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平成19年12月定例記者会見

市長説明

 今年の境港市の10大ニュースが 決定した。
○3月には境港市と美保関町を結ぶ渡船が廃止された。
 これは、明治3年の就航以来長い歴史に幕を閉じたということ。
○4月には樋上川線が開通した。
 事業開始からほぼ10年が掛かり開通した。用地交渉が難航し、 これだけの期間が掛かったということ。
○7月には「境港市みんなでまちづくり条例」を施行した。
 まちづくりの考え方として、「協働」ということを取り上げ、進めているが、これを条例に規定したもの。市民のみなさんにより作られた条例。2年間、一から勉強されてできあがった条例で、市民の目線で作っていただいた。
 今、この条例に実効性を持たせるために、改めて市民のみなさんと指針づくりを進めている。
○同じく7月に中海市長会が発足した。
 従来4市で協議会を作っていたが、会長も事務局も1年交代であり、腰を落ち着けた施策ができにくい状況であった。中海圏域の連携が非常に重要であるということで、民間では連携の実が上がっている。そういった中で、行政もしっかりと足腰を据えて、具体的な施策に取り組んでこうということで考えがまとまり、設立となったところ。
○9月には全国ペーロン選手権中海大会を開催した。
 これについても中海圏域の連携ということで、中海・大橋川・宍道湖の水面を活用して、全国大会を誘致しようということで、松江市と連携して、150万円ずつ補助金を出して行った事業。県境を越えた行政同士が補助金を出し合ってイベントを行うのは初めての取り組み。
○10月は和牛博覧会inとっとりを開催した。
 境港市はサブ会場であったが目標の入場者数を大きく上回る成果を上げたということ。
○11月にはハローワークが廃止になるということで、12月に入ってから大変バタバタした。
 厚労省にまで行って抗議をし、廃止を思いとどまってもらうという想いで行動したが、既成事実化されており、廃止を回避することはできなかった。
しかし、雇用保険の事務手続きは米子市に行かなければならないが、求職・求人については市内に機能を残すということなので、当初、国が労働局に提案してきたことよりも少し手厚くなるというで、配慮をされたのだと思う。
 来年4月の開設に向け、鳥取県と協議をしながらみなさんに安心していただけるような体制づくりをしたい。
○水木しげるロード・水木しげる記念館の賑わいで、過去最高を記録した。
 水木しげるロードは、150万人には届かないかもしれないが145万人を超えるのではないか。水木しげる記念館も11月末で26万人の過去最高を記録したところ。
 来年3月には2千万円ほどをかけて「河童の泉」をつくる。これもまた、魅力を高めるひとつになるのではないかと思っている。
 今年の夏は、交通渋滞や駐車場が不足するなど反省材料があった。来年は今から解消策をいろいろ考えていきたい。
○境高が9年ぶり7回目の甲子園に出場した。
 これもホットな情報として選ばれた。
○防災対策の強化ということで、余子駅前の公園に防災備蓄倉庫を整備したほか、企業との「災害時における災害物資の調達に関する協定書」に調印し、災害時の対応について強化をした。
 以上10項目のニュースが選ばれたところ。
選考方法については、市職員・市民活動団体代表・地区公民館(来館者)の93名に選んでいただいた。

平成19年境港市10大ニュース[pdf:75KB]

質疑応答

【記 者】10大ニュースに順位はないが、市長が印象に残ったものは。
【市 長】「中海市長会の発足」と「みんなでまちづくり条例の施行」。水木ロードの賑わいもあるが、印象としてはこの二つ。それとハローワークの廃止の問題もある。
【記 者】「中海市長会の発足」と「みんなでまちづくり条例の施行」が大きい出来事で、それに次ぐことに「ハローワークの廃止」とか「水木しげるロードの賑わい」があるのか。
【市 長】「ハローワークの廃止」は腹が立ったことのトップ。
【記 者 それはプロセスについてか。
【市 長】アポイントメントを取ってこられ、何の用件なのかわからない状態で会って、いきなり廃止をしたいということだった。県にも相談をされたのかというと事務方と話をしている程度。
 鳥取県は有効求人倍率が低く、さらに境港市はその中でも低い。境港市を廃止して米子と統合するわけだが、職員数を削減するというわけではない。削減するならわかるが、統合して余力がでたものを求人開拓にまわすということ。削減しないのならば、ハローワークを残して、求人に手がまわらないところを県でも市でも考えれば手立てはある。一番喘いでいる地域をあえて廃止するということに非常に憤慨した。全国で26カ所廃止するが、厚労省まで出かけて行ったのは、鳥取県と境港市だけだったと聞いている。
 厚労省は国民の命と暮らしを守る、一番生活と密接した役所。生活実態や想いを研ぎ澄ましたアンテナでキャッチしてもらわなければ困ると、厚労省の課長にお話をした。廃止される26カ所のうち1カ所しか厚労省にものを言っていかなかったことに愕然とした。もっと声を上げていかなければいけないということを再認識した。
【記 者】関連して、鳥取県に期待することと、市としてはどういうふうに対応するのか。
【市 長】廃止後、求人と求職の機能については残される。その場所や人数、求人の開拓の方法など問題がある。これを国と県と相談してきめる。雇用保険の手続き等については米子に行かなければならないが、その他の求人・求職の機能については、しっかりと再生できるよう国・県と協議をしながら詰めていきたい。
【記 者】10大ニュースにはなかったが、境漁港の漁獲量は、一昨年は10万トン割れであったが昨年は回復。今年も11万トンを越えている。原油の高等など課題はあるが、境港市の今年の水産業についてどういう印象をもっているか。
【市 長】現在は、11万4~5千トン。これが年末までに12万トンまで伸びるかは天候しだいだが、金額・量とも昨年を上回り一安心をしている。
 水産資源の減少や原油の高等など水産業界には厳しいものがある。
 原油の高騰については、国でも対策を考えておられるところだが、漁獲量についてはかつてのような50万・60万トンの状態は望めない。ということで、水産業界をあげて「境港地域水産業構造改革推進プロジェクト」を作っている。
 これは「漁船漁業生産部会」、「流通加工部会」、「市場のあり方検討部会」の3部会からできている。
これからは、少ない水産物をいかに付加価値を高めて、鮮魚で、あるいは加工して出すかということが一番重要になってくると思う。そのためにもこのプロジェクトで境港市の水産業のありようをご検討いただいている。行政はそれに基づいてできる限りの支援をしていく。
【記 者】10大ニュースはいつ現在で、選考期間はいつか。
【市 長】12月18日現在。募集期間は12月11~18日。
【記 者】選択肢があるのか、記述式か。
【地域振興課】20項目をこちらで準備し、10項目を選択してもらった。