「不育・不妊治療」について境港商工会議所と意見交換しました

企業から様々な意見をいただきました

境港市では、令和4年6月6日、境港商工会議所と政策懇談会を行い、「不育・不妊治療」をテーマに意見交換しました。企業の方々からは、現状や今後の取り組みについて様々なご意見をいただきましたので紹介します。

◇企業 : 経営者・管理者ともに不妊治療等に対する助成制度やその実態について充分な知識を持っていなかった。男性が育児休暇を取ること自体もまだ浸透していないような状況。不妊治療等を行う従業員に対して企業として行うべき内容を理解し、周知することから始めたい。

  市 : 不妊治療に対する社内の制度が整っている企業は全体の1割に満たないという国の調査結果もあります。企業においては、仕事と不妊治療を両立させるための環境づくりが開始されたことを企業全体の皆さんに知っていただき、社内の雰囲気をつくりあげることからと考えています。 

◇企業 : 不妊治療は普通のことで健康診断と同じようなものだという意識を持ち、双方がオープンに言える環境と周りの理解が大切。特に、隠すことなく、体調の悪い時は休んでいいという意識づけができるようなアプローチをしたい。

◇企業: 不妊治療などは、誰にも起こりうることであり、双方がネガティブにとらえず、理解しあえることが大切。さらに、堂々と言える環境を作ることが大切だ。

  市 : 企業において、実情を踏まえて様々な思いをもっていただき、それを実現させるために動きだしていただくことが大変重要と考えておりますので、ご協力をお願いします。

※その他 :生命保険会社では、不妊治療等にかかる療養も保険対象になる場合があるようです。詳細については、ご自分が加入されている保険会社にお問合せください。

引き続き、企業と市が連携して、産み育てやすい職場づくりを進めていきます。



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