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第1回米子空港周辺地域活性化対策協議会(平成19年6月1日開催)

◇日時   
 
平成19年6月1日(金) 15:00~16:20

◇場所
 
境港市役所 第1会議室

◇出席者
 
(委 員)
永井忠志会長  権田淳一副会長  木村博司委員  川本英樹委員  角 昇委員
湯中義人委員  武良 洋委員   小川末吉委員  角本洋介委員  角 至委員
渡辺明彦委員  南條可代子委員  永井 章委員     

※ 欠 席:  足立清二委員   安田正志委員  長谷正信委員 

(国土交通省 境港湾・空港整備事務所)
梶副所長  松本先任建設管理官  

(鳥取県 米子空港整備室)
梅田室長  坂本主幹

(境港市)
武良建設部長  宮本管理課長  岡嶋管理課長補佐  灘土木係長  永井港湾空港対策室長


◇内容

1 開 会
2 会長挨拶
3 建設部長挨拶
4 議 事

 滑走路延長事業及び関連プロジェクトについて、国土交通省より説明。
  ・飛行場用地造成工事
    H19年夏ごろから現地工事
  ・市道外浜線付替え工事
    H19.7末の完成予定。8月1日の供用開始を目指したい。
    下水道センター入口付近の一時迂回は、H19.7上旬に終了予定。
  ・市道中浜33号線改良工事
    H19.6中旬に現地着手予定。同月下旬には、水路移設完成予定。
    H19.7末に道路完成予定。
  ・JR境線付替え工事
    H19夏ごろから現地着手予定


 関連プロジェクトについて、鳥取県より説明。
  ・県道付替え工事
    H19.8ごろから市道外浜線との交差部分に着手予定。

  ・防音堤造成工事
    土砂搬入しながら形成中。
  
  ・財ノ木踏切り統廃合
    財ノ木第一踏切りと第二踏切りを統廃合し、第一踏切りを幅員4mに整備。
    H19年度は、用地買収と工事を計画。


 地域振興計画の状況について、境港市より説明。
  ・H18年度末47%の進捗率。
  ・H19年度実施予定事業
    市道側溝等の整備(竹内町・渡町)
    市道中浜33号線の拡幅(小篠津寺前踏切~中浜駅踏切)
    新屋町上の川までの水路の新設(設計)



( 質 疑 )

(委  員)
 市道中浜33号線の工事は、当初、H18年度末に完成の予定と聞いていた。工事が中断し、6月から工事再開との説明。中断の原因はなにか?
(国 交 省)
 昨年12月に地元説明会を開催し、水路に蓋をかけるということで地権者と耕作者から了解をいただいた。今年の3月に、JR中浜駅行違い設備設置の関係で再度地元説明会を開催した。その際、土地改良区から「蓋付き水路は不可」との意見が出された。
 このため、「水路を開渠にする」との方針をまとめ、改めて地元説明を実施した。説明会では、施工方法についても意見が出されたため、施工方法を検討していた。最近になって、施工方法がまとまった。6月11日に現地に入り、翌日に工法試験。問題がなければ13日から工事着手の予定。
 H19年度工事となるため、入札手続きもあり時間を要した。
(会  長)
 工事の中断ではなく予算関係で時間を要した?
(国 交 省)
 水路の構造が変更になり見直しを行った。
(会  長)
 説明を聞いていると、水路を暗渠から開渠にしたための中断と理解したが?中断した原因は地元にあるのか?
(国 交 省)
 調整不足ということになる。
 JR中浜駅行違い設備設置に関し、ホームのバリアフリー化のためスロープと手摺を作る。
 このために、JR施設が当初の計画より約25cm市道側へ膨らむこととなった。膨らむ箇所の延長は約30m。この区間の水路を暗渠として市道幅員を確保してはどうかと地元説明をさせてもらった。この案に了解いただいたと理解していた。
 その後、JRの詳細設計が2月14日に完成し、市道側への膨らみが26.5cm、延長が約38mとわかり、地元へ説明に伺った。このとき、「水路の暗渠化不可」とのことであり、設計の見直しを行い水路を開渠とした。
(会  長)
 問題は解決し、6月から現地へ入るということ?
(国 交 省)
 地元の要望どおりということになるので・・・
(委  員)
 JRホームのバリアフリー化等の問題は、当初から盛り込み済として計画され、その計画を地元へ説明し合意を得るものではないのか?
 地元は納得していないとの声も聞くが?
(委  員)
 用地契約完了後に26.5cm足りないとの問題が出てきたから、おかしなことになっている。小作人に対する補償がされていないとも聞いている。地権者への用地買収は終わっていても、小作人に対する補償が終わっていない。工事に協力するために、畑の一部を作付けしないでいる。そのあたりに不満があるようだ。
(委  員)
 工事にあたっては地元への説明と合意が大切。
(国 交 省)
 4月25日に説明会を行い、水路は開渠とすることで合意をいただいたと考えている。
(会  長)
 地元合意はできたとの解釈?
(委  員)
 市道を4mへ拡幅する計画なのに26.5cm市道の幅員が狭くなる。交通安全の点から大丈夫かと心配をしている。
(委  員)
 空港新駅から空港ビルまでのアクセス方法が検討されていると思うが、いつごろにはっきりするのか?また、県道から空港新駅への進入方法は?
(鳥 取 県)
 5月29日に米子空港活性化検討会が開催され、「全区間平面」「県道横断部のみ歩道橋」「全区間立体歩道」の三案の中から「県道横断部のみ歩道橋」がいいのではないかと方向性が示された。県道から空港新駅へのアクセスは、財ノ木踏切りの統廃合により幅員4mの踏切りを整備し、空港新駅へ結ぶ計画としている。県道は中央分離帯が設置してあり、米子方面からの車両は空港新駅に入れない。
(会  長)
 決定事項か?
(鳥 取 県)
 地元へ提示をし、こういった方針で検討が重ねられているところ。決定ではない。
(境 港 市)
 県から提示を受け、これから検討していくところ。
(会  長)
 決定すれば図面を提示してほしい。
(委  員)
 市道中浜33号線拡幅の予定は?
(境 港 市)
 行財政改革の中で見直しを行った事業だが、中浜駅周辺については安全対策の観点から事業を実施した。付近には保育所があり、登園降園の時間帯は混雑し危険。市道中浜33号線の拡幅により車両の通行を確保する必要があると判断した。
 中浜駅から空港新駅までの間については、空港新駅周辺の道路形態を見ながら総合的に判断しなければいけないと考えている。市道中浜33号線の拡幅により、通過交通の増は困るとの意見や、一方では拡幅整備すべきとの意見もある。地元の意向を十分調整しながら、市の方針を固めていく必要があり、現段階でこれ以上の説明はできない。
(委  員)
 滑走路延長事業が市民へ与える影響という点からの工事課題と、工事進捗の状況は?
(国 交 省)
 全体事業費が115億円となっているが、これはJR地下化案の時の数字。JR平面迂回となった事業費について、現在検討されているところ。115億円をベースとすれば、H18年度末で約26%程度。
 課題としては、未買収地への進入路確保の問題がある。市道外浜線の付替えにより、新たな進入路を確保する。また、6月10日から市道外浜線沿いの電力供給が現道から新道へと振り替えられる。現道の夜間照明をソーラー式に切り替える方向で協議中。付替え後の市道外浜線と交差する市道についても、境港市と協議中。
 市道中浜33号線のJR沿いに電柱があり、中浜駅に行違い設備を設置することにより電柱の移設が必要となる。これについても、境港市と協議していきたい。
 有田川とJRとの交差部分は暗渠とする。
 飛行場内の工事では夜間工事が実施されるので、周辺の方へ迷惑がかからないように配慮する必要があると考えている。
(委  員)
 皆さんが納得できる資料の提示をお願いしたい。
(委  員)
 渡町の市道側溝整備について、測量・設計が予定されている。八幡川の下流部は大雨が降ると溢れる。側溝の水を、八幡川へ流さないようお願いしたい。
(境 港 市)
 八幡川へ集中させる方式ではなく、緩和するよう設計をすることとしている。
(委  員)
 空港新駅や周辺道路の形態等、全体像が決まっておらず、「滑走路延長事業大丈夫か?」との感じを受ける。急ぎすぎた結果、地元に各事業の説明を行ったとたんに同意を求めるといったことが起こりはしないかと心配している。専門的な知識を持ち合わせていないので、各事業の案を検討するのにも時間が必要。過去にも「できるだけ早く返事を!」とのことがあった。故意に遅らせているのではない。
 以前の会議でも同様のお願いをした。地元が考える時間を与えてほしい。
 計画の全体像が決まれば、早く示してほしい。
(会  長)
 前回の協議会で、JR境線の遮断機が降りる時間が長いとの質問があった。鳥取県がJRに確認するとのことだったが。
(境 港 市)
 鳥取県より回答があり、委員の皆さんに送付した。JR高速化に伴い、従来よりも遮断機が降りる時間が長くなった。ご迷惑をお掛けしているが、安全運行のためご理解とご協力をお願いしたい旨の内容だった。
(委  員)
 国の資料に、「市道中浜33号線工事のお知らせ」があるが、自治会への回覧をされるのか?
(国 交 省)
 回覧を考えているが、6月12日の現地における工法試験の結果がよければ13日から着手の予定。
(会  長)
 事業の進捗がよくわかるような資料・説明をお願いして閉会としたい。

( 閉 会 )


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