帯状疱疹は、水膨れを伴う赤い発疹が体の左右どちらかに、帯状に出る皮膚の病気です。
症状は、人によって様々ですが、ピリピリ、ズキズキ、チクチクとした感覚や、灼熱感を受ける方もいます。
強い痛みを伴うことが多く、症状は３～４週間ほど続きます。
また、帯状疱疹は頭部から顔面に症状が出ることもあり、目や耳の神経が害されるとめまいや耳鳴りといった合併症がみられることもあります。

５０歳代から発症率が高くなり、８０歳代までに約３人に１人が帯状疱疹を発症するといわれています。

帯状疱疹の原因は、多くの人が子どもの時に感染する「水ぼうそう」によるものです。
水ぼうそうは、治った後も、症状を出さない状態で体内に潜み続けています。
子どもの時に水ぼうそうにかかった人は、このウイルスに対する免疫を持っていますが、「加齢」、「疲労」、「ストレス」、「病気」などで免疫力が低下し、帯状疱疹を発症するリスクが高くなる傾向があります。

帯状疱疹の予防には、次のことが効果的です。

• バランスの良い食事
• 十分な休養と睡眠
• ストレスの発散
• ワクチン接種（５０歳以上の方は、次の記事もご覧ください。）

• ５０歳以上の方は、帯状疱疹の予防としてワクチンを接種することができます。
• 任意の予防接種のため、全額自己負担となります。
• 帯状疱疹ワクチンに興味のある方は、かかりつけ医などにご相談ください。

境港市福祉保健部 健康づくり推進課
　電話　0859-47-1041