
「第18回 認知症になっても安心して暮らせるまちづくり市民大会」を開催しました(令和7年(2025年)9月20日開催)
講師:広島国際大学 総合リハビリテーション学部 教授 大井 博司氏
テーマ「高齢者のまちづくり活動 社会参加や地域貢献活動
~自分もみんなも健康寿命を延ばす素敵な仕組みとは~」
昨年度に続いて、大井教授をお招きして講演会を開催しました。当日は、楽しくも学びのある講演会に250人の参加があり、大変好評でした。
昨年度に続いて、大井教授をお招きして講演会を開催しました。当日は、楽しくも学びのある講演会に250人の参加があり、大変好評でした。

「社会参加」が大切
大井教授は講演の中で、「ココロとカラダを維持するためには社会参加の場が重要。」「もし認知症になっても社会参加が必要である。」と話されました。
また、「『周りのため』が『自分のため』となり、お互いに優しい人間関係を作ることは、結果的に『老いること』に対する不安を軽減することになる。幸・不幸は伝染する。」とも話をされ、認知症になっても安心して暮らしていけるためのまちづくりについて一人ひとりが考えるきっかけとなりました。
また、「『周りのため』が『自分のため』となり、お互いに優しい人間関係を作ることは、結果的に『老いること』に対する不安を軽減することになる。幸・不幸は伝染する。」とも話をされ、認知症になっても安心して暮らしていけるためのまちづくりについて一人ひとりが考えるきっかけとなりました。

本市の活動報告
保健師と認知症予防自主サークルから2つのグループが代表して小学生との認知症サポーター養成講座の様子や自主サークルの活動内容などについて話をしました。
認知症になってもサークル活動に楽しく参加しておられることや、サークル活動が20年以上続いており、新しい人も増えていることなど報告され、参加者は関心をもって聞かれていました。

小学生からの認知症予防
本市では、認知症予防事業として小学4年生に高齢者疑似体験と認知症サポーター養成講座を行い、認知症について理解を深める取り組みを続けています。
市内の小学校の活動を展示し、多くの方に見ていただき、活動について知る機会となりました。
市内の小学校の活動を展示し、多くの方に見ていただき、活動について知る機会となりました。

参加者のアンケート
講演や活動報告を聞いて、社会参加をしていることの大切さや皆様の活動のすばらしさを改めて感じるきっかけとなっておられました。
【アンケートの紹介】
・社会参加が重要だと実感した。みんなで誘い合ってどんどん社会参加したい。
・認知症になっても社会参加できるように、周りの人の理解とサポートでやさしい社会の中で生きられるようになってほしい。
・認知症になっても社会参加することで、病状が進んでいない。元気に活動を続けておられる姿に感動!勇気をもらった。
・小学生も学習してすごい、誰もが理解することが大切。
・サークル活動が20年以上継続し、新しい人が増えていることに感激、みんなイキイキしている。これからも続けてほしい。

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