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市内で特定外来生物「セアカゴケグモ」が確認されました

 令和7年(2025年)11月11日に市内において、特定外来生物に指定されている毒グモ「セアカゴケグモ」が確認されました。その後、11月12日に鳥取県と合同で発見地点周辺を調査しましたが、その他の個体は発見されませんでした。
 市民の皆さんは、十分にご注意いただくとともに、セアカゴケグモを発見された場合は、絶対に素手では触らず、殺虫剤(ピレスロイド系)の噴霧や熱湯をかける、靴で踏みつぶすなどの方法で駆除し、市役所や鳥取県西部総合事務所環境・循環推進課までご連絡ください。



         確認されたセアカゴケグモ(メス)

セアカゴケグモの特徴

 セアカゴケグモは特定外来生物に指定されており、現在では日本全国で広く確認されています。
 これは自動車や自転車などに付着し、長距離を移動することで広まったと考えられています。
 セアカゴケグモの主な特徴は下記の通りです。

○体長はオス:3~5mm前後、メス:8~10mm前後
○体色は黒く、つやがある。また、背面や腹部に赤色の線がある
○牙に毒があるのはメスの個体のみ
○活発になる繁殖期は6月から9月にかけての暑い時期
○卵のう(卵が入った袋)は5~8mm程度の大きさで、白いコンペイトウのような形状
○攻撃性はないものの、刺激を与えるとかまれることがある
○かまれると激しい痛みや発熱、発疹などを引き起こします


        セアカゴケグモ(成体・メス)

 
             セアカゴケグモのメス(若い個体)

※写真出展:環境省「外来種写真集」より

生息場所

日当たりの良い暖かい場所で、地面や人工物の窪みや穴、裏側、隙間に営巣します。
(例)道路の側溝、自動車、プランターの底、室外機の裏、庭に置いた靴の中など

【注意すべき点】
○屋外に置かれていた傘、衣服、おもちゃ等に付着して、屋内に持ち込まれる可能性があります。
○かまれないように屋外で作業する場合は、軍手など手袋を着用してください。

駆除の方法

 駆除の方法としては、市販の殺虫剤(ピレスロイド系)が有効です。そのほかにも、熱湯をかける、靴で踏みつぶすなどの方法で駆除をしてください。
 なお、駆除を行う際には、直接皮膚に触れないようにご注意ください。

※ご注意※
 特定外来生物に指定されているため、生きた状態のクモを持って移動することは法令によって禁止されていますので、決して行わないでください。
 また、卵のうも持ち出し先で孵化し、繁殖する可能性がありますので、移動や持ち帰ったりしないようにしてください。

かまれてしまったときは・・・

 セアカゴケグモにかまれてしまった場合は、すぐに流水やせっけん等で患部をよく洗ってください。また、重症化の危険性もあるため、すみやかに最寄りの医療機関を受診してください。
 受診の際には、できれば駆除したクモを病院へご持参ください。クモの種類がわかると適切な治療・処置が受けられるためです。


参考資料・リンク


問い合わせ先

○市民生活部環境・ごみ対策課
電話:0859-42-3803
FAX:0859-44-0960
電子メール:kankyo@city.sakaiminato.lg.jp

○鳥取県西部総合事務所環境・循環推進課
電話:0859-31-9628
FAX:0859-31-9333



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