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令和4年4月定例記者会見(4月26日開催)

市長会見要旨

 今日の定例記者会見は「地元で買おう!食べよう!さかいみなと応援券」の配布についてであります。

今年に入り、オミクロン株の影響で、非常に感染者数も多くなっております。地域経済と市民生活を下支えする上で、第3回目となりますが食事にも、買い物にも使える応援券です。
 今年の4月15日時点で、住民登録している全市民の約33,000人に配布するものであります。4月15日時点というのは、転入転出が落ち着く時期を起点にしているものであります。
 1冊5,000円分。500円が10枚綴りになっており、1枚ずつ使っていただくものであります。応援券の発送時期は、4月末から5月上旬。これは、ゴールデンウィークで境港市は観光客の方等で混み合うところもあるため、混雑が落ち着いてから使用していただくことを考え、この時期に送付するものであります。利用の期限は10月31日になっております。
 事業費としては、約33,000人×5,000円。1億6,500万円と経費が1,000万円ほどあり、1億7,500万円ほどを見込んでいるところであります。
 取り扱い店舗は、358店舗。飲食店が3分の1、その他が3分の2という内訳になっております。

 過去2回実施した「ふるさと応援地域振興券」事業の実績について、第1弾目は令和2年4月に全国に緊急事態宣言が出された影響が大きいということで行ったものです。第2弾目は令和2年の12月末に、GoToトラベルが一時停止となり、また、境港市で2件のクラスターが発生し、経済が冷え込んだこともありまして、この振興券を出したものです。

 境港市独自のオミクロン株対策について
 1番目の「境港市事業継続緊急支援金」は、オミクロン株の影響のある事業者を支えるための緊急の支援金であり、これは令和4年2月補正で予算をつけたものです。
 国の事業復活支援金では、売り上げの50%以上減、または30%から50%減が必要となっており、県の方は、30%以上の売り上げ減少に、飲食と全業種の2種類、支援しております。境港市は国と県でも届かないような15%から30%未満も含めて、支援をしていくというものであります。
 2番目に、教育旅行の誘致促進事業として、修学旅行等の教育旅行について学生たちに1,000円の商品券を出して誘客を図るものであります。状況は、4月21日現在で1校実施。今後の予定が11校となっております。
 簡単ですが、以上で説明を終わります。


質疑応答

【記者】
 当市の応援は3回目ということで、第1弾、第2弾の利用率が98.69%は高いと思います。今回の応援券は市民の方に、どのように利用してほしいですか。
【市長】
 500円ずつの応援券となっておりますので、10月までの間で自分の都合の良いタイミングで食べてもいいし、買ってもいいしという非常に使いやすい応援券です。しっかりと100%使っていただけるようにPRしていきたいと思います。
【記者】
 売り上げが減少している飲食店もある中で、今回の応援券の効果についての狙いを教えてください。
【市長】
 市民の方が、市内のお店を利用することで、地域経済の下支えにもなると思っております。国、県、市全ての支援をしっかり活用して、事業継続、事業復活をやっていただきたいと思っております。また、自治体ですので大きな支援はできないですけど、スピード感を持って、時機を逃さないようやっております。第1弾、2弾のときもでしたが、応援券も事業支援の給付金も素早い対応で、事業者の方々から好評を得ています。
【記者】
 生き残りが厳しい事業者もいるのでは。
【市長】
 境港市は、飲食店に限ってではなく、コロナの影響は全業種におよんでいると思っております。特に境港市は水産業の町ですので、例えば魚が売れなければ、仲卸さんたちも大変になります。従来から、全業種に対して応援をして、しっかりと市内の雇用も守っていただくと考えながら、行っております。




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