ヌカカの調査結果についてお知らせします
ヌカカの生息状況調査の概要
境港市では、これまでにヌカカの生息状況調査を行ったことがありませんでした。
市内のヌカカの成虫の発生状況を調査し、得られた調査結果を被害予防の注意喚起に
活用する目的で調査を行いました。
調査概要
市内のヌカカの成虫の発生状況を調査し、得られた調査結果を被害予防の注意喚起に
活用する目的で調査を行いました。
調査概要
・名 称 境港市内ヌカカ生息状況調査
・場 所 市内6地点
中浜駅周辺、三軒屋町会館周辺、森岡町、江島大橋付近、渡漁港周辺、中海干拓地
中浜駅周辺、三軒屋町会館周辺、森岡町、江島大橋付近、渡漁港周辺、中海干拓地
・期 間 令和6年(2024年)5月から令和6年7月まで(週1回、午後5~7時)
・調査機関 米子工業高等専門学校

調査結果
今回調査した市内6地点の全てでヌカカの生息が確認されました。
ヌカカの種類は、ほとんどがトクナガクロヌカカで、一部にイソヌカカがいました。
米子市の結果では、中海側に近づくほど生息数が多くなる傾向がありましたが
今回の調査結果では中海側から最も遠い中浜駅周辺が多くなりました。
発生時期は、5月中旬に発生が始まり、5月下旬にピークとなり、7月中旬に終息しました。
生息数は、中浜駅周辺の地点が最大で累計で266匹となりました。
米子市彦名町では累計で4,226匹が確認されていますので
比較すると概ね16分の1という結果となっています。
ヌカカの種類は、ほとんどがトクナガクロヌカカで、一部にイソヌカカがいました。
米子市の結果では、中海側に近づくほど生息数が多くなる傾向がありましたが
今回の調査結果では中海側から最も遠い中浜駅周辺が多くなりました。
発生時期は、5月中旬に発生が始まり、5月下旬にピークとなり、7月中旬に終息しました。
生息数は、中浜駅周辺の地点が最大で累計で266匹となりました。
米子市彦名町では累計で4,226匹が確認されていますので
比較すると概ね16分の1という結果となっています。


表1.ヌカカ生息数(境港)


表2.ヌカカ生息数(米子市)参考



予防方法
体長が1~2mmと小さいことが特徴です。
建物では網戸からの侵入、衣類では袖、首まわりからの侵入に注意します。
市販の人体用の虫よけ剤や室内侵入防止の蚊取り線香等が有効です。
・発生時期は窓を閉める。通常の網戸では侵入を防ぐことができません。
・外出時は肌の露出を控える。
建物では網戸からの侵入、衣類では袖、首まわりからの侵入に注意します。
市販の人体用の虫よけ剤や室内侵入防止の蚊取り線香等が有効です。
・発生時期は窓を閉める。通常の網戸では侵入を防ぐことができません。
・外出時は肌の露出を控える。
・市販の虫よけ剤などを上手に活用する。人体用の虫よけ剤(塗る・スプレー)が有効です。
・室内への侵入防止のために、戸に吊り下げるタイプや網戸に吹き付けるタイプの虫よけ剤や蚊取り線香を使用する。

ヌカカについて
ヌカカはハエ目・ヌカカ科に属する昆虫の総称であり、蚊とは違う種類の昆虫です。体長が1~2mmと微小なため、飛んでいる姿はほとんど見えず、網戸を通り抜けたり、衣服の下に潜り込んだりします。かまれると腫れやかゆみの症状が数日続くこともあります。5月下旬~6月下旬が発生の最盛期となり、注意が必要です。かむのはメスのみです。
〇トクナガクロヌカカ
米子市弓浜地区で多く確認されており、荒廃農地のように、雑草が茂った場所に特に多く生息しています。ほとんどの個体は咬まないが、ごくまれに咬んで吸血する個体が存在することが確認されています。
〇イソヌカカ
全国で生息が確認されており、海岸沿いの水たまりや泥の中に生息しています。咬む性質があります。

発生時間帯
発生の多くなる時間帯は、朝方と夕方です。

発生場所
住宅地や耕作地に比べ、雑草が繁茂している土地のそばで、捕獲数が多くなる傾向があります。

気象条件
雨上がりの無風の日に多く飛び回る傾向があります。

発生抑制
米子市と米子工業高等専門学校との共同研究では、生息数が多い荒廃農地に対する対策を検証しており、耕うんが最も効果があり、次に除草、石灰散布となっています。

問い合わせ先
市民生活部環境・ごみ対策課
境港市中野町2080番地(清掃センター内)
TEL:0859-42-3803
FAX:0859-44-0960
境港市中野町2080番地(清掃センター内)
TEL:0859-42-3803
FAX:0859-44-0960
