安定ヨウ素剤事前配布について
もしもの原子力災害に備え、希望される方への安定ヨウ素剤事前配布について
原子力災害発生時に安定ヨウ素剤の服用を適時かつ円滑に行うため、島根原子力発電所から5~30km(UPZ)圏内に居住する住民のうち、原子力災害発生時に一時集結所等で安定ヨウ素剤を受け取ることが負担となる方で、事前配布を希望される方に対して、安定ヨウ素剤の事前配布を行っています。
<参考>
鳥取県ホームページ
安定ヨウ素剤とは?
医療用の医薬品で、甲状腺がん等を発生させる可能性がある放射性ヨウ素による内部被ばくを抑える効果があることから、原子力災害時に、国、県、市の指示に基づき避難等に合わせて服用するお薬です。災害発生時には、学校や公民館などの一時集結所等で配布することになっています。
なお、安定ヨウ素剤の効果は、放射性ヨウ素による内部被ばくに限られ、全ての放射性物質に効果があるわけではありません。
<副作用は?>
服用後、一般的な過敏症、嘔吐、下痢、頭痛、息切れ等により、体調に異変が起こる場合が、まれにあります。
いつ、どれくらい服用するのか?
安定ヨウ素剤は、原子力災害時に放射性ヨウ素を吸い込む可能性が考えられる場合に、前もって服用することが重要ですが、24時間程度しか効果が続かないので、国、県又は市の指示に基づいて服用してください。
服用対象者 |
ヨウ化カリウム量 |
種類・服用量 |
生後1か月以上~3歳未満 |
32.5mg |
ゼリー剤・1包 |
3歳以上~小学6年生 |
50mg |
丸剤・1丸 |
中学生以上 |
100mg |
丸剤・2丸 |
事前配布とは?
※安定ヨウ素剤は、すでに一時集結所に保管してあります。
【通年】米子保健所において、通年で事前配布しています。(事前申し込みが必要)
<米子保健所での安定ヨウ素剤の受け取り方法>
・『米子保健所申請書』を入手してください。
・申請書に必要事項を記入。
受け取り希望日(予約日)の記入が必要です。
毎月第2、第4火曜日(祝日を除く)午後3時~午後5時に行います。
・申請書を米子保健所へ提出してください(郵送、Eメール、持参(開庁日))。
鳥取県西部総合事務所米子保健所 医薬・感染症対策課
〒683-0054 米子市糀町1丁目160(西部総合事務所2号館3階)
電話:0859-31-9316
FAX:0859-34-1392
Eメール:yonagohoken@pref.tottori.lg.jp
・後日、米子保健所から「予約受付票」「問診票兼受領書」が郵送されてきます。
・予約された日に米子保健所にお越しいただき、安定ヨウ素剤をお受け取りください。
【通年】米子保健所チラシ
原子力防災講座の資料の誤りについて
令和5年10月に、境港市外江地区、境港市渡地区で開催した原子力防災講座で用いた資料中に、優先的に安定ヨウ素剤を服用すべき対象である妊婦を、服用ができない者であるものと誤解させる表現がありました。
妊娠中の方は、授乳婦、未成年者と同様に、安定ヨウ素剤の優先服用の対象となっています。
お詫びして訂正します。 鳥取県ホームページ
【資料中の表現(誤解を与える表現)】
「妊娠中の方やヨウ素に対してアレルギーのある方等、服用できない方もいらっしゃいます」 |
【正しい表現】
「妊娠中の方や授乳中の方は、安定ヨウ素剤の副作用リスクよりも、服用しないことによる甲状腺の内部被ばくリスクの方が大きいため、40歳以上の方であっても優先服用の対象となります。但し、アレルギーのある方等であって服用できない場合もあります。」 |
問い合わせ先
〇境港市総務部防災危機管理課(市民交流センター2階)
電話:0859-47-1071
FAX:0859-46-0299
Eメール:bousai@city.sakaiminato.lg.jp
〇境港市福祉保健部健康づくり推進課(境港市保健相談センター内)
電話:0859-47-1122
FAX:0859-47-1112
Eメール:kenko@city.sakaiminato.lg.jp