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平成18年5月定例記者会見

市長説明

1.「境港市まちづくり市民意識調査」結果について
 今年の1月12日から26日にかけて「境港市まちづくり市民意識調査」を実施している。これは、市民の皆さんが、どのような地域活動やまちづくり活動に参加しているのか、地域活動などへの考え方や生活環境の満足度などを聞き、今後のまちづくりや次の総合計画などにどう反映していくか考える目的で調査したもの。
 対象は、この種のアンケートは20歳以上というのが多いが、今回は18歳以上の市民2000人を対象に実施した。回答は754人で、およそ38%の回収率で、過去のアンケートと比べると、若干回収率が悪いのかなと思う。
 主な結果は市報にも掲載するので、詳細はこちらに譲るが、主な項目として、地域活動への参加の状況では、町内会・自治会への参加は60%を超えているが、ボランティア団体やNPOなどへの参加については20%程度の率になっている。しかしながら、将来、そういった団体への参加の意向もあり、それらを含めると約45%が参加意向をもっていることがわかった。
 これらの地域活動への参加の意向については、現在参加していて今後も参加したいと答えた人と、参加したいが、なかなか時間やきっかけがないと答えた人を含めると、全体の7割以上が、条件が整えばこういった活動に加わりたいという意向をもっていることがわかった。
 今回の調査でもう一点大きな目的は、生活環境や市役所についての満足度と大切度の調査で、満足度が低かった項目としては、青少年の育成環境や災害時の安全の確保など、大切度が高い項目としては、災害時の安全確保、救急診療、ごみの処理などであったことが、回答結果として現れている。
 この調査結果については、今後の市政運営にあたり、個々の施策の企画立案に反映させていきたい。また、設問項目とは別に、400を超える市政全般にわたるご意見をいただいている。一つひとつの意見についてもよく咀嚼して、今後に反映していきたいと考えている。
2.巨大マンボウの愛称披露式について
 ご案内のように、今年の3月から海とくらしの史料館に巨大マンボウのはく製を展示している。このマンボウの愛称を、3月18日から5月8日までの間に来館された小学生以下の子どもたちに募集したところ、北は秋田県から南は大分県まで、2,351件の応募があった。
 先般、審査を行い、愛称は決定しているが、正式発表は、6月3日に命名した子どもさんをお招きしての披露式を計画している。
 このマンボウについては、入館状況でも、5月4日には、昨年のゴールデンウイーク期間中の入館者数を一日で上回るような状況で、大変人気を博している。境港市は、「さかなと鬼太郎」を全国に向けて発信しているが、「マンボウ」も新たに加えて、一層の情報発信をしていきたい。
 鳥取県立博物館では、7月15日から8月27日まで「遠い海」という企画展が行なわれ、この期間の前半、このマンボウを7月14日から7月31日まで貸し出しすることにしている。7月の夏休みに史料館に来ても、貸し出し中で不在になるので、できれば記者の皆さんにも、そのあたりのことを記事にしていただければと思う。


まちづくり市民意識調査結果[pdf:20KB]

マンボウの愛称披露式[pdf:20KB]

質疑応答

【記 者】この種の調査は今までになかったのか。
【市 長】前回は合併に関するアンケートだった。その前には、総合計画を策定する際に意識調査している。
【記 者】地域活動に対してはやったことは。
【市 長】ない。市政運営を行なううえで、協働のまちづくりを進めているので、市民が地域活動やまちづくり活動にどういう意識を持っているか、そういうところを狙いにして調査した。
【記 者】調査の結果では市民の参加意識は高いようであり、実態を見てどういう感想を持ったか。
【市 長】私は、協働のまちづくりを提唱し、市民とともに考えながらまちづくりをすすめており、この結果は大変ありがたいことであり、意を強くした。ただ、市民への十分な情報提供という点では、まだまだ足りないと思っている。
 市民が、いろいろな活動をしたいと思っていても、何ら情報がなければ、活動するきっかけすらなくなるのであり、さらに情報提供に力を入れていきたい。
【記 者】対象年齢を下げた理由は。
【市 長】最近は、市民ボランティアも中学生や高校生など幅広くなっている実態がある。高校生あたりの意見もという案も当初あったが、今回は18歳以上にした。結果的に未成年者の回答率は低かった。
【記 者】結果として若い年代の回答率が低かったことに対して、今後こうしていくということは考えていないか。
【市 長】今後を担う世代なのだから、行政としてもできる限り、例えば、高校生などとまちづくりについて意見交換する場もできればいいと思う。
【記 者】市民参加には情報発信が必要だと言われているが、考えていることがもしあれば聞きたい。
【市 長】今も市報やホームページなどで、ほとんど必要なことは公開しているが、本当に市民参加をお願いしていくうえには、参加できるきっかけを提供していくこと、もう一つは信頼される市役所にしていくことが必要だ。そうでなければ、参加の気持ちも高まらないので、そういうところをきちんとすれば、まちづくりの気運にもつながっていくと思う。
【記 者】次期総合計画は、何年度か。
【市 長】基本構想が平成22年度までであり、市長に就任したときに改定することもできたが、大変な財政難の中にあって、5年、10年を見通した計画というのはなかなか難しい。県と同じような形で、3年くらい先を見越しながら、毎年度の予算でまちづくりを進めていく形できている。今、平成18年度予算に基づき財政見通しを見直し、現在の制度が続くとしたならば、平成23年度の累積赤字が回避できる見込みが見えてきた。具体的な最終調整はできていないが、次の総合計画について改めて検討したいと思っている。
【記 者】市民意識調査の質問項目は何項目あったか。
(地域振興課長) 問は17問。
【記 者】自由記述に400の意見があったとのことだが、とくにどういうものがあったか。傾向的にはどうか。
【市 長】本当にさまざまで、参考になる意見も多かった。幹部職員には全部目を通すようにしている。一口には言えない。バラエティに富んだもので、中には市政運営に対する不満もある。
【記 者】生活環境の満足度と大切度で、評価が低い部分に対して、相対的にどういうイメージを持っているか。
【記 者】満足度を見ると、予算で重点配分している教育・福祉について評価が低いように思うが、率直な感想は。
【市 長】昨年境港市で出生した子どもが300人を切ったが、これは大変なことで、子育て環境の整備にどういったことができるか、今検討しているところ。トータルな施策で他の地域との差別化をはかり、そのための財源がどれだけ必要で、どれだけできるのかといったことについて、今年度検討する。
 文化・芸術の満足度が低いが、なかなか難しい面もある。これまでは、各自治体であらゆる文化・体育施設等を自治体の中で完結して市民サービスを提供してきたが、そういったことが、今の自治体の財政状況を招いたともいえる。本市から松江市までは25分、米子市には20分で行ける。地域の中でそういうものは十分得られる状況にある。これからは、文化・芸術に限らず社会基盤は広域的に考えていかなければいけない。
【記 者】6月3日の愛称披露式で、命名した子どもはどこの子か。
【市 長】鳥取市の方。お子さんの都合のよい日にあわせた。ちょうどその日に美保飛行場の滑走路延長起工式が10時からあるので、皆さんが取材に来れるように11時半からとした。
【記 者】応募者は秋田県から大分県までの30県とあるが、府はないということか。
【生涯学習課長】30「都府県」に訂正する。
【市 長】入館者から募集しているので、そこから実際に来ていただいている。
【記 者】連休中は水木しげるロードの人出が県内最高だったが、ゲゲゲの鬼太郎実写版の映画も作られる。市として後方支援は考えていないか。
【市 長】今回は現地ロケはないようである。私どもができる後方支援は、映画「妖怪大戦争」でのようなものになるのでは。妖怪大戦争は大変波及効果があった。JR境線の観光路線化も利用者が3割増しと聞く。官民挙げた取り組みが奏効している感を受ける。