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令和5年3月定例記者会見(3月24日開催)

市長会見要旨

 4月1日付けの人事異動であります。異動の内容として、今年は組織の改正をしております。主要課題に対する取り組みを強化させることと市民にわかりやすい名称に少し変更しているというようなところであります。本年度の当初予算の時にも言いましたように、デジタルトランスフォーメーション(DX)とグリーントランスフォーメーション(GX)を推進するというようなところもございます。
最初に、DXを推進するために新しくDX推進課を作りました。本年度末、DX推進計画を策定した。これを着実に、一つずつ進めていくためにDX推進課を新設するものであります。それに伴ってDX推進係を新設しております。
それと2番目に、重要な政策課題への対応を全庁的に調整推進するために、旧地域振興課の名前を変えて、総合政策課ということにして、まちづくり総合プランや総合戦略を着実に進めるということで、政策企画係と名前を変えてしっかりと人口減少対策や産業振興など、新たな施策の企画立案や課題の解決に取り組む体制にしております。それと、総合政策課の自治振興係は、従来ふるさと納税を持っていた企画の係と自治防災係の持っていた自治会の部分を一緒にして、振興係を新しく改変したところであります。
それと防災危機管理課は、自治会を離して、きちんと大規模な自然災害や、原子力防災に特化して、専門的に全庁的な防災対策を推進する、調整役を果たす部署というふうに変えております。
それと秘書課の方に、広報広聴の事務を持ってきております。私のいろんな政策であったり、いろんなことをしっかりと秘書課がきちんと伝えるというような形にして、全庁的にしっかりと的確に、迅速に情報発信をする体制を整えたいということで広報広聴係を新設するものであります。
それと環境ごみ対策課です。これは旧環境衛生課でしたが、ちょっとわかりにくいので、親しみやすく、わかりやすい名前に変えるものであります。ここの部署は、GXをしっかりと全庁的に調整推進する課として、脱炭素推進室としており、係を室に変えて、脱炭素社会の実現に向けて、取り組む体制をとるということであります。
それと旧健康推進課ですが、これもわかりやすい名前の健康づくり推進課にします。これまでは、後期高齢者や国民健康保険の保険事業が、検診やったり保健指導やったりもしていました。また、介護予防の方で、栄養指導であったり運動指導であったり、そういうところをしていましたけれど、検診推進や保健指導をここで一本化して、健康寿命の延伸を図るという体制にしております。あとは、従来の保健係ですが、各地区保健師が担当した部署ですので、わかりやすく、地域保健係というふうに名前を変えたところであります。
それと建設部の建築営繕課の方ですけれど、これは公共施設の適切な維持管理によって、長寿命化を図ったりとか、公共施設ストックマネジメントというようなところを専門の技術職員を集めて、電気、建築、機械、そういう専門職が一つになって、この公共施設の適切な管理に努めるということであります。
それで、今回の組織の改編によって、今現在は6部25課57係ですけれど、これが新しく6部26課59係であります。課はDX推進課が一つ増えます。係は、広報広聴係とDX推進係と検診推進室が増えるわけですけど、従来の自治防災係がなくなるので差し引いて、2つ増えるという形になります。
それと職員の異動規模ですけれど、79名であります。昨年度は少し多かったですが、その前の年は、ほぼ80でしたので、ほぼ例年通りの異動ということであります。今回は、部長が3人退職するということもありまして、部長級の異動も4人あります。昇任が3人、配置換が1人でございます。それに伴って、次長が部長になったということもあり、次長級も昇任5人、配置換が1人というような形になったところでございます。














質疑応答

【記者】
 今回の組織改編について、主要課題に対する取り組み強化と市民にわかりやすい名称変更ということで、改めてその新年度予算も含めまして、こういった取り組みをするなどの意気込みや、こういったことを成功させるためにこうしたっていう気持ちを聞かしてください。
【市長】
23日に議会が終わり、次年度4月1日からスムーズに事業に着手執行できるような体制をとりたいというふうに思います。それと、5年度予算だけじゃなくて、4年度の事業を行って、きちんとこの5年度で検証をして、次の6年度の予算編成に向かうというようなところも、組織を変えて、体制を新たにしたところであります。今年度はもう予算がもう決まっているので、それを執行していくわけですけど、これも効率的にいつやるのが、一番費用対効果が上がるのかっていうところをきちんと検証して、翌年度につなげていくということにしていきたいなというふうに思います。それと当然、まちづくり総合プラン、総合戦略をしっかりと着実に進めることが一番大事だというふうに思います。しっかりとこの組織改編で、取り組んでいきたいというふうに思います。
【記者】
令和5年の総職員数が3人減の248名ということですが、その中で、新たなDX推進課を持つことになって、係の方も2つ増の状況だと思うんですが、各部の職員数というのは特に変更ないのでしょうか。
【総務部長】
退職者が増えて、すべての部署に職員充足することが今はできておりません。現在、7月を目度に採用予定を進めておりまして、その採用がうまくいけば、通常の250人くらいの人数で、各部もまわせる状態になります。3ヶ月間は、少し人が不足している状況ですが、それを補充するために会計年度任用職員とか、そういった職員の方に、従事してもらおうというところでございます。
【記者】
この度の採用が9名ですが、いわゆる新卒採用なんかもいらっしゃると思うのですが、9名のうち何人が新卒採用者でしょうか。
【市長】
新卒採用者は6人です。それで先ほど総務部長が言ったように、7月採用に向けては、令和4年度も社会人枠で採用試験を行いました。その形で、社会人枠で中途採用したいというふうに思っております。
【記者】
今年は例年通りの異動数で、昨年の異動数が多かったとのことですが、昨年多かった理由は何だったでしょうか。
【総務部長】
経験年数とか、毎年本人にいろんな意向とかも調査しており、そういったことも勘案して、人事を行い、結果として少し多くなったものであります。




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