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第7回境港市みんなでまちづくり推進会議(平成21年1月29日開催)

第7回境港市みんなでまちづくり推進会議会議録

日時:平成21年1月29日(木)19:30~21:00

場所:境港市市民活動センター

日 程

1.開会

2.議事
  (1)「参加と協働のための指針」について
  (2)参加と協働等の実施状況に対する評価について
  (3)市民活動推進補助金の申請事例と審査について

3.その他

4.閉会

□出席者(敬称略)
 赤石有平 石橋文夫 梶川恵美子 黒見久司
 角  徹 土井哲雄 波田純子  三島智子 
渡部敏樹
(欠席委員:柏木好輝 藤原攝子)
 
□アドバイザー
 関耕平(島根大学法文学部講師)


<開会>

(黒見会長)
 まず「参加と協働のための指針」について、事務局からお願いします。

(事務局)
 前回の会議で、波田委員から指針のP20「個人のアイデアから始まる協働のまちづくりの流れ」の図のところで、誰でも気軽に相談できるというイメージで「市の土地、施設等を使用したい」であるとか「市から補助金を受けたい」等の文言を入れてはどうかとのご意見がありました。

(波田委員)
 一個人がこの指針を見たとき、「自治会」とか「協働」を絡めるととっつきにくいので、まず何かやりたいと思ったときに、相談だけでもできるようなイメージにできればと思いました。

(事務局)
 「協働」等の文言を入れておかないと、市民活動センターに何でもかんでも相談に来れるイメージになりはしないかという懸念があります。協働以外の話で相談に来られても、多分よそで相談してくださいということになるのではないかと思います。

(渡部委員)
 ただ、一個人が市民活動センターに来て相談した内容が協働にならないから受けられないということではなく、協働になるように話を持っていくということが大事なのではないでしょうか。

(事務局)
 相談に来られる方が協働の意思を持っていらっしゃればよいのですが、そうでない場合、なんでも相談できるんだよというイメージに取られはしないかという心配があります。

(赤石副会長)
 「協働と協働のための指針」ですから、これを見て何でもかんでも相談に来る人はいないと思いますし、個人のアイデアの具体例を書いておいたほうが、一般の市民の方には分かりやすいのではないかなと思います。

(黒見会長)
 具体例を書いておくと、協働と関係のないことを相談に来られる人がいるかもしれませんが、多くのアイデアを受けられるような形にしておいたほうが良いのではないでしょうか。

(角委員)
 相談を受ける側でフィルターをかければ良いと思うので、具体例は書いておくと良いと思います。

(アドバイザー)
 具体的に整理をすると、これは相談できないという具体的なものにはどんなものがあるのでしょうか。

(石橋委員)
 営利活動、宗教活動、政治活動などが挙げられると思います。そういったことを相談に来られる方はあまりいらっしゃらないとは思いますが。

(渡部委員)
 限られた会員制の活動というのも困りますよね。

(石橋委員)
 相談の該当にならないものを書いておくというのもよいかもしれませんね。

(三島委員)
 相談内容の具体例を書くからには、あんまり簡単に箇条書きにしないで、読む人がしっかり理解できるようにしておかないと、誤解されることもあるのではないでしょうか。

(土井委員)
 「○○の活動をするために会議スペースとして市の建物を借りたい」等、ある程度具体的な書き方をしなければいけないと思います。

(黒見会長)
 条件を付けながら具体的な書き方をすることが必要かもしれませんね。

(事務局)
 例えば、「市の土地、施設等を使用したい」等の文言の前に、「市民活動をするにあたって」という文言を加えるというのはどうでしょうか。

<委員全員賛同>

(事務局)
 では、この文言を付け加えさせていただきます。

(黒見会長)
 次の議題の、「参加と協働等の実施状況に対する評価について」に移ります。事前にいただいた資料をご覧になって、何かご意見ございますか。

(アドバイザー)
 分野別に見ると、生涯学習課の名義使用というのがいちばん多いですね。

(渡部委員)
 生涯学習課が体育協会に委託している体育施設管理運営(指定管理者)事業は、委託する以前に比べたら費用はずいぶん減ったのでしょうか。

(事務局)
 減りました。そして融通の利く運営をしていますので利便性も向上しています。あと民間の団体ですので、営利的な活動もできます。たとえば自動販売機を置いて収益を上げることもできますし、そのお金を市に寄附していただいたり、テニスコートを直したりしていただいております。そういうメリットが市の方にもあります。

(黒見会長)
 最後の議題「市民活動推進補助金の申請事例と審査について」に移りましょう。資料を見ると緑化活動が多いですね。

(渡部委員)
 補助金を利用するのであれば、緑化活動にしてももっと活動を拡大していってほしいですね。補助金がなくなったらやめるというのでは困ります。活動の基礎を作っていただくための補助だと考えていただきたいですね。

(角委員)
 市民活動をするにあたっては、いろいろな費用が発生します。公民館まつりなどで売店を出したりして活動資金を得ようとするのですが、なかなか補助金でいただけるような金額は集まりません。ですから補助金がなくなると苦しいですね。

(渡部委員)
 私どもの場合は、個人会員は年会費1,000円、団体会員は1団体1,500円を集めており、あとは出来た作物を買ってもらって、自主運営をしております。

(梶川委員)
 緑化活動については、補助率も上がったのですが、なかなか新たに活動しようという団体が出てきません。

(黒見会長)
 市民活動推進補助金の問題点等については、この「みんなでまちづくり推進会議」の中で話し合って、その結果を市長に提案していく形で修正していければよいと思います。我々委員がある程度主体となって決めていければよいのではないかと思います。

(赤石副会長)
 補助率や補助を受ける回数等についても、議論があれば変えていけばよいのではないでしょうか。

(土井委員)
 市民活動推進補助金の審査の内規もオープンにすべきではないかと思います。

(渡部委員)
 緑化活動は、補助を受ける回数に制限のないのであれば、コンテストのようなものを開催して成果を把握するのもひとつの方法だと思います。せっかく補助金を出すのだから、みなさんがどういうものを作っていらっしゃるのか見てみたいですよね。琴浦町はそういうコンテストのようなものをされているようです。

(三島委員)
 せっかく補助金を出しているのだから、もっといろんな人に見てもらえるような活動をしていただきたいですね。

(渡部委員)
 そうすれば補助金を出した価値が分かりますよね。「こういう具合に使っていただいているんだ」ということが一般の人にも知っていただけるような場を作れると、もっと有効な補助金になるのではないでしょうか。

(黒見会長)
 そういうことを補助金申請のプレゼンテーションのときにお話しすれば、申請者の方もやる気が出ると思います。
 そろそろ終了の時刻が近づいてまいりましたので、アドバイザーから本日の雑感をお願いします。

(アドバイザー)
 市民活動推進補助金に関連してなのですが、市がこれまで継続してやってきた事業を市民の方に手を上げてもらってしてもらい、それに対して補助するという方法も考えてもよいのではないかと思います。

(角委員)
 我々推進委員が市の事業を詳しく見て、これは民間委託したほうがよい事業である等の提案をするということでしょうか。

(アドバイザー)
 そうですね、そういうことを考えてみてもよいと思います。

(黒見会長)
 非常によい提案をいただきました。本日の会はこれにて終了いたします。
 次回は4月30日に開催いたします。

<閉会>

資料

参加と協働のための指針(修正後)[pdf:1018KB]

「参加と協働等の実施状況に対する評価について」資料[pdf:169KB]

「参加と協働等の実施状況に対する評価について」追加資料[pdf:80KB]

「市民活動推進補助金の申請事例と審査について」資料[pdf:108KB]

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