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第1回下水道料金等審議会(平成24年8月24日会議録)

【日 時】
平成24年8月24日(金) 14:00~16:05

【場 所】
境港市役所 第1会議室

【出席者】
(委員)
熊谷昌彦委員(会長)、永井忠志委員(職務代理者)、渡邉武委員、足立利昭委員、
佐々木積弘委員、権田淳一委員、長榮善二郎委員、山本博敏委員、永井美央委員、
足立一男委員、前田香代子委員、武良慈美委員、堀田真弓委員
以上13名(欠席:2名)
市)
寺澤建設部長、松本下水道課長、遠藤課長補佐、松本課長補佐、佐々木課長補佐
小笠原主任

【日 程】
開 会
市長あいさつ(代理 建設部長)
委員紹介
4.会長選出及びあいさつ
5.会長職務代理者選出及びあいさつ
6.諮 問
7.議 事
  公共下水道使用料の見直しについて
8.その他
9.閉 会

【会議内容】

◆会長選出
事務局一任の声があり、事務局より熊谷委員を推薦、全会一致で熊谷委員が会長に選出
熊谷会長より職務代理者に永井忠志委員を指名
(参考)審議会条例[pdf:46KB]


◆諮問
諮問文書「公共下水道使用料の見直しについて(諮問)」を、建設部長から熊谷会長に手渡し
諮問[pdf:42KB]

 
◆議事
下水道事業の概要や下水道使用料の制度などについて、事務局から参考資料を説明

下水道事業の概要[pdf:418KB]

下水道使用料早見表[pdf:63KB]

下水道の整備状況・財政状況[pdf:113KB]

整備状況計画図(H23年度末時点)[pdf:227KB]

維持管理費[pdf:53KB]

前回の答申内容[pdf:68KB]

使用料の収入状況[pdf:46KB]

◎質疑応答(前半)

(委員)
水洗化率が、前回(平成20年度)の86%から、今回(平成23年度)は85.8%に下がっている。どうして下がったのか。どうして接続しないのか。地区ごとの水洗化率はどうなっているか次回資料を出してほしい。市としてどのような対策を行っているのか。
 滞納件数が平成22年から平成23年にかけて大幅に増加しているのはなぜか。
(市)
これまでも家庭をまわって接続のお願いなどをしているが、留守などもあるので文書で漏れなくお知らせするようにしたいと考えている。接続については、各家庭によりいろいろな事情がありなかなか難しい面があると感じている。水洗化率については、整備の進んだ他の市町村と比べると境港市は整備中のため、整備から接続までにはどうしても時間差が生じ、低くなりやすい傾向がある。今後も対策を継続していく。
滞納整理については、平成20、21年度に積極的に処理を行い一度減ったが、その反動が出ていると思われる。滞納は一度減ったから終わりでなく、新規のものが発生する。今後も滞納整理を強化して件数を減らしていきたい。
(会長)
滞納件数については新たな情報があれば次回お願いしたい。水洗化率については、次回、資料にでもしていただけたらと思う。
(委員)
接続が増えれば汚泥も増えていくと思うが、汚泥処分は現在どのような方法で行っているか。
(市)
セメントの原料として山口県の宇部で4割強を処分し、残りの6割弱は地元の三光の潮見工場で乾燥後、鳥取工場でコンポストの水分調整剤として利用しているが、来年度からは炭化汚泥として処理されることになる。
(委員)
 処理場の処理能力に余力があるようだが、米子からの汚水は受け入れを開始しているのか。
(市)
 米子市旭が丘団地からの汚水については、平成23年4月から受入を開始している。
(委員)
ポンプ場が渡公民館のところにできるということだが、いつできるのか。ポンプ場ができた後の予定はどうなるか。
(市)
渡のポンプ場は平成24年度から設計を行い、平成28年度に完成の予定。ポンプ場ができた後、平成29年度から渡の面整備に入り、その後、外江の整備を行う。全体計画としては、清水町までを渡のポンプ場で取ることを計画している。
(委員)
 4年かけて整備するのであればかなりの設備になるのか。
(市)
 今年度に基本設計、来年度に詳細設計を行い、平成26から28年度に整備する。
(委員)
 処理場が佐斐神町にあるが、それとは別のものになるか。
(市)
境港市は処理場を一つで計画している。境港市全体の汚水を佐斐神町の処理場で処理をする計画であるが、境港市は平坦な地形のため、ポンプ場が必要となる。既存のポンプ場施設は国道431号線を北に上り、下ノ川を超えた所にあり、同様の施設を渡に整備する。
(委員)
 境から引くと時間がかかるため渡にポンプ場を作るということか。
(市)
境港市は平坦であり、また、境港市の中心を南北に米川、深田川が走っており、川を下越すよりも東西に分けて整備をしたほうが経済的に有利ということでこのような計画になっている。
 
続いて、「公共下水道使用料の見直しについて」を事務局から説明
 
【議題】公共下水道使用料の見直しについて[pdf:116KB]

下水道会計の現行推計[pdf:59KB]

件数・水量・使用料[pdf:56KB]

周辺都市の状況[pdf:75KB]

これまでの改定状況[pdf:58KB]

使用料の改定案(参考)[pdf:56KB]

改定案と周辺都市の比較(参考)[pdf:53KB]

改定後の見通し[pdf:43KB]

汚水処理費と使用料収入の格差[pdf:42KB]

製造業の減免案[pdf:60KB]


◎質疑応答(後半)

(委員)
値上げの理由として、一般会計からの繰入を減らすことをあげているが理由としては厳しいと思う。一般会計からの繰入金には未整備地区の人の税金も含まれるとのことだが、整備済の地域でも下水道に接続していない人がいる。使用料を払っている人だけに過度の負担を強いているように思える。
資料に合併浄化槽の管理費が記載されているが、法定検査はほとんどの人が受けていない。受けているのは2割程度だったと思う。これと比較して下水道が安いとは言えない。  
(市)
法定検査の受検率は5割程度で、保守点検についてはほとんどの人が行っている。
(委員)
処理能力と流入水量の差が約2千㎥あり、処理能力にまだ余裕があるので、その点でも使用料を払っている人が負担していると思う。
 広域の鳥取市より、狭い境港市の方が使用料が高いのも理解が難しい。
(市)
処理能力は日最大、流入水量は日平均を今回示しており、日最大の水量ではあまり余裕がなく、平成25~27年度に水処理施設を増設する予定である。
都市部は商業施設や病院等が多く、人口も多いため使用水量が多く、使用料も比較的確保できるが、境港市の規模では難しい状況である。
(委員)
使用料はこれまで見直しのたびに上がっているが、いつまで上がるのか、適切な使用料はいくらなのか。
(市)
整備が進めば、使用者数や使用料収入も増加するので、将来、汚水処理費との差は解消していくことが想定され、使用料を据え置く目処になると思う。
 
次回の審議会は9月27日(木)午後2時から開催
 

境港市役所 下水道課

〒684-8501
鳥取県境港市上道町3000番地
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