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平成30年7月定例記者会見(7月4日開催)

市長会見要旨

 今回は、2件のご報告をいたします。

 1点目に、水木しげる記念館についてです。この度、水木しげる記念館におきましては、展示のリニューアルと無料開放、そして開館時間の延長について考えておりますので、ご説明します。
 まず、展示のリニューアルです。水木しげる記念館の開館15周年を記念しまして、現在あるゲゲゲの食卓という展示ブースを改修します。新たな展示は、今年放映50周年を迎えるアニメゲゲゲの鬼太郎の1期作から6期作のパネル展示と、あわせて映像を流すもので、記念館の新たな魅力をつくりだしていこうというものです。7月14日の水木しげるロードリニューアルオープンに合わせたいというように思っております。
ちなみに事業費は、約600万円です。
 次に、無料開放についてです。7月14日の水木しげるロードリニューアルオープンを記念しまして、一日無料開放します。
 最後に、水木しげる記念館は通常午後5時閉館であるところ、従来から夏休み期間中は午後6時まで延長しておりました。
それをこの水木しげるロードリニューアルオープンに合わせ、開館時間を午後8時まで延長します。期間は、7月1日から8月末です。また、この2か月間の入り込み等をみまして、必要あればもう少し期間をのばしていくということも考えています。
 水木しげる記念館については以上です。

 2点目ですが、水木しげるロードのリニューアル事業が、第13回まち交大賞の計画部門の最優秀となる創意工夫大賞を受賞いたしました。6月29日に東京の方で表彰式があり、頂いてきたところでございます。
 この事業は、国土交通省の都市再生整備計画に基づいたまちづくりにおいて、優秀な計画を策定し、優れた取り組みを行った地区などを対象として表彰するものです。
 主催はまちづくり情報交流協議会と、一般財団法人都市未来推進機構です。このまちづくり情報協議会は、全国222市町村と47都道府県、計268団体で組織されているので、こういったまちづくりにおいて優秀な取り組み等をしている市町村を毎年表彰するというもので、大変栄誉ある賞です。

 本来であれば、水木先生に、水木しげるロードリニューアルオープンの姿を見ていただき、また、こういった大賞を受賞したということをご報告できればよかったのですが、それはかないません。
あとは、リニューアルオープンした水木しげるロードと水木しげる記念館、これらを将来にわたって市民や観光客の皆さんに親しみ愛される存在となり続けるように、我々は努力をしていきたいと、このように思っています。

 今回の報告は、以上です。

質疑応答

【記者】
 水木しげる記念館のことで市長が言われた約600万円というのは、今回のリニューアルにかかる分だけの事業費でしょうか。
【市長】
 そうです。今後、約1700万円ほどで計画をしているものもありますが、まだ詳細が細部にわたって詰んでおりませんので、それについてはまた改めてご報告します。
【記者】
 約1700万円は残りの部分のことですか。
【市長】
 はい。
【記者】
 約600万円の部分はどこになりますか。
【市長】
 今あるゲゲゲの食卓の部分のブースを、1期作から6期作までのパネル展示とし、そして映像も流すというものになります。
【記者】
 新しい展示について、少し具体的にお願いします。また、ゲゲゲの食卓は改修後、何という場所になりますか。
【市長】
 記念館の館長の方から、詳細を説明します。
【館長】
 この新しい展示は、(掲示資料を指さしながら)これが今から50年前のちょうど1月3日に放送された第1期の鬼太郎です。そして、2期、3期、4期、5期、6期とありますので、各年代の記念館に来られた方が、自分は何期を見ていたのだろうと思いながら見ることができます。展示には放送年月日や主題歌手もありますので、自分が見ていた鬼太郎が分かります。流す映像は、オープニング曲とエンディング曲が流れます。1期から6期までの12曲です。オープニング6期分とエンディング6期分が当時の画で流れますので、音と目で自分の見ていた鬼太郎はどれだろうと、いうことを思っていただきたいです。
 ゲゲゲの食卓の改修後は企画展示室として、今回の展示が終わった後も企画展示ができるように模様替えをしていきます。
【記者】
 企画展示室には、名前は付けないのですか。
【館長】
 そうです。今はアニメゲゲゲの鬼太郎展ですが、その後はまたそれぞれの名前を付けていきます。
 この展示は当面一年間の予定です。好評なら延長等も考えます。
【市長】
 一年間の展示ですので、そのあとの使用の形態等はこれから決めます。
【記者】
 要するに、企画展示室をつくったということですか。
【館長】
 そうです。
【記者】
 ゲゲゲの食卓にあった何と何を撤去してこういう形にしたのですか。
【館長】
 ゲゲゲの食卓は、丸々無くなります。
【記者】
 ゲゲゲの食卓は、水木さんのどういう場面だったのですか。
【館長】
 昭和40年代になって、やっと漫画家として食べていけるようになった頃の居間を再現したものです。朝ドラで8年前にありました、ゲゲゲの女房の居間という雰囲気で再現したもので、家の家具や調度品等を展示していました。
【記者】
 撤去されたそれらの物はどうなりますか。
【館長】
 武良家にお返しするものもありますし、記念館で保管するのもあります。
【記者】
 武良家っていうのはどこのですか。
【館長】
 東京の調布です。
【記者】
 展示室の面積は。
【館長】
 約40平米です。
【記者】
 調布の家に返す物は、具体的には何ですか。
【館長】
 布枝さんが使っていた黒板や、羽釜、お嬢さんが使われてたプレーヤーやそのシートは、東京の方にお返しするということになっております。
【記者】
 黒板とお釜ですね。
【館長】
 はい。
【記者】
 その場所には「企画展示室」としかないのですか。
【館長】
 そうです。今回は、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」展ということになります。
【記者】
 アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」展ということですね。
【館長】
 はい。
【記者】
 60インチモニタで再生するのは、大体どれくらいの時間のものですか。
【館長】
 オープニングとエンディングですので、約4分のものを6つです。約20分~25分程度です。
【記者】
 それが連続して流れてくるのですか。
【館長】
 そうです。リピートになります。
【記者】
 椅子というのは、ベンチ式の椅子ですか。
【館長】
 ソファーのような感じです。
【記者】
 このモニタの部分はオープニングの映像が流れますか。
【館長】
 オープニングで主題歌が流れますが、その時の後ろの映像と音楽が流れるという形です。
【記者】
 オープニング映像が流れて、曲がついているということですね。
【館長】
 そうです。
【記者】
 要するにテレビで見ていたものが、そっくりそのまま流れてくるということですか。
【館長】
 そうです。
【記者】
 テレビ放映されたものが流れるということですか。
【館長】
 そうです。
【記者】
 水木しげる記念館が15周年ということですが、オープンはいつですか。
【館長】
 15年前の3月8日です。平成15年3月8日。
【記者】
 15年間の入館者の推移は。
【館長】
 資料提供します。
【記者】
 妖怪広場の60インチモニタを外して、ゲゲゲの食卓の方に持っていくのですか。
【館長】
 そうです。
【記者】
 移設というのは、そういうことですね。
【館長】
 そうです。
【記者】
 このリニューアルに伴って、妖怪広場はどうなりますか。
【館長】
 妖怪広場はそのままですが、モニタがなくなってちょっと広くなります。そして、先ほど市長が申しました、次のリニューアルの場所がそこになります。
【記者】
 水木しげるロードのリニューアルについては事前に公開や、色々な説明等があるのですが、水木しげる記念館は事前に公開する予定はないのですか。
【市長】
 7月14日より前にということですか。
【記者】
 始まってしまうと、「水木しげる記念館をリニューアルしましたよ」と言ってもそこに触れる機会がなく、当日来た人が、来て初めて変わったということが分かります。水木しげるロードは前倒しでアピールがあるので、皆さんリニューアルされるのを知っていると思いますが、記念館については、新年度予算で触れているところ以外無いですから。未完成でも事前にマスコミ向け等に、今こういう形でやっていますというのがあった方がいいと思いますが、いかがでしょうか。
【市長】
 オープンできる状況になった時点で、事前公開のご連絡をします。
【記者】
 記念館の広さ、それと造りは何ですか。
【市長】
 敷地面積と、建物の面積、造りについて詳細を資料提供します。
【記者】
 アニメ展示で展示されるグッズは、具体的にどういうものがありますか。
【館長】
 一部はすでに展示していますが、1970年代から2010年くらいまでの当時発売された鬼太郎のキャラクターを使ったグッズです。靴やお弁当箱、ノートなどになります。
【記者】
 何点くらいですか。
【館長】
 数字は前後するかもしれませんが、30点くらいです。
【記者】
 それは、靴やノートも含めてですか。
【館長】
 そうです。
【記者】
 改めて、開設から20年が過ぎた今、ロードリニューアルした意義・目的と、入り込み数の目標をお願いします。
【市長】
 平成5年のオープンから右肩上がりで来場者が増えていましたが、ピークがゲゲゲの女房が放映された時で、372万人でした。その後、入り込み客数がずっと下がってきており、大体200万人を少し割るときもあるような状況です。
 しかし、200万人といっても大変な来場者でありますから、そういったまだまだ好調の時に次の十年、二十年先を見据えて、毎年200万人を超える来場者となるようなロードにリニューアルしていかなければならないのではないかと考えました。
 何もしなければ、右肩下がりとなってきて、いよいよ数字が落ちてきてから手を打っても「時すでに遅し」だと思い、この好調の時に次の将来を見据えた手を打とうと思いました。
 県道部分を含めて13億円を超える、大変な事業費が掛かりましたが、将来にわたって200万人を超えるお客様に、いつまでも親しみ、愛され続けるロードづくりをしたいという思いで、このリニューアルを行ったというところです。
【記者】
 数字的には、一気に増やすというイメージではないのですね。
【市長】
 200万人という来場者を一つの目安として、コンスタントにずっとクリアできるようなロードづくりというものを狙いとしています。
【記者】
 ハード整備はこれで完了ということですが、ソフト対策の部分、魅力の発信等について、市としてはどういうことを考えていますか。
【市長】
 ハード整備は完了したので、官民一体となって来場者、市民の方に親しみ、愛されるものにしていきます。そのために、これまで以上に、ホスピタリティの質を向上していかなければならないです。今、関係者の皆様と色々協議を進めているところですが、まち並みの整備や、来場者に対する新たな店舗の展開など、総合的にソフトの事業をしっかり考えていかなければならないです。その点、ありがたいことに、今ロードの関係者の皆様で土曜夜市を復活させて、夜の賑わいを作り出そうという動きがあるので、こういった動きに対して行政としてできる支援をしっかりしていきたいと思っています。これからは両者が一つになってこの、水木しげるロードと記念館を盛り上げていきたいと思います。
 それと、もう一つの観光資源である水産物とコラボする事も大切だと思っています。それによってより魅力がアップすると思います。これも業界の皆様としっかり話をしていきたいと思います。
【記者】
 コラボの具体的なイメージはありますか。
【市長】
 ロードは800メートルありますが、水産物が干物しかないです。これから市場も高度衛生管理型の最新の市場になりますので、鮮魚そのものが付加価値が上がると思います。そういったものが直売センターまで足を延ばしていただかなくても、ロードの中で見ていただいて、買っていただけるような、そういう仕掛けも大切であろうと考えています。
【記者】
 水木しげる記念館の15年の総括と今後、そしてリニューアルにかける期待は。
【市長】
 記念館は水木ワールドを凝縮したものですが、入館者数が下がり気味であるので、定期的、積極的にリニューアルをして新しい魅力を発信できるように今後もしていきたいと思っています。記念館は維持管理費が入館料ですべて賄えておりますし、建設した時の債務も昨年度で完済しています。あまりこういったケースは全国的にはないと思います。