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第1回下水道料金等審議会(平成25年11月11日会議録)

【日 時】
平成25年11月11日(月) 14:00~15:10

【場 所】
境港市役所 第3会議室

【出席者】
(委員)
熊谷昌彦委員(会長)、永井忠志委員(職務代理者)、松本彰委員、足立利昭委員、
佐々木積弘委員、権田淳一委員、長榮善二郎委員、山本博敏委員、渡邉はるみ委員、
永井美央委員、
前田香代子委員、武良慈美委員、堀田真弓委員
以上13名(欠席:1名)
市)
安倍副市長、木下建設部長、松本下水道課長、遠藤課長補佐、松本課長補佐、
佐々木課長補佐、黒田主幹

【日 程】
開 会
市長あいさつ(代理 副市長)
委員紹介
4.会長選出及びあいさつ
5.会長職務代理者選出及びあいさつ
6.諮 問
7.議 事
  公共下水道使用料の見直しについて
8.閉 会

【会議内容】

◆会長選出
事務局より熊谷委員を推薦、全会一致で熊谷委員が会長に選出
熊谷会長より職務代理者に永井忠志委員を指名

◆諮問
諮問文書「公共下水道使用料の見直しについて(諮問)」を、副市長から会長に手渡し
諮問[pdf:48KB]

 
◆議事
公共下水道使用料の見直しについて、事務局から説明
公共下水道使用料の見直しについて[pdf:175KB]

参考資料[pdf:562KB]

◎質疑応答
(委員)
一般家庭の使用水量の平均はどのくらいか。
(市)
2か月分の実績で37.4立方メートルになる。
(委員)
10%への税率引き上げの話があったが、まだ決定ではないので、国の方針が決まった段階でもう一度審議会を開催して検討すべきだと思う。
(市)
法律上は10%の改定は決まっているが、国が予定通り実施するのかが確定していない。
事務局としては、あらかじめ10%への改定に備えた使用料の改定案を審議いただきたいと考えている。
(委員)
消費税と地方消費税の合計を使用料で徴収するが、このうち国の消費税部分を市が国に対して納付するのか。
(市)
消費税と地方消費税は国が徴収することになっており、地方へは国から配分される。
消費税は申告によって納付することになるので、境港市も税務署に申告して消費税と地方消費税を合わせて納付している。
(委員)
下水道の未接続の場合の取り扱いはどうなるか。
(市)
下水道に接続しない場合には罰則もあるが、全国的にもほとんど適用されていない。
現在、訪問や文書送付により下水道接続を働きかけている。
(委員)
未接続の人の分は申告に入っていないのか。
(市)
消費税は、納めていただいた使用料に対してかかるので、未接続の人は申告の対象にならない。
未接続対策には特効薬はないので、地道に接続勧奨することが必要と考えている。
(委員)
消費税率が上がったとき、境港市が増税分を使用料に反映しないとしても増税分を支払わなければならない義務が生じるので、増税分を引き上げざるを得ない。
引き上げしない場合、収入から身を削って納税する必要が出てくるので、当然の改定だと思う。
10%への改定については確定していないので、確定した段階でもう一度審議会を開催する方法や、10%の引上げが想定されているので、予定通りならこうすると決めておいて、下水道使用料に軽減税率などの措置があったときに対応する方法などの決め方があると思う。
8%の改正の場合、国の経過措置の関係で7月請求分から新税率を適用すると説明があったが、7月請求分とはいつからいつまでのものか。
(市)
7月請求分は、原則4月の検針から6月の検針までのものが対象となる。
(会長)
海外では、日常生活に関わるものの税率はあまり上げずに、高級品の税率は上げているところがある。
下水道料金は日常生活に関わるので上げないという方向もあるかもしれない。
政府の方針によって、例えば軽減税率を適用して税率を下げるとなったときには審議会を開催して検討することになるのか。
(市)
今回の審議会で、10%の見直しに関するご意見をいただいた場合、10%の範囲に収まるのであれば、例えば軽減税率が適用されることになっても、ご審議いただいたものとみなして、国に合わせた改正をしたいと考えている。
(会長)
そういう事でなければ、10%で決めておいて後から軽減税率が適用となった場合、合わせることができない。
下水道を接続したところから使用料をいただいて、接続していないところは得をするというのでは困るという意見があったが、何らかの対応が必要ではないか。例えば給食費ですら払わない例があり、国や県もだが、そういうことを考えないといけないところに来ているのではないかと思う。
(委員)
受益者負担金を払わない人があるか。
(市)
受益者負担金の滞納はあるが、割合としては少なく、市税並みの割合であり、皆さんご理解いただいてお支払いいただいている状況だが、個別の家庭の経済的な事情などによって滞納となっているものがある。
(委員)
そういった家庭では、工事費用がかかるので下水道の接続もできないと思うが、境港市ではその割合が高くないのか。
(市)
他市と比べて特に問題となるような割合ではないと思っている。
(委員)
自分の家は一般的な家庭だと思うが、家族3人で45から65立方メートル程度使用している。
水道の使用水量イコール下水道の使用水量になるのであれば、本当に平均が40立方メートルになるのか疑問がある。
庭に水をまいて下水道に流れなくても下水道使用料がかかるが、井戸水を使っている場合には、下水道に流れても水道の使用水量には入っていない。
以前、井戸水を使っている場合は申告をすることになっていると聞いたが、平均40立方メートルは少なく感じる。井戸水の使用は反映されているか。
(市)
最近は核家族化などもあり、独り暮らし世帯も増えてきているが、そういう世帯では20立方メートル以下のところも多く、全体で平均すれば40立方メートル程度になっている。
井戸水を使用している場合、家の外だけで使用している場合などを除き、井戸水の使用状況を勘案して使用料を請求させてもらっている。
下水道接続工事の完了時に、工事をする指定業者が使用水の種類を確認して、完成届に記入のうえ提出してもらっている。
40立方メートルには井戸水分も含まれている。
(委員)
平成26年度に消費税率の改定によって使用料が改定になり、平成27年度も同様に改定されることが見込まれるが、平成28年度にも平成25年の引上げから3年経つので改定をすることになるのか。
(市)
平成28年度に使用料の引上げをするということでなく見直しなので、引上げをしないことを含めて検討することになる。
現在、境港市は周辺市と比較しても使用料が高めになっているので、そういうことも考慮して検討する必要があると考えている。
(会長)
皆さん8%への引上げについては止むを得ない、常識的なことだと判断されたと思いますので、この内容で答申したいと思いますがいかがでしょうか。(全員意義なし)
それでは、10%への引上げに関して皆さんのご意見はいかがでしょうか。
(委員)
法律上、10%は決定していて、その後の変更はあり得るとの事と、平成28年度に見直しを行なうということを考えれば、負担が大きくなると思うので、事前にこういう可能性があるということを周知しておく必要があると思う。
(会長)
10%になった場合の対応をあらかじめ決めておく方法と、正式に決まってから審議会を開催して決める方法があると思うが、もう一度事務局の考えを示してもらいたい。
(市)
今回は8%への条例改正を行い、10%については国の方針が決定した後で再び条例改正を行なうことになるが、事務局としては10%の取り扱いについても今回の審議会でご意見をいただきたいと考えている。
8%の改正も10%の改正も法律改正に基づくものであるため提案をさせてもらった。
この場合でも、利用者に不利益となるような改正内容であれば審議会に諮っていきたいと考えている。
(委員)
平成28年度に使用料の見直しがあるのであれば、平成27年度に審議会が開催されると思うが、10%の見直しの時期と同時期にできるのではないか。
(市)
10%の見直しを国がどの段階で発表するか不明な点があるが、事務的には改正の半年前程度には決定する必要があり、タイムラグが生じると考えている。
(委員)
10%に対する意見を答申に出せば文書化されることになる。
仮定の話だけでは住民の納得が得られないのと思うので、改正が決まった時点で審議会を開催すべきである。
(委員)
同感であり、ひとつひとつ片づけていく方がいいと思う。
結論が先でなく、これはこう、これはこうといった具合に、8%、10%それぞれに検討した方が分かりやすいと思う。
(会長)
他にご意見がないようですので、8%の改正については問題ないが、10%については改正内容が確定してから、再度審議会を開催して検討するということで了承いただけますでしょうか。(全員意義なく了承)
※休憩後、答申書案を配布
(会長)
答申書案をご覧いただきましたが、この内容でよろしいでしょうか。(全員意義なし)
◆答申
会長が答申文書「公共下水道使用料の見直しについて(答申)」を読み上げた後、副市長に手渡し
答申[pdf:81KB]



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