平成28年12月定例記者会見(12月26日開催)
記者会見要旨
本日は、平成28年の本誌の10大ニュースを選定いたしましたので、発表させていただきたいと思います。
選考方法は、12月2日~8日までの1週間の間に、市民の皆さん115人と市職員26人の合計141人により、今年起きた主な出来事25項目の中から10項目を選んだものです。
1.境高等学校野球部が夏の甲子園に出場
平成19年以来、9年ぶり8度目の夏の甲子園出場を果たしたということです。残念ながら初戦で敗退しましたけれども、この甲子園出場に一番多く票が入りました。
2.JR境港駅前に待望のホテルがグランドオープン
「天然温泉 境港 夕凪の湯 御宿 野乃」がグランドオープンしまして、現在も稼働率は好調を維持していると伺っています。これは私の当初の公約に掲げておりましたが、10年越しの公約実現となりました。このホテルのオープンを機に、通過型観光地から滞在型観光地に向けて、さまざまな取り組みを深めていこうと思っております。
3.水木しげるロードの入り込み客数が回復し、累計3,000万人を突破
一昨年が200万人を少し切ったところですが、今年は200万人の大台を回復し、現在211万人となりました。これから年末まで少し上積みがあろうかと思います。
累計3,000万人は5月20日に突破いたしました。そして、この年明けから、水木しげるロードの大々的なリニューアルに着手する計画にしておりますが、平成30年7月に完成させたいと思っております。これをぜひ成功させて、10年、20年と継続して、200万人の大台の観光客を呼び込めるようなロードを目指したいと思っております。
4.水木しげる先生を偲ぶ会を開催
水木しげる先生が平成27年11月30日にお亡くなりになりまして、先生の誕生日であります平成28年3月8日に、水木しげる先生を偲ぶ会を開催したところです。市内外から、水木先生のファンなど500名以上の方が訪れました。
5.第4期中村市政スタート
7月に選挙がありまして、4度市政の重責を担わせていただくこととなり、4期目の市制がスタートしたところです。
6.境港市制が60周年を迎え、記念事業などを開催
今年が境港市制60周年の年でありまして、昭和31年4月1日の市制施行時点では、人口が3万3,256人でありました。一時は4万人を目指そうということで、市で様々な計画を挙げていたわけですが、現時点では3万4,842人の人口です。
今年は60周年を記念し、いろいろな記念行事を行ったところですが、一番大きいのが、南極観測船・砕氷艦しらせの境港寄港で、市民の皆さんに広く公開していただいたものです。
7.米子鬼太郎空港に米子-香港路線が運航開始&ソウル便がLCC化
香港便につきましては、9月14日に週2便として運航開始しました。ソウル便は平成13年に運航開始しておりますが、15年ぶりに2路線目ができたということであります。
運航の状況を見てみますと、9月の就航から11月までの搭乗率は62.6%、人数にして5,008人の乗降客がありました。
ソウル便につきましては、10月23日よりアシアナ航空から子会社のLCCであります、エアソウルに引継ぎされています。ソウル便全体の状況を申しますと、今年の4月から11月までの搭乗率が60.9%、乗降客は2万2,082人となっています。前年比1.7%の微増という状況です。
8.クルーズ船寄港数が今年も記録更新し、過去最大の33回に
今年は、12隻のクルーズ船が計33回寄港しまして、合計3万9,589人が境港を訪れています。昨年の寄港数が23回、1万9,000人ほどですから、お客さんが倍増となったということです。ちなみに、来年は50数回のオファーが入っていると聞いております。
9.セーリング(レーザー級)世界選手権 平成31年の開催地が境港に決定
国の内外から約280人の選手が参加し、この内国外の方が9割とのことですが、これに大会関係者や応援の方などが来られますので、大変大きな大会になると思っております。
なお、開催時期は平成31年7月から8月の約2週間と聞いております。
10.鳥取県中部地震が発生し、境港でも震度4・被災地へ職員を派遣
鳥取県中部地震が発生しまして、本市でも震度4を記録しました。本市では小学生が避難の際に転倒し、骨折したということが1件ありましたが、その他については被害が無かったところであります。中部では大変な被害が生じまして、本市からも保健師や技師、一般職合わせ、のべ45名を応援に派遣しました。物品につきましては簡易トイレや保存水、アルファ化米、ブルーシート、ロープ、土のうなどの備蓄しているものを大方全て送りました。
選考方法は、12月2日~8日までの1週間の間に、市民の皆さん115人と市職員26人の合計141人により、今年起きた主な出来事25項目の中から10項目を選んだものです。
1.境高等学校野球部が夏の甲子園に出場
平成19年以来、9年ぶり8度目の夏の甲子園出場を果たしたということです。残念ながら初戦で敗退しましたけれども、この甲子園出場に一番多く票が入りました。
2.JR境港駅前に待望のホテルがグランドオープン
「天然温泉 境港 夕凪の湯 御宿 野乃」がグランドオープンしまして、現在も稼働率は好調を維持していると伺っています。これは私の当初の公約に掲げておりましたが、10年越しの公約実現となりました。このホテルのオープンを機に、通過型観光地から滞在型観光地に向けて、さまざまな取り組みを深めていこうと思っております。
3.水木しげるロードの入り込み客数が回復し、累計3,000万人を突破
一昨年が200万人を少し切ったところですが、今年は200万人の大台を回復し、現在211万人となりました。これから年末まで少し上積みがあろうかと思います。
累計3,000万人は5月20日に突破いたしました。そして、この年明けから、水木しげるロードの大々的なリニューアルに着手する計画にしておりますが、平成30年7月に完成させたいと思っております。これをぜひ成功させて、10年、20年と継続して、200万人の大台の観光客を呼び込めるようなロードを目指したいと思っております。
4.水木しげる先生を偲ぶ会を開催
水木しげる先生が平成27年11月30日にお亡くなりになりまして、先生の誕生日であります平成28年3月8日に、水木しげる先生を偲ぶ会を開催したところです。市内外から、水木先生のファンなど500名以上の方が訪れました。
5.第4期中村市政スタート
7月に選挙がありまして、4度市政の重責を担わせていただくこととなり、4期目の市制がスタートしたところです。
6.境港市制が60周年を迎え、記念事業などを開催
今年が境港市制60周年の年でありまして、昭和31年4月1日の市制施行時点では、人口が3万3,256人でありました。一時は4万人を目指そうということで、市で様々な計画を挙げていたわけですが、現時点では3万4,842人の人口です。
今年は60周年を記念し、いろいろな記念行事を行ったところですが、一番大きいのが、南極観測船・砕氷艦しらせの境港寄港で、市民の皆さんに広く公開していただいたものです。
7.米子鬼太郎空港に米子-香港路線が運航開始&ソウル便がLCC化
香港便につきましては、9月14日に週2便として運航開始しました。ソウル便は平成13年に運航開始しておりますが、15年ぶりに2路線目ができたということであります。
運航の状況を見てみますと、9月の就航から11月までの搭乗率は62.6%、人数にして5,008人の乗降客がありました。
ソウル便につきましては、10月23日よりアシアナ航空から子会社のLCCであります、エアソウルに引継ぎされています。ソウル便全体の状況を申しますと、今年の4月から11月までの搭乗率が60.9%、乗降客は2万2,082人となっています。前年比1.7%の微増という状況です。
8.クルーズ船寄港数が今年も記録更新し、過去最大の33回に
今年は、12隻のクルーズ船が計33回寄港しまして、合計3万9,589人が境港を訪れています。昨年の寄港数が23回、1万9,000人ほどですから、お客さんが倍増となったということです。ちなみに、来年は50数回のオファーが入っていると聞いております。
9.セーリング(レーザー級)世界選手権 平成31年の開催地が境港に決定
国の内外から約280人の選手が参加し、この内国外の方が9割とのことですが、これに大会関係者や応援の方などが来られますので、大変大きな大会になると思っております。
なお、開催時期は平成31年7月から8月の約2週間と聞いております。
10.鳥取県中部地震が発生し、境港でも震度4・被災地へ職員を派遣
鳥取県中部地震が発生しまして、本市でも震度4を記録しました。本市では小学生が避難の際に転倒し、骨折したということが1件ありましたが、その他については被害が無かったところであります。中部では大変な被害が生じまして、本市からも保健師や技師、一般職合わせ、のべ45名を応援に派遣しました。物品につきましては簡易トイレや保存水、アルファ化米、ブルーシート、ロープ、土のうなどの備蓄しているものを大方全て送りました。

質疑応答
【記者】
10大ニュースの中で、市長が特に思い入れ深いものは何かありますか?
【市長】
それぞれに思い入れがありますが、2月1日に駅前に待望のホテルがオープンすることができました。これは当初の私の約束事項でありまして、本当に10年越しに実現することとなりまして、大変うれしく思っております。ちなみに、市民の皆さんによる投票の中でも、2番目に多かった事項であります。
それから、もう1つ挙げるならば、水木しげるロードの入込客数が累計3000万人に到達したということでありますが、平成5年にオープンをし、これまで先人の方々やロードの皆さんの大変なご努力が一つ一つ積み重なって達成できた数字だと思っておりますので、これも大変なことだと思っております。
【記者】
昨年の水木しげるロード入込客数は?
【産業部長】
197万1949人です。
【記者】
今年、入込客数が200万人を超えたのはいつでしたか?
【産業部長】
200万人を突破したのは11月20日です。
【記者】
近年で200万人を切ったのは去年だけですか?
【市長】
そうです。5年ぶりに200万人を切りました。
【記者】
リニューアル事業について、着手は具体的に何から入るのですか?
【建設部長】
植栽物の移設からです。本格的な工事はゴールデンウィーク明けからかかろうと思っています。
まずは駅前南側の公園に、ブロンズ像の仮設場所として、工事期間中に仮置きするものを展示するスペースを整備します。
工事は、努めてロードにブロンズ像が残るような方法で行い、駅前の広場には新たな18体に加えて、多いときで50体が集まるようになります。
【記者】
ブロンズ像の移設はゴールデンウィーク明けとなるのですか?
【建設部長】
ゴールデンウィーク明けに工事に取り掛かれるように、部分的なものは動かします。
【記者】
平成30年7月に完成するまでの事業費はだいたいわかっていますか?
【建設部長】
植樹の移設などを含めて、約7億5千万円です。それと演出照明が約2億円で、約10億円となります。また、国の補助率は40%です。
【記者】
国からの補助は交付金ですか? また、交付金の名称は?
【建設部長】
交付金となります。名称は社会資本整備総合交付金のひとつです。
【記者】
クルーズ船のオファーですが、すでに50回以上来ているのですか?
【産業部長】
現時点では54回と聞いています。お客さんは定員で計算すると6万5千人くらいとのことです。
【記者】
今年の数字を上回るというのは確実ということですか?
【産業部長】
いろいろな条件などでキャンセルが出ることはありますが、今の予定では上回ると思います。
【市長】
今年は、中野地区国際物流ターミナルが9月に供用開始しましたので、今まで接岸できなかったものを受け入れられるようになり、オファーを受けているということです。
さらに平成31年度には、竹内南地区の貨客船ターミナルが供用開始になりますので、ここが使えるということになればさらに多くの寄港を受け入れることができることになります。
【記者】
10大ニュースには入っていませんが、先日、松江市沖で漁船が沈んだ事故があり、その中で漁船の老朽化が注目されています。市として対策などを検討していますか?
【市長】
これは、今も漁船の老朽化対策は国、県、市が協力・連携してやっておりますが、ほとんどの船が古くなっています。知事も老朽船の対策要請を国に対してされましたが、早急に取り組むべき課題だと思っています。しかし、これも船主の方などにもかなりの個人負担がかかりますので、市として基幹産業である水産業を支えるために、県とよく連携して適切に対応していきたいと思っております。
【記者】
公約であるホテル開業が実現したとのことですが、これからクルーズ船も増えてきて、観光客をより長く滞在してもらう対策が必要であると思います。これを実現するためにリニューアル以外に何か検討していますか?
【市長】
ロードの賑わいもこれまでは昼間ばかりでしたが、リニューアルに合わせて夜間でも楽しめる演出やイベントを行っていきたいと思っております。1つには、両側の歩道が広くなりますので、上から影絵を投射し楽しんでいただくというようなことを考えています。また、そのほかにも夜のイベントを地元の皆さんと一緒に新たなものを作り出していく必要があると思います。それと、これまでも言われてきていることですが、中海・宍道湖・大山圏域の広域観光ルートをもっともっと強いものにし、周遊の形が出来ればと思います。
【記者】
順位はつけていないということですが、1番目の境高校甲子園出場と2番目のホテル開業とは何票ぐらい差がありますか?
【市長】
甲子園出場が115票、ホテルの開業が111票でした。ちなみに3番目は中部地震の項目で109票でした。
■記者会見資料[pdf:269KB]
10大ニュースの中で、市長が特に思い入れ深いものは何かありますか?
【市長】
それぞれに思い入れがありますが、2月1日に駅前に待望のホテルがオープンすることができました。これは当初の私の約束事項でありまして、本当に10年越しに実現することとなりまして、大変うれしく思っております。ちなみに、市民の皆さんによる投票の中でも、2番目に多かった事項であります。
それから、もう1つ挙げるならば、水木しげるロードの入込客数が累計3000万人に到達したということでありますが、平成5年にオープンをし、これまで先人の方々やロードの皆さんの大変なご努力が一つ一つ積み重なって達成できた数字だと思っておりますので、これも大変なことだと思っております。
【記者】
昨年の水木しげるロード入込客数は?
【産業部長】
197万1949人です。
【記者】
今年、入込客数が200万人を超えたのはいつでしたか?
【産業部長】
200万人を突破したのは11月20日です。
【記者】
近年で200万人を切ったのは去年だけですか?
【市長】
そうです。5年ぶりに200万人を切りました。
【記者】
リニューアル事業について、着手は具体的に何から入るのですか?
【建設部長】
植栽物の移設からです。本格的な工事はゴールデンウィーク明けからかかろうと思っています。
まずは駅前南側の公園に、ブロンズ像の仮設場所として、工事期間中に仮置きするものを展示するスペースを整備します。
工事は、努めてロードにブロンズ像が残るような方法で行い、駅前の広場には新たな18体に加えて、多いときで50体が集まるようになります。
【記者】
ブロンズ像の移設はゴールデンウィーク明けとなるのですか?
【建設部長】
ゴールデンウィーク明けに工事に取り掛かれるように、部分的なものは動かします。
【記者】
平成30年7月に完成するまでの事業費はだいたいわかっていますか?
【建設部長】
植樹の移設などを含めて、約7億5千万円です。それと演出照明が約2億円で、約10億円となります。また、国の補助率は40%です。
【記者】
国からの補助は交付金ですか? また、交付金の名称は?
【建設部長】
交付金となります。名称は社会資本整備総合交付金のひとつです。
【記者】
クルーズ船のオファーですが、すでに50回以上来ているのですか?
【産業部長】
現時点では54回と聞いています。お客さんは定員で計算すると6万5千人くらいとのことです。
【記者】
今年の数字を上回るというのは確実ということですか?
【産業部長】
いろいろな条件などでキャンセルが出ることはありますが、今の予定では上回ると思います。
【市長】
今年は、中野地区国際物流ターミナルが9月に供用開始しましたので、今まで接岸できなかったものを受け入れられるようになり、オファーを受けているということです。
さらに平成31年度には、竹内南地区の貨客船ターミナルが供用開始になりますので、ここが使えるということになればさらに多くの寄港を受け入れることができることになります。
【記者】
10大ニュースには入っていませんが、先日、松江市沖で漁船が沈んだ事故があり、その中で漁船の老朽化が注目されています。市として対策などを検討していますか?
【市長】
これは、今も漁船の老朽化対策は国、県、市が協力・連携してやっておりますが、ほとんどの船が古くなっています。知事も老朽船の対策要請を国に対してされましたが、早急に取り組むべき課題だと思っています。しかし、これも船主の方などにもかなりの個人負担がかかりますので、市として基幹産業である水産業を支えるために、県とよく連携して適切に対応していきたいと思っております。
【記者】
公約であるホテル開業が実現したとのことですが、これからクルーズ船も増えてきて、観光客をより長く滞在してもらう対策が必要であると思います。これを実現するためにリニューアル以外に何か検討していますか?
【市長】
ロードの賑わいもこれまでは昼間ばかりでしたが、リニューアルに合わせて夜間でも楽しめる演出やイベントを行っていきたいと思っております。1つには、両側の歩道が広くなりますので、上から影絵を投射し楽しんでいただくというようなことを考えています。また、そのほかにも夜のイベントを地元の皆さんと一緒に新たなものを作り出していく必要があると思います。それと、これまでも言われてきていることですが、中海・宍道湖・大山圏域の広域観光ルートをもっともっと強いものにし、周遊の形が出来ればと思います。
【記者】
順位はつけていないということですが、1番目の境高校甲子園出場と2番目のホテル開業とは何票ぐらい差がありますか?
【市長】
甲子園出場が115票、ホテルの開業が111票でした。ちなみに3番目は中部地震の項目で109票でした。
