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平成28年1月定例記者会見(1月25日開催)

市長会見要旨

 本日の報告事項は、「河童の泉及び水木しげる記念館の夜間照明の実施」についてです。
 水木しげるロードのリニューアルについて、現在進めていますが、その中の夜間の演出照明を一部前倒しにし、河童の泉と水木しげる記念館について夜間照明を実施します。
 この2カ所で事業費は約340万円を見込んでいます。
 河童の泉については、ベンチの屋根と植栽のライトアップをするものです。スポットライトについてはLED照明23台、ポール灯については同じく5台ということです。
 水木しげる記念館については、記念館正面の壁面のライトアップと、影絵2体(水木しげる先生が踊っておられるようなもの、ねずみ男)をLEDを活用して地面に影絵を投射するものです。あわせて前庭中央の樹木を3色くらい色を変えてライトアップします。また、前庭東側に背の高い植栽がありますが、この植栽にもライトを当てて不思議なものも写し出すというような内容です。当面は午後6時から午後10時までを予定していますが、照明を行う時間は夏場には午後7時や7時半からになります。
 点灯式を1月30日(土)午後6時から水木しげる記念館で行います。現在リニューアル事業に取りかかっていまして、一方通行にして両側の歩道を広げ、観光客の皆さんにより楽しんでいただけるような演出をするということと、駅前にホテルができましたので、これまでの通過型観光から滞在型の観光へシフトしていく必要があるということで、水木しげるロードのリニューアルについても夜間の照明や演出の計画を詳細に進めています。
 詳細計画の中では、夜間の照明と広げた歩道にLED照明を活用して路面に色々な妖怪の影絵を写し出すというような演出を考えておりまして、今回はそれの一部の先行実施ということです。これによって観光客の皆さんにも昼間も夜間もより親しんでいただけるようなロードになっていかなければならないと考えています。

質疑応答

【記者】
 夜間照明の期間は決まっていないんですか?

【市長】
 ずっと行います。

【記者】
 冬にスタートすることに対して思惑がありますか?

【市長】
 ホテルが2月1日に開業しますので、そのオープンにあわせて行います。

【記者】
 ライトアップは1晩中つけていますか?

【市長】
 午後10時までです。

【記者】
 夜間照明にあわせて水木しげる記念館の営業時間を延ばす考えはありますか?

【市長】
 今のところ考えていませんが、リニューアルが進み、夜間にも観光客の皆さんに多く来ていただけるような状態になれば、閉館時間の延長も検討していきます。
 現在は、記念館の前庭のゲートを閉めるようにしていますが、午後10時まではゲートを開けたままにして、前庭を利用してもらおうと思っています。

【記者】
 影絵を出す仕掛けを教えてください

【市長】
 下向きの照明に影絵の原盤を投射します。

【記者】
 影絵は何種類かパターンがありますか?

【市長】
 水木しげる先生が踊っておられるようなところとねずみ男の2種類です。

【通商観光課長】
 今後順次絵柄の選定を水木プロダクションと相談の上、増やして行ければと思っています。

【市長】
 リニューアルが完成すれば、105体までは照明灯がないと思いますが、代表的なものを影絵としていくというイメージです。

【記者】
 こういうものがロード全体に出てくるというイメージですか?

【市長】
 そうです。今、詳細設計ではそういったことを検討しています。
 

【記者】
 そうすると昼間のブロンズ像と夜の影絵で妖怪が2度楽しめるということでしょうか?

【市長】
 はい。子どもさんに影絵は非常に人気があるので、遅くなっても市内に泊まれるホテルもできたということで、家族連れで楽しんでいただきたいと思います。

【記者】
 影絵は動いたり消えたりしますか?

【市長】
 動きません。静止画です。

【記者】
 ライトアップのコンセプトはありますか?

【市長】
 ホテルも出来て、滞在型観光地へのシフトをはかって行かなければいけませんから、その中で水木しげるロード全体での夜間の照明を検討しておりまして、これを少しでも前倒しにして観光客の皆さんに提供できれば、なお良いだろうということで、行うということです。将来的にこういったものがロード全体で夜間に楽しめるというイメージをしていただければと思います。

【建設部長】
 ロードの方のコンセプトは単純ではありませんが、夜に歩きたくなる明かりを整備することになっておりまして、それの先行です。

【産業部長】
 特に記念館については、夜に水木先生が妖怪たちと楽しく遊んでいるというイメージで影絵を選んでいます。

【記者】
 水木しげるロードリニューアルのハード面での第1弾ということになりますか?

【市長】
 そうですね。先行実施ということになります。

【記者】
 改めて、いよいよハード面で少しずつ歩み始めたことに対する思いを教えてください

【市長】
 大変な事業です。道路を一方通行にするということですから、沿線の住民の皆さん、近隣の皆さんの理解ももっと得ていかなければいけませんし、町並みを揃えていくという事業もあります。大変難しい事業であると思っていますが、ぜひこの事業を成功させて、水木先生のこれまでの御恩に報いていくという気持ちで取り組んでいきたいと思っています。

【記者】
 先行してこのタイミングというのはホテルのオープンにあわせてということですか?

【市長】
 そうですね。

【記者】
 おさらいですが、リニューアル事業は年度内は何をしますか?

【建設部長】
 詳細設計です。

【記者】
 新年度は?

【建設部長】
 若干照明計画が遅れていますので、その照明計画の詳細設計を含めて7月~8月ぐらいまでかかります。その後、一部工事に着工する予定です。

【記者】
 完工予定は?

【建設部長】
 平成30年度です。

【記者】
 夜間お客さんに歩いてもらうとなると、通りの土産物屋さんや飲食店等の営業は不可欠だと思いますが、そこへの働きかけや連携はどうなっていますか?

【市長】
 これからロード振興会の皆さんとその辺りの協議を詰めていかなければならないと思っております。

【記者】
 照明器具の総数は、資料の数字を足せば総数になりますか?

【産業部長】
 記念館と河童の泉に関しては資料の数字を足したものになります。

【記者】
 ロードに全体広げた場合の規模は?

【建設部長】
 イメージは出来ていますが、照明設計が7月までかかりますので、全体の個数等はまだ出ていません。

【記者】
 記念館のライトアップの色は何色ですか?

【市長】
 緑・青・紫の3色です。

【記者】
 中央の樹木だけのことですか?

【産業部長】
 そうです。

【記者】
 他の照明の色は?

【通商観光課長】
 電球色という色になります。

【記者】
 ブロンズ像自体には現在は照明はしていないのでしょうか?

【産業部長】
 沿道のブロンズ像は36体、ピンスポットで行っています。今回は追加はありません。
 リニューアルの際には、ブロンズ像の再配置も含めて全体の夜間の照明計画の中で進めていく予定です。

◎その他

【記者】
昨日からの大雪ですが、境港市内の被害の状況は?

【防災監】
 朝現在で被害報告は、はまループバスの事故、給食センターが凍結によって一部調理できない状況が出ていること、水木しげるロードの公衆トイレの水が出ないという報告が入っています。

【記者】
 はまループバスの事故で怪我人は?

【市長】
 はまループバスの事故はぶつけられた方です。物損事故であり怪我人はいません。
 給食センターの凍結については、教育長より説明します。

【教育長】
 蒸気で調理する釜が使えないという状況のため、本日供給する予定でした里芋汁が供給できなくなりましたので、ごはんと鮭の塩焼きとのりと和え物ということで供給しています。これは、汁物以外の当初予定していたものです。

【記者】
 蒸気窯は寒かったから使えないということですか?

【教育長】
 凍結で水の供給が出来なくなりまして、蒸気で調理することができなくなりました。大変申し訳なく思っております。2度とこのようなことが起こらないように対処したいと思います。

【記者】
 農業被害はないですか?

【市長】
 そういった報告を受けておりません。

【記者】
 前回の大雪のときのように船が沈んだりといったことはないですか?

【市長】
 そういった被害はございません。
記者会見資料[pdf:109KB]



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