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令和4年2月定例記者会見(2月22日開催)

市長会見要旨

 司会が申し上げたように、3月市議会の方で付議する議案について説明をさせていただきますが、議案としては、人事案件が2件、令和3年度の補正予算7件、令和4年度当初予算7件、条例が7件、その他2件の25件でありますけれど、説明させていただくのは、補正予算と当初予算について説明をしていきたいというふうに思います。
 最初に、令和3年度補正予算でありますが、この総括表を参照していただければというふうに思います。
 この補正予算の総額は、6億151万8000円であります。
 補正後の予算額は220億2116万6000円とするものであります。
 この中で、新型コロナウイルス感染症の対策分としましては、2億523万7000円であります。今、米子市、境港市と、オミクロン株で市中感染急拡大の特別警報も出ましたけれど、その関係で、市内の事業者、市民生活、非常に影響を受けておりますので、地域経済や市民生活の下支えをするということからも、全市民に買い物や食事の際に使用できるさかいみなと応援券1人5000円のものを全員に配布するというものであります。
 それが、この補正予算の主なものであります。
 令和4年度の当初予算についてでありますけれど、当初予算については、この皆さんに配布している緑色の令和4年度予算の概要、これに基づいて説明をさせていただきます。
 最初に、1ページ目をお開きいただきたいというふうに思います。
 令和4年度の境港の予算については、今、まちづくり総合プランを策定して、先日答申をいただきましたけれど、5年間の市政運営の基本となる、方向性を打ち出している境港まちづくり総合プランに基づいて「日本海オアシス都市、笑顔あふれる日本一住みたいまち境港」の実現に向けて、関連する事業に重点的に予算を配分して編成したところであります。
特に喫緊の課題であります地球温暖化、それと海洋汚染の原因となる海洋プラスチック問題等の環境対策、それと昨年7月12日に時間雨量80.5ミリという豪雨に見舞われ、そのあとの長雨でも内水氾濫等を起こしておりますので、被害の多かった地区に浸水対策をしていくということであります。
 それと子育て支援など、人口減少対策には最大限の配慮をして編成しております。
 新型コロナウイルス感染症対策については、今、3月補正でも商品券のことを言いましたけど、2月補正でも、事業者に対して15%売り上げが下がったら一律10万円の支援金を給付するということにしていますけれど、それぞれ、この間はオミクロン株の市中感染ということでそういう対策を2月3月と、補正予算で打っているわけです。
新年度も、新型コロナウイルス感染症のその時々に応じて、スピード感を持って柔軟に対応していくということにしております。
 また、もうじき完成間近ですけれど、4月半ばには引き渡しを受ける市民交流センターが、いよいよ7月にオープンしますので、これを中心に市民とともに境港ににぎわいと元気を取り戻していきたいなという予算にもしております。
 それと財政運営の方については、市債の借り入れの抑制と、ふるさと納税を財源とした基金、これを有効活用すること、移住定住、これは例えば移住によって市民が増えれば市民税、夕日ヶ丘に家が建てば固定資産税、というふうに、移住定住策も進めて自主財源の確保を図るということで、引き続き未来にツケを回さない行財政運営を堅持していきたいというふうに思います。
 それと、一般会計の当初予算規模は、177億2000万円ということで、過去2番目の規模になります。
 令和3年度は、非常に新型コロナウイルス感染症対策や市民交流センターで非常に予算規模が大きかった、令和3年度当初予算197億円余に次ぐものであります。
 主な増減はこの表にありますように、プラスになるものは、清掃センターの解体及びストックヤードの整備事業がプラスの2億7000万円、再生可能エネルギー導入活用事業がプラス1億8000万円、というものであります。
 減少の項目は、市民交流センターの建築が終わりますのでこれが20億9000万円の減と、市民交流センターの図書の備品整備等の3億9000万円下がりますので、この表の増減でも、23億円ぐらいの減となりますので、主な要因がこういうところにあるというものであります。
 それと予算のポイント、重点項目としてしまして、1番から5番まで掲げています。
 「新型コロナウイルス感染症対策」、「持続可能な脱炭素社会の実現と自然との共生」、「市民生活に密着した都市基盤の整備と地域防災力の強化、充実」、それと「安心して産み育てられる環境づくり」、それと「市民交流センターを核とした学びと賑わいの創出」という、5項目に重点を置く編成となっております。
 2ページ目をお願いいたします。
 まず1点目の新型コロナウイルス感染症対策については、先ほど申し上げましたように、時期を逃さず、躊躇なく、取り組むということにしております。
 先ほど申し上げました、オミクロン株の急速な拡大により、2月補正で事業者の緊急支援、そして3月補正には全市民に買い物や食事のできる商品券、それと今、水木しげるロードには、結構修学旅行みたいな、学生たちの旅行が多いものですから、旅行に対して市内での消費喚起も含めて、クーポン券を配布していくという事業を3月補正に出しております。
 それと新型コロナワクチンの接種ですけれど、今3回目の接種も順調に進んでおります。
 3回目の接種が20%超えたぐらいです。
 それで、3月の1日からは、5歳から11歳の子供たちに接種券を送付することにしています。
 ワクチンの供給が、初回400回しか来きませんので、200人分を当初の接種券を送付ということになりますけれど、随時ワクチン供給に合わせて接種券を送付して、ワクチンの5歳から11歳の接種を進めていくということにしております。
 それと、学校、保育所等で、境港市も新型コロナウイルス感染症の陽性者が出ていますので、これは継続してきちんと感染予防対策をやっていくということ、それと事業者の利子補助なども継続して参ります。
 2点目に、持続可能な脱炭素社会の実現と自然との共生でありますが、昨年、令和3年2月にゼロカーボンシティ宣言を境港市もしました。
 これに向かって、環境対策をしっかりやっていくということにしております。
 自然との共生の部分では、海と海辺を守る事業も取り組んでいくということであります。
 まず、1のゼロカーボンシティ実現に向けて、遊休公有地を活用した太陽光発電設備の整備を行います。
 それと、太陽光発電システムの普及促進助成補助金は、今までは家庭に対するものでありましたけど、新たに事業所が設置するものに対しても補助をしていくということであります。
 それと3つ目は、熱交換の非常に良い太陽熱温水設備ですけど、これは市独自として補助を実施するものであります。
 また、環境基本計画は、今、もう取りまとめがほぼでき上がっておりますけれど、これを市民の方にしっかりと理解してもらって、自分ごととして考え、行動してもらうことにしていきたいと思いまして、わかりやすいダイジェスト版を作成して、啓発活動に使うということにしています。
 それと、海洋ごみ対策として、令和3年度からは市内2ヶ所で川にネットフェンスをつけて、プラスチックごみ等の回収していたわけですけど、これを3ヶ所にしていきます。
 あとは、漁業関係者に対しては、美保湾で海藻への食害がちょっとひどい状況で、磯枯れ等の原因になるウニの駆除をされたときの支援をするということもしていきたいと思います。
 それと3点目に、市民生活に密着した都市基盤の整備と地域防災力の強化・充実でありますけれど、先ほど申し上げた、内水氾濫対策として、総合的に全市、市街地も農地も含めて、全市の雨水管理総合計画の策定に着手をいたします。
 それと昨年、広く、冠水して内水氾濫の被害が多かった市道外江14号線周辺地域の雨水排水路の改修にも着手をいたします。
 それと、たびたび氾濫を起こしている矢尻川の周辺地域のためにですね、矢尻川の排水機能を高めるために、排水路、新たな雨水幹線の整備着手をいたします。それで矢尻川の排水能力が不足するところを解消していくというものであります。
 それと、地域防災力の強化の方では、原子力災害について避難計画を作って、従来からずっと7地区の公民館で、避難計画の説明会をしているわけですけれど、なかなか、市民の方に、広く、まだ避難計画を周知できてないというところもありますので、市内72に分けて、それぞれの地区が島根原発でもし万が一、事故が起きたとき、時系列ごとの自分の対応の仕方、例えば屋内退避をするとか、避難の時にはこのルートを使って、自分は鳥取市のなになに体育館まで避難するという、それぞれ地区ごとにわかりやすいリーフレットを作って、これをもって、住民説明会をまた、令和4年度もやりたいというふうに思っております。
 それと4点目に、安心して産み育てる環境づくりでありますけれど、公立保育園は3園ありますけれど、0歳を保育してない、0歳から就学前までの一貫保育をしてなかったものですから、要望の強い一貫保育園に対応するために、保育室の設備の改修を随時していきたいと思います。
 それと今、不妊治療の助成をずっと従来やっているのですけれど、国の方が体外受精等を保険適用しましたけれど、適用にならない先進医療等がまだまだありますので、そういうところを市独自で継続して支援をしていく、ということと、新たに不育治療、これも国は、保険適用等していませんけれど、これに新たに取り組むということにしております。
産後ケア事業の一環として、出産後4ヶ月までデイサービスをしていましたけれど、これを出産後1年までに拡大をいたします。
 それと、妊婦対象としていたインフルエンザの予防接種も産婦も対象にするということにしております。
 5点目、市民交流センターを核とした学びとにぎわいの創出ですけれど、市民交流センター、7月オープンに合わせて式典等々するわけですけれど、市民の方に利活用をしてもらうために、生涯学習の機会創出、講座であったり、中高生の居場所カフェであったり、演劇ワークショップであったり、市民参加のものをどんどんやっていきたいというふうに思いますし、市民の皆様が、交流センターの開館を記念して自分たちでやる事業も助成というか、使用料を免除したりして支援をして、市民の活動促進、利用促進を図っていきたいというふうに思います。
 それと交流センターの目玉でもあります図書館の充実でありますけれど、これは今まであまりやってこなかったビジネス支援などにも取り組みますし、要望の多かった、蔵書が非常に少ないということも言われていましたので、この辺も充実はしていきたいというふうに思いますし、それに伴って、司書の充実も図っていくことにしております。
 それで、3ページ目からは、令和4年度の主な取り組みを、3ページから15ページまで、載せております。それぞれ、これは、まちづくり総合プランに掲げている五つの目標に合わせた項目ごとに、1番から5番までそれぞれ掲げて主な事業を載せているところであります。参照していただきたいと思います。
 それと、16ページには、行財政運営の方針を挙げています。
 予算編成にあたっては、一番目に行政コストの削減ということで、従来通りの枠配分方式によって予算編成を行っていることと、公債費の適正管理ということで、令和4年度は、市債発行が9億6000万円ということで、対前年比1億2000万円の減であります。
 それと公債費、元利償還の部分ですけれども、これも令和4年度には前年より少々下がっておりまして、これも見込みでありますけど、令和10年度まで見込みを載せていますけれど、ずっと減少していくというような見込みを立てております。
 それと3番目に、基金の有効活用ですけれど、令和4年度は7億1600万円で、前年度より9600万円の減ということで取り崩しを減らしています。
 それによって、7億1600万円取り崩して、基金残高の状況が令和4年度末で若干2億5000万円近く減るようにはなっておりますけれど、これは決算時にはあまり取り崩さないような運営をしていきたいというふうに思っております。
 あと、20ページからは、一般会計予算の概要を載せておりますので、また後程参考にしていただけたらというふうに思います。
 以上簡単ですけど、令和4年度の予算について説明させていただきました。
 次に、報告事項の2点目であります。
 水木しげる先生生誕祭プレイベントについてであります。
 このイベントは、令和4年3月6日に生誕祭が、県の主催、市の協力でやりますけれど、その前日に境港市がやるイベントであります。
 3月5日土曜日に、ほんと短時間ですけれど行います。妖怪パレードの方も本当は予定していたのですけれど、ちょっと新型コロナウイルス感染症の関係で中止したものですから、水木しげる記念館の前庭で、ささやかなイベントになってしまいましたけど、内容的には鬼太郎音頭保存会の人たちと、綿貫ゆかさんに登場していただいて、鬼太郎音頭を踊ってオープニングを飾ると、これは見に来られている市民の方にも参加いただいて、みんなで祝いたいというふうに思います。
 それと、水木さんの奥さんである布枝夫人とお嬢さんである尚子さん、悦子さんが予定では3人そろってファミリーで来られる予定になっていますので、水木さんの生誕のお祝いメッセージをいただきます。
 NHKの朝ドラ、2010年にやったゲゲゲの女房ですが、これの松下奈央さんのメッセージはいただくことになっております。
 あと一方はまだちょっと、予定にしかなっていませんので、間もなく確定になったら発表があると思います。
 メッセージをいただいた後は水木ファミリーとともに、水木さんの生誕100年を祝う巨大ケーキ、縦が55センチ、幅横が80センチのケーキを用意して、みんなで食べるって訳にならんので、線香花火みたいなああいうものを立ててお祝いをすることにしております。
 それに合わせて、来場者の方にノベルティーとして、生誕100年の升と甘酒を400セット用意していまして、プレゼントをするということにしています。
 それとあと、パズルを100個用意しておりますけれど、これは水木しげるロード振興会の方たちがイベントを行う際に、賞品で使ってもらうのですが、振興会の方はゲゲゲの謎解きというイベントの時に使うというふうにおっしゃっておられます。
 その他市の方で、例えば市民交流センター絡みであったりとか、さかな関係のイベントであったり、そういう時の賞品に使っていって、水木さんの100周年を広くお祝いをする時のツールにしたいなというふうに思っております。
 あと、水木先生の100周年関連で、スケジュールを載せていますけれど、水木しげるロードで1月に100周年のペナントを皆さんと設置し、2月に米子鬼太郎空港内に境港の新しいプロモーションの看板というか、電照広告板、これもリニューアルしていきますし、市の職員の名刺も100周年バージョンに変えて、職員もPRするということです。
 それと、国道431号線に「境港市にようこそ」っていう看板がありますけど、これもリニューアルをします。
 それとあと、水木しげるロードから新しい市場までの案内看板も整備をすることにしていますし、時期は未定ですけれど、アニメで悪魔くんの放映が決まっています。
 時期は未定ですけれど、これに合わせて水木しげるロードの夜間演出照明の一つであります妖怪の影絵に悪魔くんとメフィストを新たに作って、テレビアニメ放映に合わせてお披露目をするというような予定にしております。
 また水木しげるロード振興会の方も、例年やっている土曜夜市であったりとか、ゲゲゲのクリスマスであったりとか、妖怪ハロウィンであったりとかに、生誕100年というバージョンにして行うというふうに言っておられます。
 その時は楽しみにしておいてください。
 以上簡単ですけど、生誕100年の関係の説明をさせていただきました。

質疑応答

【記者】
 新型コロナウイルス感染症にこういうふうに対応していく為の、こういう予算編成です、という大枠を教えてください。
【市長】
 新型コロナウイルス感染症に対しては、感染防止しっかりやるということで、これは学校や保育園、幼稚園、対策はそのままずっと継続するわけですけれど、市民生活とか地域経済の下支えは、例えば、一昨年年末から年始に境港市も飲食店でクラスターが2件起きた、その後にすぐ事業者の支援金を補正予算で組む、第5波が夏に起きた、その後すぐ事業者に対する支援金を組む、それでクラスターが起きたときには商品券も第2弾として市民の皆様にお配りした。ですから時期を見て、その状況において、どの支援策がいいのかというところは、議会とも相談しますし、商工会議所といつも連絡を密に取っていまして、どんなことがいいのかっていうことは、いつも産業部と商工会議所の方が意見交換しながらスピーディーに対応するということ、そういう体制は、令和4年度もきちんと同じように、やっていきたいというふうに思っています。
 ですから基本的には、感染防止対策をきちんとするということと、地域経済と市民生活の下支えをしっかりやる、この2点であります。
【記者】
 新年度の予算事業で、新型コロナウイルス感染症関連の事業が何件で、何円ぐらいかっていうのと、それ以外の新規事業やその事業数が分かればお願いします。
【財政課長】
 新型コロナウイルス感染症対策としまして、新年度予算に計上しているのが10事業で、金額としまして17億5397万3000円となっております。
 新規事業の数につきましては、令和4年度は62事業、7億2178万5000円です。
【記者】
 前年度の当初の新型コロナウイルス感染症関係と、今年の分との比較も教えてください。
【財政課長】
 新型コロナウイルス感染症対策、令和3年度は事業費が20億1870万2000円、前年対比としまして2億6000万円余の減となっています。これは主に新型コロナウイルス感染症対策として実施しております中小企業への貸付の預託金の償還が進んでおり、それが2億6000万円ほど減っておりますので、それが主な減の要因となっております。
 新規事業数は、令和3年度が71事業、金額として8億2108万1000円ですので、約1億円減っております。
 令和3年度につきましては、市民交流センターの開館に向けまして、備品整備等、いろいろ新事業がございましたので、 令和4年度についてはちょっと事業数が減っている状況でございます。
【記者】
 新規事業の中で全国に先駆けて取り組まれるものや、県内で初めてというものはありますか。
【市長】
 太陽熱温水器への補助をやっているのは、県内で境港市だけかもしれません。
【建設部長】
 雨水管理総合計画については、令和3年度に国土交通省がガイドラインに相当するものを示すことになっておりまして、令和4年度から着手する自治体っていうのは、かなり早い段階で着手するということで、農地も市街地も含めた市内全域での解析っていうのは、少なくともこの山陰地区では、おそらく一番早く着手するということになると思います。
【記者】
 過去2番目という規模ですが、市民交流センターでドンと落ちているにもかかわらず2番目というのは、やはり新型コロナウイルス感染症対策ですか。
【財政課長】
 予算規模の方ですけども、やはり新型コロナウイルス感染症対策で17億円ほど組んでおりますので、こちらの方でかなり予算規模の方が膨らんでいるような状態です。ですので、市民交流センターの建設費が落ちましたけれども、引き続き新型コロナウイルス感染症対策が17億円組んでおりますので、新型コロナウイルス感染症がなかったころや市民交流センターがなかったころに比べますとちょっと予算規模が膨らんでいる状況でございます。
 ちなみに、予算の概要33ページに、これまでの予算規模をつけておりますが、令和元年度から市民交流センターの建設が始まっております。令和3年度に過去最高を記録したのですが、市民交流センターの建設に加えまして、令和3年度から新型コロナウイルス感染症対応が始まったものですので、令和3年度が過去最高、令和4年度については、市民交流センターの建設費はなくなるのですが、引き続き、新型コロナウイルス感染症対応を計上しておりますので、平成の30年度代ぐらいと比べますとその分だけ予算規模が膨らんでいるという状況でございます。
【記者】
 新型コロナウイルス感染症関係の17億円ですが、個別の事業を見ていくと企業自立支援事業が17億51万円で一番大きいということになりますか。
【市長】
 そうです。
【記者】
 これは何をする事業ですか。
【財政課長】
 新型コロナウイルス感染症の影響を受けている中小企業者に対しての融資制度を設けておりまして、その融資をする際に市や県が銀行の方に預託をしまして、そのお金を原資に融資をしておられるという制度です。
【記者】
 市民交流センターの開館というのが新規事業としては今回の目玉だと思うのですが、市民交流センター関連の新規事業をまとめるといくらになりますか。
【財政課長】
 1億2971万円になります。
【記者】
 原発のリーフレットは市内7地域ごとですか。
【市長】
 72地区です。
【防災監】
 実際入札すると数が前後っていうのはあるかもしれないですけれど、基本的に避難先をベースにするとそれぐらいの種類に分かれるという想定をしています。
 これは松江市を参考にしているのですけども、松江市は最終的な避難所までリーフレットに載せておりませんで、避難経由所っていうところまでですので、各地区の29種類のものなのですけど、うちは最終避難所まで、どうしても図面上にその避難所が集中していれば数が減りますし、分散していると増えるので、今のところそれぐらいの数を想定しているということです。
【記者】
 水木しげる記念館の改築関連ですが、進捗はどうですか。
【市長】
 水木しげる記念館の基本構想、基本計画は令和3年度着手して、取りまとめしているところでありますけれど、いろいろ検討課題が多く出てきまして、取りまとめが令和4年度にちょっと繰り越すということになります。
 それは、水木プロダクションともお話をして、いい計画を作るためには致し方ないということで。本当は、水木さんの生誕100年に合わせて発表したかったわけですけど、やっぱりきちんとした計画づくりをしたいということで、ちょっとずれ込んでいます。
【記者】
 水木しげるロード関連で、(仮称)妖怪ふれあい広場整備事業というのが新規ではいっているのですけど、ハード整備は水木しげるロードでは久しぶりかなと思うのですが、こちらにも書いてありますとおり、観光客だけじゃなくて市民の方が気軽に立ち寄れる場所ということで、どのような思いでこういう事業を始めるのか教えてください。
【市長】
 水木しげるロードは、2018年の夏にリニューアルが完成して、夜間の演出照明などで市民の方も水木しげるロードに出かけてくる機会が多くなっております。
 それで、市民の方がもっと水木しげるロードに出かけてきてもらいたいなと、子どもたちも昼間ちょっと水木しげるロードで、身体を動かすというか、せっかく駅前の公園があるのですけれど、なかなか子どもたちが遊べるスペースというかが少ないものですから、例えばぬり壁のボルダリングを作るだとか、そういうような、子どもたちに楽しんでもらえる遊具と、それとキッチンカーを入れられるスペースを作って、有名なキッチンカーが来ると、市民も楽しみに訪れてくれるのではないかなというようなところもあって、今コロナ禍で、結構キッチンカーは流行っていますので、そういうことで、市民にもっと水木しげるロードに出かけていただきたいなということで、公園整備の拡充みたいなことをしたいと思っています。
【記者】
 今回の予算編成の特徴と、改めてどういう思いを反映したのか、どういう予算だと表現できるかということ教えてください。
【市長】
 自分は選挙へ出るときから、本当に今、環境問題に取り組まないと、地球温暖化に伴って異常気象がこれだけ頻発している状態であります。それと、本当に海が汚れてきている、そういう思いが強いところがあって、しっかりと、今、地球温暖化と、海洋汚染の対策を、我々境港市だけでは本当に、ちっちゃな微々たるもんでありますけれど、海に囲まれて、自然豊かな境港市を次世代に引き継ぐためには、今我々がセグメントしてやらないといけないという思いを持って、そんなにそんなにお金が十分あるわけじゃないですけれど、これを一生懸命やりたいっていう、これは市民とともにやりたいなというふうな思いを持って、予算編成をさせていただきました。
 それと当然、市民の方の命を守るために新型コロナウイルス感染症対策はしますし、安心安全のためには昨年の豪雨、内水氾濫対策を、スピード感を持って取り組むということで、2本大きなハード事業に着手するということにしております。
 また、新型コロナウイルス感染症でもう本当に寂しい限りで、水木しげるロードはじめ、お客さんが非常に少なくなったということで、水木しげるロードそれと市場も新しく二号上屋が完成する、水産物直売センターもリニューアルオープンするというようなところを、しっかり水木とさかなをコラボさせてにぎわいを取り戻す、それに加えて市民交流センターを活用して、市民の元気を取り戻したい、というようなことで、にぎわいの回復という視点も力を入れているところです。
【記者】
 布枝夫人が来られるのは、いつ以来ですか。
【※会見後観光振興課回答】
 2018年7月14日、水木しげるロードリニューアルオープン記念セレモニー以来です。
【記者】
 生誕祭プレイベントの際には、妖怪たちは何体、誰が来ますか。
【観光振興係長】
 鬼太郎、ねこ娘、ねずみ男、砂かけばばあ、子泣きじじいの5体です。
【記者】
 3月8日に予定の生誕100周年お祝い看板について、サイズ感、デザイン、それと市役所本庁舎のどの辺りに設置予定か教えてください。
【市長】
 本庁舎の2階の屋外に、道路側、北側に向けて設置します。
【※会見後観光振興課回答】
 サイズは900mm×4000mmとなります。
 デザインは、水木しげる先生生誕100周年ロゴを使い「祝 水木しげる先生生誕100周年」とメッセージを添えたものになります。こちらにつきましては、デザインを含め、後日改めてお知らせいたします。
【記者】
 5日のプレイベントの時は、イメージとしてはケーキの周りに5体の妖怪と、布枝夫人、尚子さん、悦子さんが並ぶような感じですか。
【市長】
 そうです。
【記者】
 コロナ禍の前は、ケーキを毎年やっていたのですか。
【市長】
 そうです。
【記者】
 中国電力との協定改定案について、議会に示すスケジュールはもう決まっていますか。
【防災監】
 本日(2月22日)付けで、市長名で議会事務局長に改定案にかかる境港市議会における意見取りまとめについてという依頼文書を出しております。ですので、今後議会の方でこれについて議論する場面があろうかと考えています。



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