将来子どもを産み育てることを望む小児・ＡＹＡ世代のがん患者等が希望をもってがん治療に取り組めるように、将来子どもを出産できる可能性を温存するための治療にかかる費用の一部を助成します。

○ＡYA世代とは？
　「Adolescent　and Young Adalt」(思春期および若年成人)の頭文字をとった略語で、15歳～30歳代を指します。

○妊孕性温存とは？
　抗がん剤治療を行う前に、卵巣を凍結保存させたり、未受精卵（卵細胞）を採取して凍結保存することで、がん治療後にお子さんを希望される際に温存した卵巣や卵子を溶解し、妊娠につながるように治療に用いることが可能となります。

１．対象者　次のすべてに該当する方が対象です。

妊孕性温存療法	温存後生殖補助医療
１）鳥取県小児AYA世代のがん患者等の妊孕性温存療法研究促進事業補助金の交付を受けた者	１）鳥取県小児AYA世代のがん患者等の妊孕性温存療法研究促進事業補助金の交付を受けた者
２）他の自治体等において本補助金と同様の追加助成を受けていないこと	２）他の自治体等において本補助金と同様の追加助成を受けていないこと
３）境港市税に滞納がないもの	３）境港市税に滞納がないもの
４）境港市暴力団排除条例（平成23年境港市条例第14号）第2条第1号に規定する暴力団、同条2号に規定する暴力団員またはこれらの利益につながる活動を行い、若しくはこれらと密接な関係を有する者でない者	４）境港市暴力団排除条例（平成23年境港市条例第14号）第2条第1号に規定する暴力団、同条2号に規定する暴力団員またはこれらの利益につながる活動を行い、若しくはこれらと密接な関係を有する者でない者
	５）申請時に夫もしくは妻のいずれか一方又は両方が境港市内に住所を有している者

２．補助内容

妊孕性温存療法	温存後生殖補助医療
1回の治療につき、鳥取県妊孕性温存療法補助金の対象となる妊孕性温存療法に要した費用から鳥取県が交付した補助金額を控除した額または5万円のいずれか低い額。	1回の治療につき鳥取県温存療法後生殖医療補助金の対象となる治療に要した費用から鳥取県が交付した補助金額を控除した額または5万円のいずれか低い額。

３．申請方法
次に掲げる書類を添付して提出してください。

妊孕性温存療法	温存後生殖補助医療
１）境港市小児・ＡＹＡ世代のがん患者等の妊孕性温存療法等治療補助金交付申請書兼請求書（妊孕性温存療法補助金）様式第１号	１）境港市小児・ＡＹＡ世代のがん患者等の妊孕性温存療法等治療補助金交付申請書兼請求書（温存後生殖補助医療補助金）様式第２号
２）鳥取県小児・ＡＹＡ世代のがん患者等の妊孕性温存療法研究促進事業承認決定及び交付額確定通知書の写し	２）鳥取県小児・ＡＹＡ世代のがん患者等の妊孕性温存療法研究促進事業承認決定及び交付額確定通知書の写し
３）鳥取県小児・ＡＹＡ世代のがん患者等の妊孕性温存療法研究促進事業にかかる証明書（妊孕性温存療法実施医療機関）の写し	３）鳥取県小児・ＡＹＡ世代のがん患者等の妊孕性温存療法研究促進事業参加申請書兼実績報告書（温存後生殖補助医療分）の写し
４）鳥取県小児・ＡＹＡ世代のがん患者等の妊孕性温存療法研究促進事業に係る証明書（原疾患治療実施医療機関）の写し	４）鳥取県小児・ＡＹＡ世代のがん患者等の妊孕性温存療法研修促進事業に係る温存後生殖補助医療証明書（温存後生殖補助医療実施医療機関）の写し

＜申請・お問合せ先＞
境港市役所　健康づくり推進課
ＴＥＬ：０８５９－４７－１０４１