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令和6年2月定例記者会見(2月19日開催)

市長会見要旨

 今回の記者会見の内容は、3月定例市議会の提出議案と水木しげる先生を通じた平和学習プログラムについての2点ございます。
 最初に、3月定例市議会の提出議案の説明をいたします。
 まず議案第2号について、これは補正予算で専決処分をしたものであります。1月24日、25日に25センチの積雪があり、その除雪に係るもの等であります。
 次に議案第3号について、人事案件で人権擁護委員の候補者の推薦であります。
 続いて、予算議案の第4号が一般会計の補正予算であります。第5号から第8号までは、特別会計と下水道会計であります。
 一般会計の補正予算は、財源振替を含めて39事業、そのうち新規事業は4事業であります。
 主なものは、人件費の増減に伴うものと物価高騰による各施設の燃料費、光熱水費が不足しているため、その分を補正するものであります。それと、令和6年度に国が定額減税を行われます。その準備に係るシステム改修を計上しております。また、令和6年度新たに住民税の非課税世帯と住民税の均等割のみの課税世帯に対しての給付金支給がございます。それに備えて必要となるシステム改修をするものであります。それと障がい者の福祉サービス等の利用増に伴い、扶助費が増えております。併せて生活保護の医療扶助費が増えており、その補正をするものであります。また、荒廃農地対策として、バイオマス発電所の燃料となる早生樹の試験栽培を来年度事業で始めます。その苗木を前倒しで購入するための補正をするものであります。それと、体育施設の改修等の工事費であります。補正予算の説明は以上といたします。
 続きまして予算7件について、議案第9号から第15号までになります。令和6年度の一般会計予算、第9号の説明をします。
まず、一般会計の当初予算規模は189億5000万円であります。これは過去2番目の予算規模となり、対前年比プラス2億円、率にして1.1%の増となります。令和6年度の総事業数は721事業となっております。そのうち新規が47事業、見直し事業は23事業あります。
 令和6年度は、計画期間の折り返しを迎える「境港市まちづくり総合プラン」を着実に進めるための施策について予算措置をしております。特に、安全で安心な市民生活を守るための防災・健康・生活に関する取り組み。子どもを安心して産み育て、地域を担う人として育てる環境づくり。3つの港と水産資源や観光資源などの地域資源を生かした「さかなと鬼太郎のまち」の本格的なにぎわいの回復。市民の利便性向上や業務の効率化を図るデジタルトランスフォーメーション。それと、脱炭素社会の実現や環境対策を進めるグリーントランスフォーメーションの推進をしてまいります。また、中海・宍道湖・大山圏域が「あたかも1つのまち」として一体的に発展していくための連携強化に資する施策の5つのポイントを重点的に予算配分したところであります。
 一方で、未来につけを回さない行財政運営を堅持していくために、行政コストの削減や既存事業の見直し、それと基金の積み立て等に継続して取り組んでまいります。
 予算のポイントを5点言いましたけれど、それぞれ説明をしていきたいと思います。
 まず、命・健康・生活を守る環境づくりであります。能登半島の地震も踏まえて、災害への備えとして1番目に、大規模自然災害発生時の被災者支援に迅速に取り組むために県内同一のシステムを導入することとしております。被災された市町村をしっかりと支援するために、被災者台帳や罹災証明の交付など、スムーズに取り組むためのものであります。
 2番目に、雪と災害時のがれき等の除却のためにホイールローダーを2台購入する予定であります。
 3番目に、能登半島でも旧耐震の家屋が非常に多く倒壊したわけですけれど、令和元年度から令和3年度まで実施した中浜地区の集会所の耐震対策に続き、令和6年度からは余子地区、境地区の集会所の耐震対策を計画的に取り組んでまいります。令和6年度は福定町会館の工事と昭花会館の耐震診断を行う予定です。
 それと4番目に、竜ケ山球場の南側に屋根付き広場を整備していきます。普段はスポーツ等に使い、災害時には、緊急避難場所として活用できる広場になります。
 続いて5番目の健康づくりについては、県内初の事業となります。今、子宮頸がんでの死亡数が全国で年間2900人、子宮の摘出も1000人と非常に多いです。20代30代の若い女性がHPVワクチンの接種、それと20歳と25歳の女性を対象にした子宮がん検診にHPV検査を加えた無料クーポン券、それと健康状態を調べる検査を受けることのできるからだチェック券を配布することにしております。これは命と子宮を守るということで、少子化対策にも繋がるものと思っております。
6番目は、今年開催される「ねんりんピック鳥取県大会」についてであります。境港市は、eスポーツとソフトバレーボールの会場となっているので、しっかりと全国から来るお客さんをおもてなししたいと思います。
 続いて、生活関連と共生社会づくりについてであります。7番目に移動販売を市内で行っておられる事業者の方が車を更新する際に一部助成をするものであります。
 8番目に、みなとテラスと隣接する境中央公園をみなとテラスと一体感のある整備をします。誰もが利用できるインクルーシブ公園として改修をいたします。
 9番目に、選挙において、なかなか投票所に行けない高齢者や障がい者の方のために、タクシー助成を行うものであります。
 次に、子育て支援について、1番目に公立保育園リニューアル事業であります。0歳から就学前までの一貫保育を推進するため、令和6年度から8年度までの3ヵ年で、わたり保育園の建て替え新築工事を行います。
3番目に、現在副食(おかず)は、給食として調理室で作っており、主食(米飯)を親御さん方から持ってきていただいております。経済的、身体的な負担を軽減するために、全ての市内幼児教育・保育施設等において、3歳児以上の主食(米飯)を無償で提供いたします。
 4番目は、小児医療完全無償化になります。これは県内全19市町村が県とともに一斉に行う事業であります。
続いて教育環境について、6番目に小学校6校全部のトイレを洋式化、ドライ化にしていくものであります。これに伴い、ジェンダーフリーのみんなのトイレを、各小学校に設置するというところであります。これは、県内で初の取り組みであります。
 7番目に、学校のプール事業であります。小中学校にそれぞれプールがあるわけですけれど、天候の影響で実施できない場合や監視員の配置等教員負担が多いところもあります。そこで、水泳の授業を段階的に指導者がおられる市民温水プールで行うという事業であります。
 9番目に、給食費についてであります。令和4年、5年とずっと賄材料費が上がっていますが、給食費はずっと据え置いてきております。令和6年度も料金を上げずに、据え置きをするもので、物価高騰対策にもなります。
 10番目に、境高等学校と境港総合技術高等学校について、例えば、総合技術高等学校には水産、福祉の県内で唯一の学科がありますが、その学科で勉強したくても、学生寮がないため、なかなか留学がままならなかったわけであります。これが、寮の目途もついてまずは2人、総合高校に入学の予定であり、その寮の運営の助成をしていくものであります。
続いて、「さかなと鬼太郎のまち」の項目についてであります。1番目に、4月20日にいよいよ待望の水木しげる記念館がリニューアルオープンいたします。しっかりと指定管理者とともに誘客を図っていきたいと思っており、それに関連する事業費であります。  
 2番目に、海の環境にやさしい境港を発信することや魅力ある「夢みなとエリア」の創造につなげることを目的に「第15回みなとオアシスSea級グルメ全国大会in境港」を、11月9日、10日に開催する予定としており、全国から来るお客様をしっかりとお迎えしていきます。第14回目までは、グルメや賑わいが中心でしたけど、第15回の境港大会からは、海の環境を守るというところをテーマに、食器もすべてリサイクルできる容器を使うなど、環境対策をしっかりと国内へ発信する機会にしたいと思います。
 3番目に、養殖の生産効率を上げるための設備投資をされる養殖事業者に対して一部助成をするものであります。
 4番目に、令和4年10月に締結した中海・宍道湖・大山圏域の5市と台北市が交流の覚書を交わしました。その具体的な事業進捗を図るために台北市からバイヤーを呼び、境港市の水産関係を主に、ビジネスマッチングで商談会等を行う事業であります。
 続いて、DX・GXについてであります。1番目に、デジタルトランスフォーメーションの中に窓口改革の推進事業がございます。市民の方が今の窓口で不便と感じているところが多々ありまして、それを職員が市民として体験し、課題を拾ったところであります。それを改善するための事業であります。番号発券機や窓口証明書交付サービスシステム等を導入して、スムーズな窓口対応を図っていくものであります。
 続いて2番目に、グリーントランスフォーメーションであります。これは従来の太陽光発電等の補助事業を拡充するものと、2人乗りの小型電気自動車を導入して、訪問事業などに使っていくものであります。それと、荒廃農地の解消とバイオマス発電燃料として、新たな産業化も見据えて、早生樹の試験栽培に取り組みたいと思います。今、荒廃農地も2ヶ所の候補地をあげて、栽培、育成状況のデータなどを取り、しっかりとビジネスにつなげていけるようにしたいと思っております。
 続いて、中海・宍道湖・大山圏域についてであります。この圏域の高規格道路ネットワークの整備のために8の字ルートをしっかりと整備していき、従来から取り組んでいる圏域での就業支援に繋げていきます。例えば、境港に住んで松江や安来に勤めに行くというように、住居は境港ですが、働き場所は圏域の中で、「あたかも1つのまち」として一体的発展を目指すように考えております。
 一般会計予算の概要の中で、歳入についての特徴的なところは、市税が3500万ほど増加しておりますけれど、これは4万円の定額減税がなければ、1億4000万円ほど増える見込みであり、税収は伸びているところであります。
それと、繰入金が2億3000万ほど増加しておりますが、これは市税の伸びや投資的経費の減がありますけれど、義務的経費がそれを上回るため、少し基金繰入を増やすという予算編成をしております。
 それと、市債は4億ほど減らしております。これは水木しげる記念館の再整備事業の8億円が減少したことが一番大きいところであります。また、そのような投資的事業が減ったことで、市債の借り入れも合計4億円ほど減っているというところであります。歳入の構成比について、自主財源は45.3%です。
 次に歳出についてであります。特徴的なものは、人件費になります。これは、職員の給与改定や会計年度任用職員の勤勉手当を支給するようになり、人件費が増えているというところであります。
 それと、義務的経費の扶助費について、これは福祉サービスの利用が増えているというところと小児の医療の無料化、あとは障害者自立支援給付費が増えているというところで扶助費が増えており、昨年より1億9000万円増えているというところであります。
 それと投資的経費でありますが、これは水木しげる記念館の8億円減、それと清掃センター解体などの1億8000万円減というところが大きいものであります。
 以上で一般会計の予算の説明は終わります。
 次に議案について、条例の議案が8件あり、議案の16号から23号までであります。
 主なものは、職員の勤務時間、休憩時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正であります。これは、更年期障がいによる特別休暇を追加しているものであります。
 また、議案の21号が高齢者住宅整備資金貸付条例の廃止であります。貸付事業の終了に伴い、廃止するものであります。あとは、追加予定議案が24号・25号を予定しているところであります。

 次に、「水木しげる先生を通じた平和学習プログラム」であります。この事業の目的は、教育旅行として境港市を目的地にしてもらうことと市内、圏域の小中学校の子どもたちが水木しげる先生の平和学習プログラムで、平和について勉強していただくというところであります。
 タイトルは、「水木しげるが見た戦場~どんなにつらくても、己の道を進む~」というタイトルになります。
この平和学習のプログラムは、動画を見ながら語り部さんの説明を聞いたり、途中でクイズがあったり、戦争を疑似体験するようなところもあります。このプログラムによって、しっかりと子どもたちに平和について考えてもらうようにしてあります。
 また、平和学習プログラムを記念館で受けて、記念館の他の展示を見ることによって、水木先生の人生を通して生きることについても、しっかりと子どもたちに勉強してもらいたい、感じてもらいたいと思っております。制作費は約330万円であります。
 これまでコロナ禍のときは、教育旅行の誘致促進として、児童・生徒に1人1000円のクーポン券を配って、子どもたちに境港での買い物を楽しんでもらい教育で学んでもらうことをしておりました。今度は切り換えて、水木先生のこの平和学習プログラムで、教育旅行の誘致を図っていきたいと思っております。
 この動画の構成でございますが、例えば、最初は、「戦争の悲惨さ、無意味さ」を考える、2番目が「同調圧力」などについて、3番目が戦場のリアル、4番目が、「総員玉砕せよ!」を再現してみんなで考えて、最後は好きなことを仕事にということで、左手を失いながらも、絵の仕事で飯を食うという執念みたいなところ、これをしっかりと子どもたちに学んでもらうということにしております。語り部さんは、活動弁士の坂本頼光さんであります。


質疑応答

【記者】
 どういう思いで当初予算を組まれたのか。どういうところに力を入れられたのでしょうか。
【市長】
 令和6年度当初予算は、まちづくり総合プランの折り返し3年目になります。
まちづくり総合プランは、私の選挙公約をベースにしたところもありますので、公約をしっかりと着実に進めていくという予算であります。
従来の子育てと教育環境の整備に十分な予算が配分できたと思っています。併せて共生社会づくりで障がい者の方へのサービス等、公園も含めて充実させたところであります。また、能登半島地震のことも踏まえ、防災対策として新規事業を入れながら進めていくというところです。
【記者】
 重点項目が去年4項目で、今年は5項目になっていましたが、変わったところはございますでしょうか。
【市長】
 この総合プランを着実に進めるための項目ですので、わかりやすいように細かく分けたところです。
【記者】
 令和6年度予算をまとめて一言で言うと、どんな予算になるでしょうか。
【市長】
 一言で言うと、まちづくり総合プランを着実に進めるための予算になります。5年間の計画なので、きちんと目標を立てて行っております。
【記者】
 ジェンダーフリートイレについて、県内初というのは小中学校で初ということでしょうか。
【市長】
 小学校の学校トイレでは初になります。中学校については、今回整備はありません。
【記者】
 ジェンダーフリートイレというのは要するに、男女を区別していないトイレということでよろしいでしょうか。
【市長】
 みんなのトイレ、だれが使ってもいいトイレになります。
【記者】
 早生樹をわかりやすく言うと、成長の早い樹木ということでよろしいでしょうか。
【市長】
 はい。5年程度で伐採、チップにしてバイオマス発電の燃料にするものであります。
【記者】
 水木さんの妖怪だけではなく、ご自身の苦労されたメッセージでもある平和学習プログラムが完成しました。感想を一言お願いします。
【市長】
 水木しげる記念館がリニューアルオープンしますが、もっと水木さんに焦点を当てて深掘りするという意味で、水木さんと戦争という部分をしっかりと取り上げて、子どもたちに学んでいただく平和学習プログラムができたということで、非常に我々も期待しておりますし、喜んでいるところであります。
【記者】
今回の戦争体験をもとにした平和学習プログラムにより、大人はもちろん、子どもにも関心を持ってもらうことで、水木ワールドのもう1つのメッセージ、魅力を教育旅行などを通じて打ち出す格好になったと思います。もう1つの水木ワールドについて、改めて期待をお願いします。
【市長】
 妖怪と水木さんというところが1番、知名度が高いと思います。この部分をしっかりと水木先生の原画も展示できるようになっておりますし、企画展示室も、年に1回2回と早い展開で企画展示をするというのは、水木プロダクションの意向であります。従来よりもっと深く、水木さんに親しんでいただけると思っております。
【記者】
戦争と平和について、市長の意見をお聞かせください。
【市長】
 ウクライナのことやガザのことなど、世界ではまだまだ悲惨な戦争、紛争が絶えないわけであります。水木さんを通じて子どもたちにしっかりと平和について学習してもらい、戦争のない世界を子どもたちが担っていって欲しいと思います。
 大人の人たちも、この平和学習プログラムを見て、改めて平和について心を新たにされると思っています。
【記者】
そのメッセージが、水木さんが届けたかったことでしょうか。
【市長】
 水木さんは本当に戦争が大嫌いで、平和大好きな先生ですから、その辺をしっかりと大人の人も感じていただきたいと思います。
【記者】
 平和学習でいえば、広島、長崎、沖縄が主な場所だと思うのですが、市長のイメージとして、まず県内の子どもが校外学習で来るのを想像しているのか。それとも県外からも修学旅行の一環で来てもらえるような場所になればいいと思っていらっしゃるのか。どれぐらいの規模感でこれを打ち出していくのでしょうか。
【市長】
 最初にこの平和学習プログラムを利用してもらいたいのは、当然市内の小中学生や県内、山陰地方の小中学生でありますけれど、教育旅行として水木しげる記念館を目的地にしていただきたいと思いますので、当然旅行会社へ営業にも行くようにしています。全国各地から水木しげる記念館を目指して、平和の勉強をしに来ていただきたいと思います。
【記者】
 水木しげる記念館の中に視聴覚スペースみたいなのがあって、そこで流すようなイメージですか。
【市長】
 記念館でも見られますし、出前で学校行っても使えるプログラムになっております。
【記者】
 この動画は、水木しげる記念館の中の動画が視聴できるコーナーみたいなところで常時流されるという認識でよろしいでしょうか。
【観光振興係長】
 基本的には予約で対応します。常時流れるものではないです。
 記念館の多目的ホールや、ホールに入りきらない人数であれば、しおさい会館で動画を流す場合もございます。
【記者】
 「水木しげる先生から学ぶ平和学習事業」の新年度予算は約58万円となっていますが、製作費は別になりますか。
【観光振興係長】
 製作費は今年度予算で対応しており、「水木しげる先生から学ぶ平和学習事業」の約58万円は誘客増加を図るための費用となっています。
【記者】
 最近では、修学旅行のことを教育旅行というのでしょうか。
【市長】
 別のときもあります。校外学習のことも教育旅行ということがあります。
【記者】
 要するに修学旅行や平和教育の学習で境港に来てもらうイメージでしょうか。
【教育長】
 平和学習の選択肢の一つになればと思っています。
【記者】
 動画自体が28分との認識でよろしいでしょうか。
【観光振興係長】
 動画自体は28分です。その動画と進行役の説明でトータル1時間のプログラムになっています。
【記者】
 令和6年度予算に、水木しげる記念館再整備事業はもう無いということでよろしいでしょうか。
【市長】
 はい。無くなりました。
【記者】
 現状の財政状況について教えてください。
【市長】
 財政状況について、市債の借り入れは減りましたが、基金の取り崩しが若干多くなりました。ただ、健全な状況は保っていると認識はしております。
公債費についても、12、3億円でずっと推移するような財政運営をしていくことにしております。
【記者】
 予算について、今後の見通しを教えてください。
【市長】
今後の見通しは、大型の箱物、例えばこの市の庁舎の建て替えや学校再編の計画を作る準備もしていますが、その内容次第で学校が統合型になると、学校の建て替えもどんどん出てきますので、その部分は大型事業で残っています。そういう箱物の事業を一気に金を投資するということではなく、計画的に平準化して整備をしていき、この財政経営は堅持したいと思います。

【記者】
 平和学習プログラムは、新年度から始められるということでよろしいでしょうか。
【市長】
 はい。お披露目の日程が決まれば資料提供させていただきます。
【記者】
 リースされる2人乗りの小型電気自動車は、県内市町村では珍しいですか。すでに導入している自治体はありますか。
【市長】
 2人乗りの小型自動車は、県内市町村では珍しいと思います。境港は細い道が多いので、保健師が訪問する際に都合がいいものであります。
【記者】
 平和学習プログラムを視聴する際の料金はいくらか。
【市長】
 無料です。水木しげる記念館で視聴する場合は、入館料だけ必要です。
【記者】
 県内の小学校などで平和学習プログラムを視聴する場合は、動画を持っていくというイメージでしょうか。
【市長】
 出前で行うのは、市内を考えており、市外の場合は基本的にこちらに来てもらいます。






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