】職員数は正規職員だけか。
【市 長】正規職員だけです。
【記 者】一般事務嘱託職員は、増えているか。
【市 長】現在7名ですが、1名増員しまして、合計8名の一般事務嘱託職員になります。
【記 者】早期退職は何名か。
【市 長】年度途中の退職者を合わせた10名のうち、定年退職が2名です。
【記 者】フェリー航路の就航時期が遅れた件についてはどう思いますか。
【市 長】県の方からの情報では、5社で出資をすることになっていたが、なかなか調整がつかなかったということで、秋以降にずれ込むと聞いています。特に中心となる「大亜グループ」の会長は実現に強い意欲を持っています。引き続いて県と協調してこの実現にむけて取り組んでいきます。5社の中に韓国の大手旅行会社の「HANAツアー」が入っているが出資参加しなくなりました。しかし、このルートを使った旅行商品の販売には協力するということは確認できています。
【記 者】心配はないか。
【市 長】心配はしていません。どういった船を使用するかという点で意見の調整ができていないようですが、実現に向けて調整していくという意思を県の出納長が確認しています。この航路の開設の条件として、来年の3月までに就航するということですので、それまでにはクリアしていくものと思っています。
【記 者】市長としてはどのような船が希望か。
【市 長】当初から、貨客船ということで話を聞いておりまして、物の交流だけでなく、人の交流が実現できればいいなと思っています。
【記 者】現地訪問は検討しているか。
【市 長】県と協調して、必要があれば境港市だけではなく、中海市長会や経済界とそういった働きかけをしていきたいと思っています。
【記 者】4月1日からハローワークが移転するがスムースに移行できるか。
【市 長】保険給付の手続き等の機能が若干落ちますが、求人等の機能は前よりアップします。市民の皆さんにご不便をかけないようにわれわれも協力してスタートしたいと思っています。



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