境港市中期財政見通し(H21)
1.推計の性格
○ 推計の位置づけ中期財政見通しは、境港市中期財政計画を策定した際に同計画の一部として、近未来を見通し財政運営上の課題等を明らかにするものとして位置づけました。
○ 推計の考え方
中期財政見通しは、傾向を見るための単純な推計ではなく、中期財政計画で定めた財政運営方針を反映させ、また、普通建設事業費については今後の目標数値を掲げておりますので、将来計画的な意味合いが加わります。
○ 推計の取扱い
中期財政見通しは中期財政計画の一部分と位置づけましたが、中期財政計画の計画期間中、新年度予算編成後に毎年度修正し、中期財政計画で定めた財政運営方針の実施効果の検証とともに、財政指標としてもその価値を失わないように心がけていきます。
2.推計期間
平成22〜26年度(5年間)3.推計時点
H21.4.27現在4.推計条件
@会計区分:一般会計A平成21年度当初予算を基礎として推計を行っています。
B具体的な推計条件
5.推計結果
前回推計(H20)(注1)では、平成24年度には黒字転換すると見込んでいましたが、経済事情激変の影響を受け、税収、譲与税・交付金などの減額等により収支の状況はやや悪化し、推計期間では赤字が続き、平成26年度末の基金残高は32.6億円との推計結果となっています。なお、黒字転換は平成28年度と、前回推計より4年後退した見込となっております。(参考として表記の部分参照)しかしながら、前回推計と比べ平成21年度末の基金残高は、4.4億円増額し、38.9億円となっていること、また毎年度の赤字額は2億円未満であることから、財政運営上は特に問題のないレベルであり、ほぼ収支は均衡して状況であると考えています。
(注1)前回推計は、平成20年度当初予算をベースに平成20年4月に作成
@中期財政見通し(今回推計)
(単位:億円) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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*基金残高欄は、当該年度の収支差を基金によって調整したと仮定して計算しています。
*H21予算は、基金からの繰入金1.6億円を実質的な歳入不足額として、歳入から減じています。
A参考グラフ
財政用語の解説(新たなウインドウが開きます。)

