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第4回境港市下水道料金等審議会(平成18年11月14日開催)

日時   
 
平成18年11月14日(火) 13:30~14:20

場所
 
境港市役所 第1会議室

参加委員など
 
(委員)
熊谷昌彦会長、永井忠志委員(職務代理者)、景山純雄委員、西村岩市委員、湯中義人委員、権田淳一委員、中村勲委員、前田香代子委員、駒居照子委員、小板裕委員、平野明子委員 以上11名 (欠席者 池谷由美委員、池淵美津子委員、長田あゆみ委員、山本博敏委員)

(市側)
武良建設部長、山本下水道課長、中垣下水道課課長補佐、渡辺普及係長、新主任、遠藤主任

日程
 
1 開 会
2 会長挨拶
3 議 事  

内容
 
●会長挨拶

●議事
(会長)
今日は、皆様のお手元にあります答申(案)を見ていただき、答申の内容を確認していただきます。
では事務局から、答申(案)の説明をお願いします。

(市)
「公共下水道使用料金の見直しについて(答申)」の案をつくりましたので説明させていただきます。
答申(案)[doc:53KB]

平成18年10月2日に、市長から諮問のあった「公共下水道使用料金の見直しについて」、適正な下水道使用料金を定めるため、関係資料等を十分検討し、慎重に審議を重ねた結果、下記のとおり答申する。

『公共下水道使用料金については、現在の使用料より平均14.6パーセントアップした金額で、下表のとおり改定されることが適当である。』

1番の「下水道使用料の料金体系」の表ですが、前回の審議会の時、方針を出していただきましたケース4で作成いたしました。この表を説明させていただきますと、使用料区分の青色になっている所ですが、100立方メートル超から1,000立方メートルの間に、500立方メートルの区分を設けました。それと、表の見方になりますが、左側から、現行の単価、改定後の単価、アップ額、改定率、そして消費税を含んだ改定後の単価となります。
平成16年の4月から消費税が総額表示となりましたので、今回の改定より消費税を含んだ形の料金体系となります。この形で条例の改正も行います。

続きまして次のページをお願いします。2番の「下水道使用料区分の見直し」についてですが、境港市の使用料体系は従量制を採用していますが、他市に比べて累進度が高く、使用料全体の約40パーセントを負担している使用水量の多い利用者(企業等)にとっては、企業経営そのものに対する影響が大きいということも加味いたしまして、100立方メートル超から1,000立方メートルまでの使用料区分を、100立方メートル超から500立方メートルまでと500立方メートル超から1,000立方メートルまでの2区分に分けることとしました。

3番の「下水道使用料の算定期間」について、下水道使用料は、日常生活に密着した公共料金としての性格から、できるだけ安定性を保つことが望まれる反面、余りに長期にわたる期間を設定することは、予測の確実性を失うこととなり、一般市費(一般会計)からの負担も増大することとなります。このことから、今回の使用料の算定期間は、概ね3年間とさせていただきます。

4番は「答申にあたっての補足事項」として、徴収率及び水洗化率の向上に努力されたいという項目を入れさせていただきました。

次のページですが、これは参考資料となります。
まず1番は、今回の下水道使用料の見直しを行うにあたって、審議会の経過を簡単にまとめたものです。
2番は、答申にあたっての補足事項について、徴収率と水洗化率の向上についてもう少し具体的に書いたものです。
以上のように今回の答申(案)をつくらせていただきましたので、よろしくお願いします。

(会長)
平均14.6パーセントの改定率。それから、補足事項として、徴収率及び水洗化率の向上に努力されたいという項目があります。特に水洗化率については、参考資料の中に、目標を90パーセントにすることを明記していただきました。
ここに書かれている内容で、ご質問等がありましたら発言をお願いします。

(委員)
下水道使用料は排除汚水量に応じて区分されていますが、その区分が下水道使用料全体の何パーセントを占めるのかを教えてください。例えば、1,000立方メートル超の下水道使用料は、下水道使用料全体の何パーセントになるのですか。

(市)
第3回の資料(下水道使用料の単価設定シミュレーション)を見ていただくと分かりやすいと思います。
各ケースの区分の計をその総計で割っていただくと割合が分かります。1,000立方メートル超の下水道使用料が下水道使用料全体に占める割合は、ケース4で見ていただくと約22.5パーセントになります。

(会長)
1,000立方メートル超の下水道を使用する方の下水道使用料が、下水道使用料全体に占める割合は結構大きいですね。

(市)
排除汚水量が多い利用者は、下水道使用料も高くなります。
他市では排除汚水量が多ければ若干割安になるという場合もあります。しかし、境港市では1,000立方メートル超の下水道利用者は他市に比べて割高となります。
現実に、竹内団地にある水産業等の企業の中には、現在の下水道使用料では企業経営に影響を及ぼすという意見もあります。

(委員)
1,000立方メートル超の使用者には、水産業以外の方もおられますか。

(市)
自衛隊や幸朋苑等の大きい事業所や大規模店舗などがあります。

(委員)
大きい事業所等が早く下水道につなげるように計画していくのも、一つの考え方である。

(委員)
水洗化率の目標が90パーセントで、現在の水洗化率が86.6パーセントということですが、個人と企業を分けた水洗化率を教えてください。それとあわせて、他市の水洗化率についても教えてください。

(市)
県内4市の水洗化率は、鳥取市は88.8パーセント、倉吉市は85.1パーセント、米子市は78.7パーセントです。
あと、個人と企業を分けたデータについては、申し訳ございませんが持ち合わせておりません。ただし、前回の審議会で申しましたが、現在下水道未接続世帯について調査をしています。その中で個人や企業の下水道未接続件数が分かると思います。

(委員)
他市の水洗化の状況を聞いて、境港市の水洗化率の目標が妥当な数字であることが分かりました。

(委員)
第3回の資料(下水道使用料の単価設定シミュレーション)を見ますと、区分ごとに改定率が出ていますが、排除汚水量が多いと下水道使用料も高くなるという考え方から、各々の区分の改定率を見ると一貫性がないよう見受けられるが、その点についてはどう考えているのか。

(市)
まずここで目に付きますのは、500立方メートル超から1,000立方メートルの区分の改定率ですが、前後の改定率と比べると大きな数字となっています。
これは、もともと同じ単価(260円)の100立方メートル超から1,000立方メートルの区分を100立方メートル超から500立方メートルと500立方メートル超から1,000立方メートルの区分に分けたため、計算上500立方メートル超から1,000立方メートルの区分の改定率が高くなってしまいます。

また、基本使用料の改定率が他の区分の改定率より高いのは、他市の下水道使用料の料金体系と比べると、境港市は累進度が高いため、基本料金と最大料金(1,000立方メートル超の下水道使用料)の格差を縮めるようにしたためです。10立方メートル超から20立方メートルの区分の改定率については、この区分の単価は他の区分より金額が小さいので、1円の違いで改定率が大きく変わってしまうためです。

(会長)
答申(案)を確認していただきましたが、皆様これでご了承いただけますでしょうか。

●全員賛成
答申[pdf:328KB]

熊谷会長が市長へ答申を行いました。
熊谷会長が市長へ答申を行いました。

問合せ先

下水道課 0859-45-5656
gesuidou@city.sakaiminato.tottori.jp




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