伝染性紅斑(りんご病)にご注意ください

 令和6年(2024年)12月11日付で、県内全域で伝染性紅斑警報が発令されました。伝染性紅斑警報の発令は、令和元年12月以来となります。
 今後も大きな流行が継続するおそれがありますので、手洗い、消毒等の感染予防を徹底しましょう。

参考:伝染性紅斑/とりネット/鳥取県公式サイト

伝染性紅斑とは

 伝染性紅斑とは、発しんを主症状としたヒトパルボウイルスB19による感染症で、感染経路は患者の咳やくしゃみなどによる飛沫感染と手などを介した接触感染です。頬がりんごのように赤くなることからりんご病とも呼ばれます。
 症状は、両頬に赤い発しん、手・足や体に網目状の発しんがみられ、1週間前後で消失します。発しんが出現する7~10日前に、微熱や風邪のような症状がみられることが多く、この時期に最もウイルスが排泄されます。発しん出現時にはウイルスの排泄はほとんどなく、感染力はほぼ消失しています。

感染予防のために

・手洗い、消毒等を徹底しましょう。
・風邪のような症状がある場合は、咳エチケットを心がけましょう。
・妊娠中(特に妊娠初期)に感染した場合、まれに胎児の異常(胎児水腫)や流産が生じることがありますので、周囲で患者発生がみられる場合は、妊娠中あるいは妊娠の可能性のある女性は、できるだけ患者との接触を避けるよう注意してください。
・症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

問い合わせ先

境港市健康づくり推進課 地域保健係
(TEL)0859-47-1042
(FAX)0859-47-1112



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