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令和3年8月定例記者会見(8月31日開催)

市長会見要旨

 皆さんお忙しい中、お集まりいただきまして、大変ありがとうございます。
 本日の定例記者会見は、9月議会の議案と、Sea級グルメ全国大会について、報告をいたします。
 まずは、9月の定例議会にあたってですが、議案については、人事案件が5件、予算が3件、条例4件、その他3件の15件であります。
 人事案件は、副市長の選任、教育委員、職員の懲戒審査委員の任命に関するものであります。
 続いて予算は、一般会計と下水道事業及び介護保険事業特別会計の補正予算を提案しております。
 最初に、一般会計の補正予算でありますが、25の事業で総額が2億813万5000円を増額して、補正後の予算額を200億1600万7000円とするものであります。
 このたびの補正予算は、新型コロナウイルス感染症対策、7月の豪雨対策、それ以外のものとであります。
 新規事業を中心に、主なものを説明させていただきます。
 まず、新型コロナウイルス感染症対策に係るものでありますが、境港市事業者応援給付金であります。全国的に今現在、緊急事態宣言と、蔓延防止等重点措置が、33の都道府県に発令されている状況であります。また県内でも、感染拡大が続いている状況であり、事業者の皆さんは長引くコロナ禍の中で、売り上げも減少等々、非常に影響を受けているという状況でありますので、年末年始に境港もクラスターが発生しましたが、その時すぐ対応したのが、この応援金でありますが、再度一律10万円の給付金の支給を、実施するものであります。これは7月以降の売り上げが、対前年、対前々年に比較して3割以上減少している事業者に対して、一律10万円を、応援金として給付するものであります。
 続いて、鳥取の県内の修学旅行支援事業であります。境港市の小学校6校の修学旅行が、今現在県内に変更して、10月、11月で実施する予定にはいたしておりますが、これで、保護者の経費負担を軽減するために、鳥取県の補助事業を利用して、この事業をするものであります。
 次は豪雨対策でありますけれど、7月12日に時間雨量80.5ミリという、想定外の大雨に見舞われました。そのあと、これは農林水産費ですが、白ネギ農家に対して、鳥取県と支援を実施するものであります。白ネギの栽培面積は、市内では64ヘクタールあるわけですけれど、冠水被害が49ヘクタールでありました。非常に、雨で畑が浸かって、そのあと、雨があがったら高温になるということで、軟腐病等、病気が非常に心配されるところであり、それと畝が長雨で下がってしまって、白い部分が少なくなるというような、被害が出ておりますので、この度は、防除対策として、殺菌剤を散布されております農家の方を県と市で支援をするというものであります。それと豪雨対策で、土木関係でありますが、7月12日の豪雨に続いて、台風9号、それと秋雨前線による長雨で、非常に、浸水等々の被害が出たというところ、被害状況、浸水に弱い部分というところが新しく出てきたところもありますので、これの対策として、中長期は来年度以降になりますけど、短期的に、台風シーズンにも入りますから、ポンプと発電機をそれぞれ15基整備して、応急対応に備えたいというものであります。
 続いて、水木しげる記念館の文化観光拠点施設機能強化事業であります。これは、5月25日に、文化庁からこの計画が、認定を受けたところでありまして、それに伴って、9月補正で、初年度事業実施をするというものであります。この拠点計画は、5年間で、総事業費を10億程見込んでおります。この内訳は、ここに文化観光拠点整備機能強化事業というところがあります。6点ほど書いておりますけど、その中で、当然今、水木しげる記念館を再整備するということでありますので、これの施設の整備、それと展示の中身の整備ということで、大体8億から9億近くがその整備事業に当たるわけですけれど、あとその他ソフト事業として、外国のインバウンド対応であったり、妖怪文化の伝承であったりというものを中心に、5年間で実施するものであります。うち、文化庁の補助金は、約1億4000万ほどであります。
 続いて、条例その他議案については、7件ございますが、主なものとしては、さかなと鬼太郎のまち境港ふるさと基金条例の一部改正をして、新たに企業版ふるさと納税制度を導入するものであります。
議案の第78号に、指定管理者の指定というふうにありますけれども、これは、境港市民交流センターが来年7月にオープン予定となっておりますので、令和4年4月からの3年間の指定管理の今候補者が決まりましたので、この度の議会で議決を頂くというものであります。指定管理候補者は、市内の株式会社きさらぎと松江の株式会社さんびるの共同企業体であります。
 議案の方は説明終わりまして、Sea級グルメ全国大会in境港でありますけれども、昨日、この実行委員会の開催をいたしました。実行委員会では、以前記者会見しましたように、10月の16日、17日、2日間で開催する予定でありました。会場は、境夢みなとターミナルの駐車場でありました。それで、国の指針や、米子の保健所の指導をもとに、例えば、全国からの出展者は事前にPCR検査をして陰性であることを確認するとか、夜間等々の外出は禁止、自粛をしていただく。それと来場者は、山陰両県に限定してやるとか、入場制限、人数制限するということで、計画をして準備をしておりましたが、そういう開催概要、それと全国からの出展者の状況等もご説明しながら、実行委員会で非常に議論がなされたところであります。それで結果的には、3月の延期という案もありましたけど、安全安心な全国大会にはならないじゃないかとか、全国からの来場者、出店者も見込めない、当然交流もできないというようなところもあって、令和3年度は中止ということになりました。
 それで今、令和4年度は、八幡浜市がもう決まっております。令和5年度は沼津市が決まっております。これは、境港市の令和2年度実施が令和3年度実施に、延期だったものですから一つずつずれてもらったということで、これ以上ずらしてもらうことも不可能でありますので、3年後の令和6年度に再度、誘致をするということで、みなとオアシス全国協議会の方には、昨日報告をし、要請もしたところであります。
 以上で説明は終わりたいと思いますが、ご質問がありましたらお願いします。


質疑応答

【記者】
 コロナの給付金は、7月以降3割以上減少っていうのは、前年からですか。
【市長】
 前年度か前々年度、去年か2年前と比べて売り上げが下がったらということです。
【記者】
 どっちかが減っていたらいいということですか。
【市長】
 そうです。どっちかでいいです。去年もコロナの影響を非常に受けているので、やっぱり前々年度と比べてじゃないと。
【記者】
 中小じゃなくて別に事業者っていうのは。
【市長】
 事業者は市内の大体1500近くありますけど、もう個人の企業であったり、法人であったり。全部一律10万。十分な額ではないですけれど、今は国の月次支援金とか、県のコロナ禍打破の応援金を周知して利用していただいてますけど、なかなか支払いが遅いとか、手続きがめんどくさいとか、いろいろあって。市は本当に単純で、すぐに支払いしますし、スピード感があっていいとは、今年の年末年始かけて1月から言われていますので、これを実施していくということです。
【記者】
 水木ロードの件は、今回の補正では何をするということですか。
【財政課長】
 今回の補正では、まず妖怪文化伝承事業としまして、妖怪文化伝承に必要な冊子を作成して、市内の小学校児童対象に妖怪文化に関する授業を行うこととともに、受講者を募集しまして、妖怪文化伝承講座を開催していくというところが1点目です。
 2点目が、ミュージアムネットワーク事業といたしまして、加盟施設を募りまして、文化施設資源の解説を掲載したガイドブックを作成していくというのが2点目です。
 3点目の事業としましては、妖怪文化情報発信事業としまして、この冬以降にフォトコンテストの実施を考えているというところで、それらに合わせる経費の方を今回補正計上というものです。
【記者】
その5カ年計画の最初がそれですね。
【市長】
はい。
【記者】
先ほどの事業者応援金ですけれど、いつ頃から受け付けをして、支給はいつ頃になりますか。
【財政課長】
9月議会に上程しますので、議決後できるだけ早めということで、10月の最初の方から受け付け開始できるようなスケジュールになると思います。
【記者】
 水木しげる記念館ですが、今年プランニングがあったと思うのですが、その辺との関係性はどうなのでしょうか。
【市長】
 水木しげる記念館の再整備は、この時間と同じ3時半から、再整備の基本構想、基本計画の策定委員会を今まさにやっているところであります。本年度中に基本計画まで作って、次の年に実施設計、次の年に工事、というようなスケジュールで取り組んでいきたいと思っています。
【記者】
 まだ議論中ということですね。
【市長】
 そうですね。
【記者】
 土地利用自体も含めて議論中ですか。
【市長】
 水木しげる記念館のあり方検討会で、現地で建て替えるということですので、それで、いろいろ今、策定委員会で議論しているところであります。ですからその中身もあり方検討会の中でも出ましたけれども、やっぱり水木先生の原画なんかの収蔵もきちんとして欲しいとか、そういう面もあって収蔵庫が欲しいとかそういう意見も出ていました。
 それとあとは、外国人対応も充実していかないといけませんし、その辺で議論はなされていくのではないかと思います。
【記者】
 人事案件で清水副市長再任ということなのですけど、再任にあたっての理由はなんですか。
【市長】
 副市長については、自分が就任して今1年が済みましたけれど、コロナワクチン接種の推進のプロジェクトであったり、空家対策の推進プロジェクトであったりの、当然リーダーをしていただいております。それとデジタルのワーキンググループを作って、デジタル庁も明日から発足しますけど、境港市役所もそれに遅れを取らないようにしていくというようなところもあって、そういうところもきちんとしていただくというところです。
 特にプロジェクトチーム、それと行財政の自分の片腕というか、担当という、そういう役割をしっかり担っていただいていますので、再任を提案するということです。
【記者】
 Sea級グルメが中止ということですが、開催を受けた時に市の方でも併催イベントというか、そういうものを計画されていたと思うのですが、それも一旦白紙ということになりますでしょうか。
【市長】
 そうですね。予選会みたいなものを、考えてやることにしておりました。Sea級グルメ全国大会が中止ということでありますけど、令和2年度も、代替イベントやキャンペーンをやったところでありますので、そういう代替の催し物について今、検討に入った、という段階であります。必ず何かやりたいと思っています。
 せっかく全国で150のみなとオアシスがありますけれども、その港の情報発信、PR等がまた今年もできないというのは、ちょっと寂しすぎるので、なにかしらそういうものをやっていきたいと思います。
【記者】
 今、具体的に何か、こういう方向性とか何かありますか。
【市長】
 今回、全国から応募が23店舗ありました。これは北海道から鹿児島までありましたけれど、せっかく出店の意向を示していただいたみなとオアシスについては、例えば抽選で、その港の特産品が当たるとか、そういうようなものを考えていきたいなというふうには、事務局の方では考えております。
【記者】
 指定管理の件ですが、選定段階で公表されているのかもしれないですけれど、交流センターの指定管理者を、きさらぎ・さんびる共同企業体に選定された理由はどういう理由ですか。
【副市長】
 審査員はそれぞれ点を持っているのですけれど、そのトップの点数を獲得されたということで、企画内容について、委員の皆さんが良いということを認められたということが一番の理由です。
【市長】
 市民交流センターは複合施設でありますので、市民参加の催し、イベントがきちんとできるだろうということと、毎日、市民の方が来て賑わいを作る、というような中身が、一番すぐれていたというところだと思います。
【記者】
 文化庁から、水木しげる記念館の方で採択されたということで、計画区域の図があるのですけども、これは水木しげる記念館を中心に、まさにまち全体をあげて、魚もあわせてなのでしょうけども、特に水木さんのコンテンツを中心にという事ですから、まち全体でという捉え方でよろしいですか。
【市長】
 水木先生の関係するもの、それと妖怪に関係するもの、それを全体で妖怪文化伝承とか、情報発信をする上で、水木しげる記念館が中心。あとは、正福寺であったり、いろんな関連する施設は、建物であったり、お寺であったり、妖怪に関するものがありますので、その辺で、みんなで連携して発信するというところであります。
【記者】
 夢みなとターミナルで先日フォーラムがあって、まち全体の妖怪のテーマパーク化も面白いじゃないかっていう様な話もあったのですけど、方向性としてはまち挙げて、水木さんの特色を、これまでよりも前面に打ち出すっていう考え方でよろしいですか。
【市長】
 提案の中で、商店街のお店も、水木しげるロードのお店も、社員の方から皆、妖怪の格好をして、トコトン妖怪でいけ、というような提案もございましたけど、そういうことも含めて、水木さんの妖怪文化をきちんと次世代に継承していく、妖怪文化を利用して活用して、観光振興に資するというような点を進めていく内容になっております。
【記者】
 一番わかりやすくいくと、どちらかというと、水木ロード中心に水木しげるだけだったエリアを、押しなべて広げていくってことは間違いないことですか。
【市長】
 エリアを広げていくということじゃなくて、妖怪をもっともっと活用して、文化的な発信をしなさいよというようなところを文化庁の方では、言われています。
【記者】
 市全体とまでは言えないでしょうけど、広げていくということでよろしいですね。
【市長】
 はい。
【記者】
 改めてそういうことをするということへの抱負をお願いします。
【市長】
 水木さんの関係は、水木しげる記念館の再整備が一番の目玉になります。それによって、水木さんの作品展示も充実していくというところもあります。それに伴って、ソフト事業も充実させていくというような5年間になっていきます。
【記者】
 採択されたことの感想を一言お願いします。
【市長】
 これは、文化庁の、国のお墨付きをもらったというようなところで、境港の妖怪文化がもっと、どんどんどんどん、国内外に発信できるようになったのかなというふうに思って、力いっぱい頑張っていきたいと思います。
【記者】
 新たなチャンスととらえて、がんばりますか。
【市長】
 はい、そうです。
【記者】
 計画をもうちょっと短く言うと、水木しげる記念館を中核とした観光振興計画、という言い方でも大丈夫ですか。
【市長】
はい。
【記者】
 島根原発の安全協定についてですけれど、先般、中国電力さんの方が、島根県側の周辺自治体3市に対して、協定改定の申し入れの回答されたのはご存知だと思うのですけれど、やはり事前了解権を立地自治体にしか認めないという明言されまして、あくまでも覚書の改定で、意見を言ってくれというような話だったのですけど、これまでは周辺3市の意見っていうのは、文書でもらうといったのが、島根県知事を交えた会議を開催するというような形でやって欲しいというようなことを回答されたのですけど、それについて、市域全域が20キロ圏にある境港市の伊達市長はどのように思われたのでしょうか。
【市長】
 UPZ、30キロ圏内で、先行して島根県側の周辺自治体、安来、雲南、出雲が中国電力さんに提案されて、話は島根県を交えて進んでいるという状況であります。
片や鳥取県側はですね、いまだまだ中国電力さんから回答がないわけでありますので、この間島根県側3市にこういう提案をしましたということを報告にこられた際に、鳥取県、米子市、境港市、3者連名で、もう1回、安全協定について強く申し入れをしたところであります。回答がない時点で、なかなか、今言えることがないですけれど、事前了解権のところ、立地が固有の権利だというところを、もう少し僕は合点がいかないところもあるので、その辺は中国電力さんに回答を持って来られた時にじっくり聞いてみたいと思っています。
【記者】
 伊達市長のスタンスとしては、やっぱり事前了解権が協定の中で明記されないといけないのではないか、というスタンスなのでしょうか。
【市長】
 回答がどういった内容で来るかわからないですけれど、中国電力さんが回答案を持ってこられた時に、こういうお話をしてみたいなというのが率直な気持ちです。
【記者】
 必ずしもその文言が盛り込まれなくても、それはそれで、OKということでしょうか。
【市長】
 今でもですね、同等な扱いをしていただいているという状況でありますので。
 ただ、その事前了解っていう言葉がないがゆえに、不安、懸念が出るというところでありますので、その辺が解消されれば、というふうにも思っていますけれど。
【記者】
 ではその文言を明記するに代わる何か案があれば、それはそれで検討されるっていうことでしょうか。
【市長】
 議論していきたいと思います。