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平成25年9月定例記者会見

市長会見要旨

 本日の報告事項は2件あります。
1件目は、「第二中学校新校舎の完成」についてです。
 義務教育施設の耐震診断を第三中学校と誠道小学校を除く、市内8校で実施した結果、第二中学校は教室棟2棟が昭和32年建築で耐震度が一番低いため、新築することにしました。
第二中学校の概要ですが、校舎は鉄筋コンクリート造の3階建て、延床面積は5742.26平方メートルです。管理棟(北校舎)は職員室、校長室、特別教室などの2階建てです。多目的棟は、中央の円形校舎で、ランチルームや図書館などの3階建てです。教室棟(南校舎)は3階建てで、普通教室と防災備蓄倉庫があります。
校舎の特徴的なものとして、市が昭和56年に日南町阿毘縁の山を所有し、昭和58年から63年にかけて市内の小学生を中心に9万5430本の杉とヒノキの植樹をしました。ちょうど30年経過し、このうち杉を40本伐採し、校舎の玄関、校長室、ランチルーム、生徒用玄関の内装材に使用しています。市が山を購入したのは、安田市長の時代です。市民の山を購入した理由は、本市が日野川水系から飲料水を引っ張ってきていますので、水源かん養を造らなければいけないこと、本市は漁業の町なので、河川から流れる栄養分が水産業振興に大きく寄与していること。また、本市は山・森がないので、子どもが成長するのに緑豊かなものが大きく影響するので、このままでは子どもたちの豊かな感性を磨くことができないのではないかとの思いからです。境港の子どもたちが30年前に植えた木を校舎に使用できたのは、大きな意味があるものと思っています。そのほかに、ランチルームを配置しました。1度に400人が食事できますので、生徒・教職員が一緒になって食事できます。本市で初めての取組です。空調設備は、個別空調を採用しています。太陽光発電の設備を設置し、最大出力は30キロワットで、学校の使用電力の約10%を賄います。教室棟の3階に防災備蓄倉庫を設置し、広さは30平方メートル弱です。千人分の水や非常食、毛布、簡易トイレ、マスクを備蓄します。
事業費は、解体費用と外構工事費用を除いて、約16億8千万円です。平成21年度に用地買収から入り、平成24年度・25年度で建築工事が完了したところです。新校舎の引っ越しを9月22日に行いました。新校舎での授業は9月24日から開始しています。今後の事業計画は、11月から旧校舎の解体工事を開始し、その後、外構工事を行い、平成26年夏ごろに完成予定です。
9月27日の午前10時から午後2時まで学校を公開し、午後2時30分から講堂で竣工式を行います。
 2件目は、「それいゆduさかいみなとの開店」についてです。
 10月1日から福祉サービス事業所の障がい者の方々が作った製品を本庁舎1階の正面玄関の左側スペースでパンや野菜などを販売します。担当課長から中身の説明をします。
【福祉課長】
平成22年に市が中心となり、境港市福祉サービス事業所連絡会を立ち上げました。平成24年の会議の中で、製品を売る場所が不足しているとの声があり、スペースを提供することになりました。連絡会の中で、物品を製造する施設3カ所(お菓子屋くれぱす、F&Y境港、まつぼっくり事業所)が出店します。福祉サービス事業所としては、販路拡大や売り上げ増につながることを期待していますが、それ以上に、障がいのある人が市民の目に触れる場所でがんばっている姿を見ていただきたいと思います。
 店の名前は、「それいゆduさかいみなと」で、「さかいみなとの太陽」という意味です。障がいのある人が光をもらうのではなく、障がいのある人自身が社会に光を投げかけていきたい、中心になりたいとの思いがあってこの名前を付けられたと聞いています。
10月1日に開店セレモニーを行う予定です。
第二中学校新校舎[pdf:119KB]

それいゆduさかいみなと開店[pdf:90KB]

質疑応答

◎1件目
【記者】
耐震診断をした学校の内訳は?
【市長】
 小学校6校、中学校2校です。昭和56年以降の建築した第三中学校と誠道小学校以外です。
【記者】
市民の山の杉を使うのは要望があったからか?
【市長】
市民の山に植樹して30年経つので、建設に活用できるのではないかと考えました。子どもたちの環境教育にもなるので、ぜひ使ってほしいと私が要望しました。正面玄関の壁に、山の購入に至った経緯や校舎に杉材を使用した経緯などを記したものを記念として、掲示する予定です。
【記者】
防災備蓄倉庫を建設時から専用のスペースを設けるのは初めてか?
【市長】
 建設時から設置するのは初めてです。
【記者】
他の小中学校にはあるのか?
【市長】
 他はありません。
【防災監】
 防災公園に1カ所備蓄してあります。津波の場合は、防災公園の備蓄倉庫は1階、2階だけですので、ここでは水に浸りにくいように3階に備蓄倉庫を設けました。
【市長】
 従来、境港市はコンパクトな街ですので、中央部に集中的に備蓄して配送する考えでしたが、東日本大震災を受けて、大規模の災害になるので、中央1点方式ではなく、新築した際は、倉庫のスペースを取って、分散して配置をするのが良いと思います。
【記者】
千人分の食料は何日分か?
【市長】
 1日(3食)分です。境港市で必要な物を100パーセント備蓄するのではなく、県内の東・中・西部で分散して備蓄する考え方で、県内の備蓄は構築されています。
【記者】
校舎の珍しい所は?
【市長】
 ランチルーム、市内小学生が植樹した杉を活用している所です。
【記者】
ランチルームを円形にした理由は?
【市長】
 全員で給食が取れ、丸い方が入りやすいと思います。
【教育総務課長】
 そろって食事をするときに、四角四面の校舎よりは、中庭にも面しており、テラスもあるので、流線型の方がやわらかな感じがでると思います。
【記者】
現地で建て替えか?
【市長】
 現在の敷地の南側を用地買収し、そちらに運動場と校舎を建てました。現在の校舎を解体し、テニスコートなどをつくります。
【記者】
ランチルームは何階か?
【教育委員会参事】
 1階と2階です。
【記者】
古い教室棟は木造か?
【市長】
 鉄筋コンクリートです。
【記者】
古い校舎は見た目で危ない状態だったか?
【市長】
 何度も改築、修繕を行いました。市内7小学校と3中学校の耐震大規模改修が全て完了しました。冷暖房設備は11月に第三中学校が完成し、市内10校全て完成します。
【記者】
太陽光パネルの場所は?
【教育総務課長】
 管理棟と教室棟の屋根です。
【記者】
ランチルームでは給食を食べるのか?
【教育長】
 そうです。多目的にも利用できます。
【記者】
給食はいつから?
【教育長】
 平成27年9月からです。
【記者】
ランチルームは、はやりか?
【教育長】
 郡部の学校はランチルームがある所が多いです。
◎2件目
【記者】
正面玄関のスペースを貸し出すのか?
【福祉課長】
 そうです。
【記者】
面積は?
【福祉課長】
 約6平方メートルです。
【記者】
施設の利用者が店頭にたって、自ら販売するのか?
【福祉課長】
 施設の職員と利用者が一緒になって販売を行います。
【記者】
セレモニーの内容は?
【福祉課長】
 代表者のあいさつ、市のあいさつを考えています。
【記者】
今後、参加事業所は増えるか?
【福祉課長】
 市内の福祉サービス事業所を考えていまして、取扱品目は広がっていくこともあるかなと思います。
◎その他
【記者】
スカイマークが就航するが、観光客の受け入れや取り組みへの思いは?
【市長】
 スカイマークが神戸、成田等に就航してもらいます。地域にとって大きな出来事です。これを機会に圏域が観光、産業振興で更にステップアップしていくよう、あらゆる取り組みをして、最大限に活用しないといけないと思います。