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平成18年9月定例記者会見

市長説明

1.境港利用促進懇談会IN青島について
 境港の利用促進懇談会を中国の青島(チンタオ)で開催する計画にしており、9月26日から28日の3日間の日程でポートセールスをしてくる。
 青島は、中国の沿海部にあって発展が非常にめざましく、青島への外国からの投資額は韓国、香港に次いで日本が第3位になっており、青島からの輸出でも日本が第1位。そういうことで日本側の企業が多く立地しており、私どもの境港の優位性を現地の企業や物流関係者等に対して説明し、境港を日本側寄港地の選択肢の一つにしていただこうというセールスである。
 主催は、私が会長をしている境港貿易振興会で行い、私を含めて8名のメンバーでいく計画にしている。主な内容は、境港利用促進懇談会の開催で、荷主の企業や物流関係企業、青島の人民政府の関係者など、約50人程度を予定している。青島市の副市長とも会談を予定している。
 これに関連して、境港の水産会社が上海で、長崎県の松浦市の水産関係者と合同で食品フェアを開催する。上海で11日間開催され、この前夜祭が24日に行なわれるので、青島での利用促進懇談会の前に、私も出席させていただき、関係者にあいさつなりお願いをしてくる計画を併せてしている。
 境港からは、10社の水産加工業者が加工品を出品される。そして鮮魚の方もこちらから持っていくとのことである。

2.境港市防災図上訓練について
 国の消防庁、消防科学総合センターがモデル事業を公募しており、これに応募したところ、平成18年度においては全国で8市町村が指定された。これを受けて10月6日と7日の両日、津波を伴う地震が起きたという想定のもとに、図上で訓練をするものである。
10月6日は、市職員を対象とする訓練であり、参加機関は5機関61人となる見込み。
 10月7日については、住民組織で自主防災会があるが、8つの自主防災会から22人にお集まりいただき、万一の災害時にどういった行動がとれるかといったことを、図上で訓練するもの。
 境港市としても、災害はいつ起こるかわからない訳であり、万一の場合を想定して、日ごろからこうした訓練を行なって災害に備える考えである。

3.スポレク鳥取2006「健康ウォーク」について
 いよいよスポレク祭が間近に迫ってきたのでその案内を再度させていただく。
 境港市は、フリー参加種目の「健康ウォーク」を実施するが、現在の参加状況は401人、市外からは118人がおみえになる予定で、最終的には500人くらいにはなるのではとみている。このうち、韓国の江原道の方からも、生活体育協議会の役員の方など20人が参加されることになっている。
 健康ウォークでは、3つのコースを設定しているが、このほかに、参加者にはオリジナルグッズをお配りすることにしており、目玉おやじのストラップとかマンボウのグッズを記念品でお渡しする予定にしている。
 また、境港駅前広場では、「コノシロ」をミンチにして作った「コノちゃんスティック」と「いもぼた」をサービスするほか、一番長い15キロコースの江島大橋の折り返し点では、カニ汁やおにぎりをサービスさせてもらう。
 市民を挙げて盛り上げようと、このコースの沿線にフラワーポットを設置して参加者をもてなししようと、女性団体連絡協議会やかもめ会グループが、駅前広場や、水木しげるロード、妖海ふれあいコースの沿線に花壇を設置される。そういうことで、行政、市民挙げてスポレク祭の成功をめざしていこうと取り組みをしているところ。


1ページ(境港利用促進懇談会IN青島[pdf:18KB]

2ページ(境港市防災図上訓練)[pdf:19KB]

3ページ(スポレク鳥取2006)[pdf:15KB]

質疑応答

【記 者】ポートセールスではとくにどういうところをPRする考えか。
【市 長】今境港には、中国航路、韓国航路と合わせて、週4便、定期コンテナ船が入ってきている。以前と比べて格段に利便性が向上している。CIQの設備・機関も整い、荷役、荷捌きもスピーディに処理できる体制になってきた。環日本海交流に向けた地理的優位性をPRしてきたい。特に、釜山との航路は、1日で結ばれており、釜山港は世界各国に向けたハブ港となっているので、中国もそこと結ばれればメリットがあるといったこともPRしてきたい。
【記 者】コスト面での優位性は。
【市 長】トータルな部分ではまだまだ。なかなか競争力はない。
【貿易振興会】コストには海上運賃と国内運賃とがあり、海上運賃については、なかなか競争力ができてないが、陸上運賃では、企業から港までの距離が近ければ近いほど安くなるので、ほかの港を利用していた企業が境港を利用することによって、トータルでコスト削減になる可能性がある。
【記 者】これまでも利用促進懇談会を実施していると思うが、どこでやっているか。トップセールスは何回目か。青島は初めてか。
【市 長】これまでも、大連、上海、琿春で行なっている。
【貿易振興会】会長が出かけてのトップセールスは今年2回目。青島は今回初めて。
【記 者】図上訓練について、これまで市でやったことは。
【環境防災課】一昨年の10月6日に初めて実施した。前回は市独自のものだったが、今回は本格的なもの。
【市 長】今回のものは、消防庁や消防科学総合センターから担当が来られて、そういう方達が、そのときになっていろいろな状況を付与し、それに対して我々が、どう迅速に対応できるのか試され、実際に近い形で訓練が行なわれる。
【記 者】決まったものをその通りに進めるのか、それともその場でやられるものなのか。タイムスケジュールはどうなっているか。
【環境防災課】詳細には言えない。事前に示されるのは基本的な想定だけで、後は当日、たくさんの状況が矢継ぎ早に出され、厳しく試される。消化しきれないくらいたくさんの条件が与えられると聞いている。
【記 者】実際に即した色合いの訓練。マニュアルをよく頭に入れておれば対応できると思うが、機敏にどこまでできるかはわからない。訓練する市の側と、状況等を付与する側に分かれて行なわれ、どう対応するかが試される。
【記 者】マグニチュードの想定はまだ示されないのか。
【環境防災課】想定はマグニチュード7.4で、境港市の震度は6弱。これに伴う津波の発生を想定。
【記 者】津波の高さは。
【環境防災課】2mくらいを想定。鳥取県沖あたりの震源を想定しているが、実際にはそのあたりでは地震が起きる可能性は低いと学者からも言われている。
【記 者】上海食品フェアでは、具体的にはどういうものを出品するのか。
【市 長】長崎県の松浦市からも業者の方が参加し、そこと合同でやるもの。加工品が出品される。鮮魚の方は、アジ、サバといったものを2.6トンほど持っていくように聞いている。
【通商課】冷凍食品、加工品を出品されると聞いている。
【市 長】今回、松浦市の北松地域日中輸出入促進協議会と合同でやるが、境港では、山陰旋網漁業協同組合が母体になって鳥取県境港水産物輸出入促進協議会を立ち上げて、日本から中国に輸出をしようという事業の一環である。
【記 者】現段階で鮮魚の輸出はあるのか。
【通商課】境港はまだない。松浦市は前年度から試験的に出しているが、まだ安定した取引にはなっていないと聞く。まだ市場調査の段階。
【記 者】今後試験的にでも計画しているのか。
【市 長】鮮魚を中国に持っていき、そういった市場を開拓していこうという取り組みの一つとして、加工品のフェアを上海のデパートやスーパーで行ない、あわせて鮮魚も持っていくというもの。
【記 者】フェアが行なわれるのはデパートとスーパーなのか。
【通商課】上海の大型スーパー、百貨店、ショッピングセンターの3か所で開催される。
【記 者】今後、対中輸出に向けたバックアップ体制について行政でできることは。
【市 長】こういった団体には市も補助金を出している。国の補助も入っている。今後も、境港の水産業界の置かれている立場は厳しく、早急には回復が見込めない状況の中なので、そういった取り組みには、市単独には難しいが、できることは、国や県と協調しながら支援していきたい。
【記 者】鮮魚はどういう航路で持っていくのか。
【通商課】既存航空便。
【市 長】今、境港では輸入は多いが、輸出が少なく、バランスがとれていない。そういったものをどんどん出すことによって、片荷の解消にもなる。増えていけば、大きな力になると思う。
【記 者】狙いとしては、魚の高付加価値化とか、ブランド化になるのか。
【市 長】私も何回か中国に行っているが、今は琿春でも寿司や刺身もある。中国の東北部でもそういった食材が求められるような状況になっていると思う。市場などを視察しても、中国の場合は、鮮度の面で日本の市場とは違うと思う。冷凍の形で持っていけば、かなり受け入れられるのではないかという気がする。
【記 者】水木ロード周辺で新しい「海鮮丼」を創ろうという話はその後進んでいるか。
【通商課】行政関係者、飲食店組合、商工会議所、水産振興協会、料理創作市民団体などで、10月10日に第1回目の会議をする予定にしている。そこで方向性を決めて、料理の試作をし試食もし、発表会的なものをしてオープンにしていくことになる。報告書をまとめ、あわせて海鮮丼マップなどをつくって、全国にPRしていく。
【記 者】海鮮丼はどこでもある。せっかく水木しげるロード周辺でするなら、名前を「妖怪丼」とかにして、徹底して妖怪を売り出していってはどうか。
【市 長】そういったことも会議の中でアイデアが出るのではと思う。

【記 者】福岡市で起きた交通事故以来、飲酒運転に対する世論の高まり、地方自治体でも処分の厳罰化がクローズアップされてきているが、境港市で改めて考えていることは。
【市 長】境港市でも職員の懲戒基準は内規で持っており、人事院の指針や県や周辺市町村の状況を見ながら、検討を今しているところ。
 これは、あってはならないことなので、処分ということの前に、そういった意識をきちんと皆が持つことがまず第一の話。結果的に処分がどうなるかということであり、まずはそういった意識を持つことの徹底をしたい。
 処分の内容も、検討中だが、少し厳しくなるのかなと思う。現行でも、酒酔い運転で人身事故を起こせば、重篤の場合免職になっている。それ以外の人身事故や物損事故では停職などになっている。
【記 者】同乗者に対しても厳しくしていく動きがあるようだが、検討課題になるのか。
【市 長】一緒に飲んでいて、車で帰ることが判っていて止めないのは、それなりの処分の対象にならざるを得ないと思う。とにかく当たり前のことを絶対にしないことを徹底する。
【記 者】徹底の方法で、誓約書を出させるようなことは。
【市 長】これは、繰り返し繰り返し皆で確認していくことが一番だ。
【総務部長】ありきたりのことだが、改めて全職員に注意するように周知している。
【記 者】同乗者に関しては、幇助したら何か処分するのか。
【市 長】そこまではしていない。いずれにしても、処分するときには職員懲戒審査委員会にかけるので、そこでも判断していただくことになる。答申をいただいて、それを基に任命権者が決定する。厳しい方向にならざるを得ないだろう。社会的な状況を踏まえながら検討する。