近年の医療の高度化に伴い、家計に占める医療費の割合は年々大きくなっています。
　ジェネリック医薬品に切り替えることで負担するお薬代が安価ですむ場合があります。
　医師・薬剤師とよくご相談のうえ、上手にジェネリック医薬品をご利用ください。

　先発医薬品の特許がきれた後に製造され、これまで効き目や安全性が実証されて使われてきたお薬（先発医薬品）と主成分が同じお薬です。厚生労働省により製造・販売が承認されています。
　先発医薬品の開発には多額の費用がかかりますが、ジェネリック医薬品は開発期間が短く、低コストなため、価格も安くなっています。

　まずは病院・診療所・薬局で医師または薬剤師に現在のお薬がジェネリック医薬品に替えられるかどうかご相談ください。
　医師の処方せんに「変更不可」の指示がなければ、薬局でジェネリック医薬品に変更できます。

※医師の判断でジェネリック医薬品の変更が不可とされている場合や、お薬の種類によってはジェネリック医薬品に切り替えができない場合があります。

　境港市では年３回、現在のお薬をジェネリック医薬品に切り替えた場合にどれくらいお薬代が安くなるか、お便りを出します。
　ぜひ参考にして、ジェネリック医薬品の利用をご検討ください。

　お医者さんに処方された薬を飲み忘れて、薬がたくさん余ったら、かかりつけ薬局にまとめて持って行きましょう。薬の種類、量、使用期限などを確認し、まだ使える薬は使い、お医者さんに相談して処方を調整してくれる場合があります。
　飲み忘れがないように、１回分の薬を１袋にまとめてもらったり、飲む回数の少ない薬に変えてもらったりできないか、かかりつけ薬局で相談しましょう。

　「セルフメディケーション」とは、自分自身の健康に責任を持ち、普段からしっかりと体調管理をして、軽度の体調不良はOTC医薬品（市販薬）を使うなどして自分で手当することです。

境港市役所市民課保険年金係
電話：0859-47-1036