トップページ > 各課からのお知らせ > 市民生活部 > 環境・ごみ対策課 > ペット・動物・害虫等に関すること > 【ペットの飼い主の皆さんへ】重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に注意しましょう

【ペットの飼い主の皆さんへ】重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に注意しましょう

 近年、人と動物の両方に感染する「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」が注目されています。
 このSFTSは、マダニが媒介するウイルス感染症で、発熱や消化器症状のほか、白血球や血小板の減少などを引き起こし、重症化すると命に関わることもある病気です。
 猫・犬のいずれについても感染することから、ペットとして飼育している人は注意が必要です。
 また、感染した動物の体液や排泄物を介して人に感染した事例も報告されているため、動物から人への感染防止にも十分な対策が求められます。

※鳥取県内においても平成22年以降これまでに、人で12症例、犬で2症例、猫で4症例が確認されています。
 なお上記のうち、令和7年(2025年)では6月に人および猫の感染症例、8月に猫の感染症例が報告されています。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは

 SFTSは、主に病原体(SFTSウイルス)を持ったマダニに咬まれることでおこる感染症です。
(すべてのマダニがウイルスを持っているわけではないので、マダニ咬まれたら必ず感染するわけではありません。)

 (人で見られる症状)

 ・6日~2週間程度の潜伏期間
 ・発熱、消化器症状(嘔吐、下痢など)が主に見られ、その他にも頭痛、筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、呼吸不全症状、出血症状などを起こす場合もある。
 ・血液所見では、血小板および白血球の減少、血清酵素の上昇がある。
 ※致死率は約10~30%程度であり、ひどい場合は死に至ることもある。

 (動物でみられる症状)

 ・6日~2週間程度の潜伏期間
 ・発熱、食欲不振等の症状や白血球減少、血小板減少等がみられる。
 ・動物の中でも猫については、感染すると症状の進行が非常に早く、致死率は約60%にのぼることがある。

ペット(犬・猫)の飼い主さんに注意すべきこと(予防策)

・室内飼育を徹底しましょう(特に猫)
・マダニ予防薬を使用しましょう(犬・猫とも)
・散歩や屋外活動後にはマダニチェックを行いましょう
・ペットの体調変化を確認し、異変(元気がない、食欲不振、目や皮膚が黄色いなど)を
 感じたらすぐに動物病院を受診しましょう

関連リンク

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の詳細については、以下のホームページをご確認ください。

  • 厚生労働省のホームページ

 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について

 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するQ&A

  • 鳥取県感染症情報センター 

 鳥取県内の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)発生状況


問い合わせ先

市民生活部 環境・ごみ対策課(境港市清掃センター)脱炭素推進室
 〒684-0041 境港市中野町2080番地
 電話:0859-42-3803
 FAX:0859-44-0960
 メール:kankyo@city.sakaiminato.lg.jp



質問はこちらから