令和6年10月定例記者会見(10月30日開催)
市長記者会見録
まず、Sea級グルメ全国大会についてです。
全国にみなとオアシスが165カ所指定されていますが、大会の会場は、そのオアシスの中で手を挙げて、会議で認めてもらって決定する流れであります。今回は境港大会に決まったところです。この165カ所のオアシスの中から、今回は32カ所のオアシスが参加いたします。
境港大会では、自然環境に配慮した運営と、環境意識の向上に寄与し、港を核とした持続可能なまちづくりに貢献するということとしています。具体的には、「海の環境にやさしい境港」と、「夢みなとエリアの創造」を掲げて開催をするものであります。期間は11月9日、10日です。いろいろなオアシスから出展して、売価は300円から600円程度となっております。
各エリアの開催内容ですが、境夢みなとターミナルの駐車場がメイン会場で、これがSea級グルメのエリアであります。そして夢みなとタワーから夢みなと公園までの間がサブ会場で、朝市エリアにしているところです。朝市エリアは地元を中心に43の出店がある予定です。
このグルメのイベントに付随して、Sea級グルメのエリアでは、海の環境保護をPRする関係で、会場で使用するプラスチック食器の再資源化の実演、これはケミカルリサイクルのことですが、同じ素材で統一した食器を皆さんが使うことで、ごみは皆さん出すわけですけど、そのごみは当然また再利用するということにしておりますので、わかりやすい実演や紹介もするようにしています。
また、海上自衛隊「はやぶさ」の一般公開、日産自動車のEV電力の活用展示、日本たばこ産業の「ひろえば街が好きになる」という運動の紹介や、実際にごみ拾いもする予定としています。
加えて、境港総合技術高校によるマグロの有効活用の展示や、能登半島の品物を販売してその売り上げを寄附に回すというような取り組みも合わせてするようにしております。さらに、国土交通省の港湾業務艇「はくしゅう」で、境港の港湾の見学会もする予定にしております。
夢みなと公園のエリアは、朝市エリアに43者が出店しますが、それに加えてBMXの体験や紹介などのXスポーツの場も設けているところです。それぞれのステージではステージイベントがありますし、夢みなとターミナルの西側の道路の辺りは、ストリートパフォーマンスをするエリアとなっております。
以上が概要でありますが、この大会では来場者数5万人を見込んで、メディアの皆さんにも非常に協力をいただいて、現在、直前のPRを一生懸命しているところであります。
なぜ環境に配慮した大会にしたかというと、境港は脱炭素先行地域にも指定された地域でもあり、また海洋プラスチックごみが今非常に問題になっていますが、いち早く環境問題に取り組んでいるというところもあり、しっかりと境港から海を守るという情報発信をしていきたいという思いで、環境もテーマに取り入れたところであります。
駐車場等の対策については、3000台以上一般駐車場を確保しているところであり、JR境港駅と会場をつなぐ無料のシャトルバスは20分から30分間隔で、運行する予定にしております。
次に、境港市のオリジナルふるさと納税返礼品第2弾についてです。前回、妖怪の影絵を投影する妖怪影絵ガラス投影板という水木さん関係の境港市オリジナルの返礼品を出しました。寄附額が30万で返礼するものです。皆さんのPRのおかげで、今現在5個限定だったものが4件の申し込みがあったところであります。そして今回紹介する返礼品は、鬼太郎デザインのマンホールです。水木しげるロードの車道に13カ所、鬼太郎のデザインのマンホールがありますが、実物は直径が60センチとかなり大きいので、ひとりではなかなか運べません。したがいまして、返礼品は、レプリカとして直径が42センチのものであり、飾り台もセットで用意しているところであります。今回の寄附額は50万円で、限定5つです。重さは17kgで重たいですが、何とか持てます。デザインはマンホールと同じものを使っています。水木さんのファンや鬼太郎ファンの人に寄附をいただきたいと思いますし、ふるさと納税の話題作りとして境港市に注目をしていただきたいというのが一番の狙いです。
この頃、寄附額が4億円前後であり、ふるさと納税の増額を図っていきたいと思っていますので、引き続きマスコミの方のご協力をよろしくお願いいたします。寄附の受付開始は10月30日からを予定しております。参考ですが、令和5年度は約1万8700人の方から、3億7000万円のふるさと納税の寄附がありました。
水木しげるロードには7種類の鬼太郎たち妖怪をデザインした公共桝蓋があるので、今回の返礼品が好調であれば、次は公共下水道の公共枡を第3弾として検討してもいいのかなと考えているところです。
全国にみなとオアシスが165カ所指定されていますが、大会の会場は、そのオアシスの中で手を挙げて、会議で認めてもらって決定する流れであります。今回は境港大会に決まったところです。この165カ所のオアシスの中から、今回は32カ所のオアシスが参加いたします。
境港大会では、自然環境に配慮した運営と、環境意識の向上に寄与し、港を核とした持続可能なまちづくりに貢献するということとしています。具体的には、「海の環境にやさしい境港」と、「夢みなとエリアの創造」を掲げて開催をするものであります。期間は11月9日、10日です。いろいろなオアシスから出展して、売価は300円から600円程度となっております。
各エリアの開催内容ですが、境夢みなとターミナルの駐車場がメイン会場で、これがSea級グルメのエリアであります。そして夢みなとタワーから夢みなと公園までの間がサブ会場で、朝市エリアにしているところです。朝市エリアは地元を中心に43の出店がある予定です。
このグルメのイベントに付随して、Sea級グルメのエリアでは、海の環境保護をPRする関係で、会場で使用するプラスチック食器の再資源化の実演、これはケミカルリサイクルのことですが、同じ素材で統一した食器を皆さんが使うことで、ごみは皆さん出すわけですけど、そのごみは当然また再利用するということにしておりますので、わかりやすい実演や紹介もするようにしています。
また、海上自衛隊「はやぶさ」の一般公開、日産自動車のEV電力の活用展示、日本たばこ産業の「ひろえば街が好きになる」という運動の紹介や、実際にごみ拾いもする予定としています。
加えて、境港総合技術高校によるマグロの有効活用の展示や、能登半島の品物を販売してその売り上げを寄附に回すというような取り組みも合わせてするようにしております。さらに、国土交通省の港湾業務艇「はくしゅう」で、境港の港湾の見学会もする予定にしております。
夢みなと公園のエリアは、朝市エリアに43者が出店しますが、それに加えてBMXの体験や紹介などのXスポーツの場も設けているところです。それぞれのステージではステージイベントがありますし、夢みなとターミナルの西側の道路の辺りは、ストリートパフォーマンスをするエリアとなっております。
以上が概要でありますが、この大会では来場者数5万人を見込んで、メディアの皆さんにも非常に協力をいただいて、現在、直前のPRを一生懸命しているところであります。
なぜ環境に配慮した大会にしたかというと、境港は脱炭素先行地域にも指定された地域でもあり、また海洋プラスチックごみが今非常に問題になっていますが、いち早く環境問題に取り組んでいるというところもあり、しっかりと境港から海を守るという情報発信をしていきたいという思いで、環境もテーマに取り入れたところであります。
駐車場等の対策については、3000台以上一般駐車場を確保しているところであり、JR境港駅と会場をつなぐ無料のシャトルバスは20分から30分間隔で、運行する予定にしております。
次に、境港市のオリジナルふるさと納税返礼品第2弾についてです。前回、妖怪の影絵を投影する妖怪影絵ガラス投影板という水木さん関係の境港市オリジナルの返礼品を出しました。寄附額が30万で返礼するものです。皆さんのPRのおかげで、今現在5個限定だったものが4件の申し込みがあったところであります。そして今回紹介する返礼品は、鬼太郎デザインのマンホールです。水木しげるロードの車道に13カ所、鬼太郎のデザインのマンホールがありますが、実物は直径が60センチとかなり大きいので、ひとりではなかなか運べません。したがいまして、返礼品は、レプリカとして直径が42センチのものであり、飾り台もセットで用意しているところであります。今回の寄附額は50万円で、限定5つです。重さは17kgで重たいですが、何とか持てます。デザインはマンホールと同じものを使っています。水木さんのファンや鬼太郎ファンの人に寄附をいただきたいと思いますし、ふるさと納税の話題作りとして境港市に注目をしていただきたいというのが一番の狙いです。
この頃、寄附額が4億円前後であり、ふるさと納税の増額を図っていきたいと思っていますので、引き続きマスコミの方のご協力をよろしくお願いいたします。寄附の受付開始は10月30日からを予定しております。参考ですが、令和5年度は約1万8700人の方から、3億7000万円のふるさと納税の寄附がありました。
水木しげるロードには7種類の鬼太郎たち妖怪をデザインした公共桝蓋があるので、今回の返礼品が好調であれば、次は公共下水道の公共枡を第3弾として検討してもいいのかなと考えているところです。

質疑応答
【記者】
今回のマンホールについて、鬼太郎ファンだったら、たまらないものだと思うのですが、その点について改めて一言もらってもいいでしょうか。また絵柄についてはどうですか。
【市長】
妖怪影絵に続いて、境港市ならではのふるさと納税返礼品でありますので、しっかりとマスコミの方に報道していただいて、境港の注目度を上げるということで、話題づくりに協力をいただきたいと思っています。
絵柄については、以前からよく使われている人気のある一反もめんに鬼太郎が乗っているというデザインでありますので、ファンの方にとっては非常に親しみのあるデザインであると思っています。
【記者】
ふるさと納税について抱負をお願いします。
【市長】
この頃は4億円前後で横ばいの状況であります。しっかりと話題を境港に集めてふるさと納税額のアップに繋がっていけばと思っています。
【記者】
コアなファンの人へのアピールをお願いします。
【市長】
限定5つでなかなか手に入らないものであるので、コアのファンの方にはしっかりとゲットしていただきたいと思っています。
【記者】
現在、13カ所に鬼太郎デザインマンホールがあるということですが、13カ所とも同じデザインでしょうか。
【市長】
そうです。
【記者】
色も一緒でしょうか。
【市長】
色も一緒です。
【記者】
重さはどのくらいですか。
【市長】
レプリカ版は17キログラム。実物は44キログラムです。
【記者】
マンホール蓋は、コレクターとかいらっしゃいますよね。
【市長】
まちのPRになるので、全国の市町村のほとんどが、オリジナルのマンホールを作っていると思います。そのため、マンホールのコレクターはいると思います。
【記者】
選挙についてですが、県内は、小選挙区でこれまで勝ってこられた現職の2人とも出られましたけど、全国情勢と合わせて、どういう感想を持たれましたでしょうか。
【市長】
鳥取1区2区は、やはり石破総理と赤沢大臣ということで追い風もあった選挙結果にはなっていると思いますが、2区では現職の国会議員が1人減ったということで、残念なところはあります。しっかりと鳥取県の地元国会選出議員の皆様には引き続き、鳥取のため、境港ためにしっかりとご支援をいただきたいと思っております。
また、自民党、公明党の政権与党が過半数割れということになったので、これからどうなるのかまだわからないところもありますが、自公政権が続くということであれば、選挙期間中に訴えられた日本創生、地方創生、防災や人口減少対策にしっかりと取り組んでもらうことが、境港のまちづくりに資することになるので、人口減少対策などしっかりと取り組んでいただきたいと思っています。
【記者】
具体的に境港市として、特にこれから訴えたいところ、伝えていきたいところはどういうところですか。
【市長】
個別案件としては、当然、米子-境港間の高規格道路の早期着手です。米子-境港間の高規格道路にしても、境港-出雲道路にしても、中海宍道湖圏域の8の字ルートの整備促進には力添えをいただきたいと思いますし、港湾整備の方も昭和南の新しいコンテナターミナル、岸壁の要望をずっと続けております。是非とも令和7年度には着工の予算措置となるよう要望活動にも力を入れていきたいと思っております。
あとは、地方創生の予算が増額になって本当に自治体が使いやすい交付金になるのか、というところに注目をしています。
【記者】
原発についてですが、一番鳥取県内では近隣ということで、安全に対して思いがより強いと思うのですが、再稼働が近づいた中で所見をお願いいたします。
【市長】
中国電力と国、具体的に言うと原子力規制庁と経済産業省と内閣府に対して要望したところでもあります。
中国電力では、安全第一に再稼働に向けて今しっかりと準備をされています。安全対策工事の方は、私自身も現場確認をして、ある程度の安心感をもっているところでありますが、動かすのは人であります。中国電力では12年間も原発を稼働させていないので、運転に携わってない職員の方も多くいます。安全への教育も含めて原子力発電所の運営をしっかりとやっていただきたいと思います。また、小さなヒューマンエラーがしばしばありますので、こうしたヒューマンエラーがないように徹底して、安全文化の醸成に不断の努力をしていただきたいと思っております。
【記者】
鳥取県や米子市と共同することは別として、個別の問題とか案件があった場合、一自治体として、中国電力に対して意見を言っていくっていうようなことはありますか。
【市長】
これまでと変わらず、鳥取県と米子市と一体となって物を申していくという姿勢に変わりはありません。その中で、境港市としての意見は、県の方に申し上げて、そして三者で調整して、まとめて意見を出していく体制です。
【記者】
なるほど。その方がしっかりと提言できるということですね。
【市長】
安全協定も三者で結んでいますし、物を申すときも従来どおり三者でということであります。
【記者】
避難について改めてどうでしょうか。
【市長】
広域避難計画については、国の方で認めてもらった計画です。自治体としては当然、実効性を高めていくっていうことが一番であります。境港市で言えば、毎年、避難計画の住民説明会をしながら1人でも多くの人に避難計画を理解していただいて、万が一事故が起きたときに落ち着いて行動できる市民を増やしていかないと実効性は高まっていかないと思っています。これは地道に取り組んでいきたいと思います。
【記者】
鳥取県や米子市と、首長として共同して何か安全を求めるような行動とかもやっていく予定でしょうか。
【市長】
安全対策工事の方は、鳥取県知事と米子市長と共に現地で確認をしております。再稼働については、首長として特段現地に行くというようなことは今現在考えていないです。
しかしながら、随時、職員が立ち入って確認するということはしていきます。
【記者】
24時間、365日安全について常に言い続けるしかないですね。
【市長】
毎年、安全文化醸成のために、誓いの鐘を鳴らされますが、その鐘の音をひとときも忘れないように職員全員、協力会社の職員も含め、忘れないようにしてくださいということを常に中国電力に言っております。
【記者】
ちょっと話題変わりまして、水産物の水揚げについてどうでしょうか。
【市長】
ほぼ昨年並みで101%。水揚げ金額は若干1%ぐらい下がっている状況です。
ただ、もう10万トン超えていますし、おそらく200億円も超えると思います。
今回のマンホールについて、鬼太郎ファンだったら、たまらないものだと思うのですが、その点について改めて一言もらってもいいでしょうか。また絵柄についてはどうですか。
【市長】
妖怪影絵に続いて、境港市ならではのふるさと納税返礼品でありますので、しっかりとマスコミの方に報道していただいて、境港の注目度を上げるということで、話題づくりに協力をいただきたいと思っています。
絵柄については、以前からよく使われている人気のある一反もめんに鬼太郎が乗っているというデザインでありますので、ファンの方にとっては非常に親しみのあるデザインであると思っています。
【記者】
ふるさと納税について抱負をお願いします。
【市長】
この頃は4億円前後で横ばいの状況であります。しっかりと話題を境港に集めてふるさと納税額のアップに繋がっていけばと思っています。
【記者】
コアなファンの人へのアピールをお願いします。
【市長】
限定5つでなかなか手に入らないものであるので、コアのファンの方にはしっかりとゲットしていただきたいと思っています。
【記者】
現在、13カ所に鬼太郎デザインマンホールがあるということですが、13カ所とも同じデザインでしょうか。
【市長】
そうです。
【記者】
色も一緒でしょうか。
【市長】
色も一緒です。
【記者】
重さはどのくらいですか。
【市長】
レプリカ版は17キログラム。実物は44キログラムです。
【記者】
マンホール蓋は、コレクターとかいらっしゃいますよね。
【市長】
まちのPRになるので、全国の市町村のほとんどが、オリジナルのマンホールを作っていると思います。そのため、マンホールのコレクターはいると思います。
【記者】
選挙についてですが、県内は、小選挙区でこれまで勝ってこられた現職の2人とも出られましたけど、全国情勢と合わせて、どういう感想を持たれましたでしょうか。
【市長】
鳥取1区2区は、やはり石破総理と赤沢大臣ということで追い風もあった選挙結果にはなっていると思いますが、2区では現職の国会議員が1人減ったということで、残念なところはあります。しっかりと鳥取県の地元国会選出議員の皆様には引き続き、鳥取のため、境港ためにしっかりとご支援をいただきたいと思っております。
また、自民党、公明党の政権与党が過半数割れということになったので、これからどうなるのかまだわからないところもありますが、自公政権が続くということであれば、選挙期間中に訴えられた日本創生、地方創生、防災や人口減少対策にしっかりと取り組んでもらうことが、境港のまちづくりに資することになるので、人口減少対策などしっかりと取り組んでいただきたいと思っています。
【記者】
具体的に境港市として、特にこれから訴えたいところ、伝えていきたいところはどういうところですか。
【市長】
個別案件としては、当然、米子-境港間の高規格道路の早期着手です。米子-境港間の高規格道路にしても、境港-出雲道路にしても、中海宍道湖圏域の8の字ルートの整備促進には力添えをいただきたいと思いますし、港湾整備の方も昭和南の新しいコンテナターミナル、岸壁の要望をずっと続けております。是非とも令和7年度には着工の予算措置となるよう要望活動にも力を入れていきたいと思っております。
あとは、地方創生の予算が増額になって本当に自治体が使いやすい交付金になるのか、というところに注目をしています。
【記者】
原発についてですが、一番鳥取県内では近隣ということで、安全に対して思いがより強いと思うのですが、再稼働が近づいた中で所見をお願いいたします。
【市長】
中国電力と国、具体的に言うと原子力規制庁と経済産業省と内閣府に対して要望したところでもあります。
中国電力では、安全第一に再稼働に向けて今しっかりと準備をされています。安全対策工事の方は、私自身も現場確認をして、ある程度の安心感をもっているところでありますが、動かすのは人であります。中国電力では12年間も原発を稼働させていないので、運転に携わってない職員の方も多くいます。安全への教育も含めて原子力発電所の運営をしっかりとやっていただきたいと思います。また、小さなヒューマンエラーがしばしばありますので、こうしたヒューマンエラーがないように徹底して、安全文化の醸成に不断の努力をしていただきたいと思っております。
【記者】
鳥取県や米子市と共同することは別として、個別の問題とか案件があった場合、一自治体として、中国電力に対して意見を言っていくっていうようなことはありますか。
【市長】
これまでと変わらず、鳥取県と米子市と一体となって物を申していくという姿勢に変わりはありません。その中で、境港市としての意見は、県の方に申し上げて、そして三者で調整して、まとめて意見を出していく体制です。
【記者】
なるほど。その方がしっかりと提言できるということですね。
【市長】
安全協定も三者で結んでいますし、物を申すときも従来どおり三者でということであります。
【記者】
避難について改めてどうでしょうか。
【市長】
広域避難計画については、国の方で認めてもらった計画です。自治体としては当然、実効性を高めていくっていうことが一番であります。境港市で言えば、毎年、避難計画の住民説明会をしながら1人でも多くの人に避難計画を理解していただいて、万が一事故が起きたときに落ち着いて行動できる市民を増やしていかないと実効性は高まっていかないと思っています。これは地道に取り組んでいきたいと思います。
【記者】
鳥取県や米子市と、首長として共同して何か安全を求めるような行動とかもやっていく予定でしょうか。
【市長】
安全対策工事の方は、鳥取県知事と米子市長と共に現地で確認をしております。再稼働については、首長として特段現地に行くというようなことは今現在考えていないです。
しかしながら、随時、職員が立ち入って確認するということはしていきます。
【記者】
24時間、365日安全について常に言い続けるしかないですね。
【市長】
毎年、安全文化醸成のために、誓いの鐘を鳴らされますが、その鐘の音をひとときも忘れないように職員全員、協力会社の職員も含め、忘れないようにしてくださいということを常に中国電力に言っております。
【記者】
ちょっと話題変わりまして、水産物の水揚げについてどうでしょうか。
【市長】
ほぼ昨年並みで101%。水揚げ金額は若干1%ぐらい下がっている状況です。
ただ、もう10万トン超えていますし、おそらく200億円も超えると思います。
