定住自立圏構想について

1 定住自立圏とは

 定住自立圏は、中心市と周辺市町村が、自らの意思で1対1の協定を締結することを積み重ねる結果として、形成される圏域です。圏域ごとに「集約とネットワーク」の考え方に基づき、中心市において圏域全体の暮らしに必要な都市機能を集約的に整備するとともに、周辺市町村において必要な生活機能を確保し、農林水産業の振興や豊かな自然環境の保全等を図るなど、互いに連携・協力することにより、圏域全体の活性化を図ることを目的としています。
 これらの取組により、地方への民間投資を促進し、内需を振興して地域経済を活性化させるとともに、分権型社会にふさわしい、安定した社会空間を地方圏に創り出すことが期待されています。
 なお、定住自立圏構想は、地方圏からの人口流出を食い止め、地方圏への人の流れを創出するという観点から、三大都市圏の区域外にある地域を主たる対象として推進するものです。


<定住自立圏のイメージ>

定住自立圏1


2 境港市の取り組み状況

・中海を取り巻く境港、米子、松江、安来の各市と東出雲町(※注1)の四市一町で構成する中海市長会が、平成20年10月、国が推進する定住自立圏構想の先行実施団体に選ばれ、その後、圏域として取り組んでいく事業などを協議してきました。
 
・平成21年4月には、松江市と米子市が中海圏域のリーダーとして、「誰もが安心して心豊かに暮らせる魅力ある定住自立圏を形成するためのマネジメントに努める」旨の「中心市宣言」(※注2)を行い、本格的に連携事業の実施に向けた取り組みを進めることとなりました。

・平成21年10月には、中心市である米子市及び松江市と協定を締結しました。(※注3)


※注1 東出雲町は平成23年8月1日に松江市と合併し、「松江市」となりました。

※注2 定住自立圏構想 松江市・米子市「共同中心市宣言」(米子市のホームページへのリンクです。)

※注3 協定は、その後も改訂を行っております。現在の協定の内容については、こちらをご覧ください。




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