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平成27年12月定例記者会見(12月24日開催)

市長会見要旨(平成27年 境港市10大ニュースについて)

 今月は2点について発表させていただきたいと思います。
一つは「平成27年 境港市の10大ニュース」であります。そしてもう一つは水木しげる記念館での催し、「水木しげるメモリーズin境港」と「水木しげる妖怪トリックアート」のご案内です。

 まず、「平成27年 境港市の10大ニュース」です。
選考方法は市職員31名、公民館利用者69名、市民活動センター利用者25名、市民課前のアンケート箱による投票が12名、ホームページからのご意見が23名の合計160人の方からアンケート回答をいただいています。募集期間が12月4日から11日までの1週間でした。10項目選んでいただいていますが、全体で一番多かったのは水木先生がお亡くなりになられたというニュースです。次に多かったのが、学校給食センターが完成し小中学校の完全給食がスタートしたというものです。そのほかにも、クルーズ船の寄港が過去最高、スカイマーク便が撤退したといったものが多くアンケートで寄せられています。

1)境港の大恩人 漫画家・水木しげる先生が亡くなられる
 水木先生が11月30日にお亡くなりになったというニュースです。
 水木しげるロードは平成5年にオープンし、その企画・実施にあたっては、ふるさと境港を愛するという暖かいお気持ちでたいへんご協力いただいております。今日の水木しげるロードの繁栄は、水木先生のお気持ちが昇華したものだと思っております。我々境港市にとっては大恩人であり、境港でも水木しげる先生に対する感謝とお別れの意を表すイベントを現在協議しているところです。水木しげるロード関係者はもちろん、県とも協議し、お別れ会が1月31日ですのでその後、しかるべき時に行いたいと思っています。
改めて水木先生の偉大さを痛感したわけであります。記念館前の記帳台には、県内外から累計3650余名の方に記帳していただいています。そのことから見ても偉大な方だったと思い、心からご冥福をお祈りしたいという気持ちです。

2)水木しげるロードリニューアルに向けて
 平成26年3月に基本構想を策定し、現在、平成27年度に詳細設計を行っているところで、平成28年度からリニューアル実施に着手したいと考えています。この事業着手に先立ち、交通社会実験を行いました。これは国の補助事業に採択され実施したもので、蛇行するようなライン引きをして実験し、一方通行化や歩道にフラワーポットを並べたり、いろいろなイベントを実施しました。総じて地元の方や来場者とも、大変好評だったと聞いております。来年度から工事に係るわけですが、水木先生の大恩に答えるためにも、この事業をしっかり完成したいと思っています。
 昨年までは毎年200万人を超えるお客様にお越しいただいていましたが、今年は若干苦戦をしています。200万人に届くか届かないかぎりぎりなところですが、この12月に入って観光客が急増しており、何とか200万人に届いてほしいところです。
また、来年2月1日に駅前に待望のホテルがオープンするわけですが、これをきっかけにこれまでの通過型から滞在型の観光地に向けた取り組みも進めていかなければなりません。そうしたことから、再設計の中には夜間の集客や演出が盛り込まれております。現在、皆さんにご紹介することができませんが、中間報告では夜間も人の賑わいが創出できるような計画となっています。もうすぐ皆さんには報告できると思います。

3)学校給食センターが完成し中学校給食がスタート
 平成26年6月に事業着手し、今年の4月に完成、2学期から市内小・中学校全校で給食がスタートしました。1日3千食を調理し、これまで小学校ではパン食もありましたが、このセンター完成を機に完全米食に切り替え、米飯も中海の藻を原料にした海藻肥料を使用した日野産米を使用しています。これは環境教育の一環にもなると考えています。給食センター建設の総事業費ですが14億8300万円です。

4)スカイマーク便が米子鬼太郎空港から撤退
 平成25年12月に成田、神戸、茨城の3路線が就航し、翌年4月には羽田、那覇路線も就航しました。しかし、同年10月には羽田、成田、新千歳が運休、平成27年3月には茨城路線の運休、今年8月には神戸、那覇も運休し完全撤退となりました。
 大変ショックなニュースであり、市民の中で3番目に多かったのがこのニュースでした。市民にとって、交通の足がなくなることへの関心が高かったものと思われます。これに関連し、香港とのチャーター便は、運行したいずれも75~80%を超える搭乗率で、県の方では色々と進めておられるようですが、3月中には定期就航できるのではないかと期待しているところです。

5)みなと祭が第70回を迎え、盛大に開催
 ちょうど戦後すぐ立ち上がって今回70回を迎えました。花火の数もこれまでの2千発から3千発に増やし、さらに本市と災害時の相互応援協定を結んでいる四国の鳴門市から阿波踊りの皆さんにも来ていただき踊りパレードに参加していただきました。また、鳴門市長にも参加いただき、踊りパレードに華を添えることができたのではないかと思っています。

6)今年のクルーズ船寄港数が過去最高に
 今年は23回の寄港で、昨年の11回と比べても倍増しており、訪れた方は合計で約1万9千人でした。23回の寄港の中には、過去最大となる船のクァンタム・オブ・ザ・シーズ(16万8千トン余)も含まれ、乗客が約4700人乗っておられました。爆買いが大変なニュースとなったところです。
 来年は、クルーズ船の寄港オファーが50回を超えているということで、5万人くらいを見込んでいるところです。現在着岸している昭和町の貨物取扱岸壁に替わる、貨客船ターミナルの事業が国で採択され、今年度からスタートしているところです。竹内南地区に築造するということで、この少しでも早い完成を国に要望しているところです。

7)境港総合技術高校弓道部がインターハイで全国制覇
 初出場、初優勝ということで、この全国大会優勝というのは本当に快挙であると思います。また、来年度の弓道競技は米子市で開催予定であるとのことです。


8)耐震診断の結果、市民体育館が使用停止に
 耐震診断を行い、その結果強度が不足しているとのことで今年の2月から事務所部分を除いたアリーナ部分などを使用停止にしています。
 現在、耐震改修工事の設計にかかっておりまして、来年2月に設計完了予定です。なるべく来年度早い時期に着手し、平成28年度末には工事を完成させたいと思っています。

9)子育て支援が充実しました
 「子育てをするなら境港」を標榜して子育て環境の整備や子育て支援に努めているわけですが、このことも10大ニュースの1つに選ばれています。
今年9月からは第3子以降の保育料無償化し、市内の公立保育園の名称を親しみやすい名称へ変更したところです。そして、本市の総合戦略にも掲げていますが、子育て環境・支援の充実ということを考えており、さらなる施策の充実に努めていきたいと思っております。

10)夕日ヶ丘地区の今後の発展に期待
 現在、分譲数が累計で320件を数えています。そのうち、定期借地権制度によるものが163件であり、約半数がこの制度を利用したものです。また、定期借地権から買い取りたいという件が今年1件ありましたが、現在はほぼ定期借地権制度利用となっています。
 夕日ヶ丘地区の市街化促進するということで街並みは整ってきていますが、それと共に商業施設と利便施設の整備が必要ということで、今年度は(株)トライアルカンパニーと今年2月に事業用定期借地権の覚書を行いまして、来年2月の開店に向けて現在建設中です。そのほかにもドラッグストアと交渉中であり、実現できそうであるとの感触です。

市長会見要旨(「水木しげるメモリーズin境港」「水木しげる妖怪トリックアート」について)

 写真展「水木しげるメモリーズin境港」は12月29日から先生の誕生日である3月8日まで開催し、水木先生が境港に来られた際に撮影した写真23点を水木しげる記念館1階のインフォメーションに展示します。無料スペースですので観光客はもちろん市民の方など多くの方に見ていただきたいと思っています。
 もう一点の「水木しげる妖怪トリックアート」ですが、水木先生の作品のキャラクターを活用したトリックアートとなっています。他では絶対見られない、水木しげる記念館オリジナルのものです。これを4点製作しました。スペースの関係から、2点を2階に展示しますが、残りの2点とローテーションを組んで入れ替えて見ていただきたいと思います。展示期間は12月29日から3月31日までの予定です。2階は写真撮影が可能なスペースですので、新たな写真スポットとして観光客の方に喜んでいただけるものと思っております。なお、製作費は約750万円余となっています。
 芳名録については、さきほど市長の方から報告があったとおりです。年末年始のイベントとして、12月27日10時から水木しげるロード大感謝祭を開催します。その式典終了後、今年最後の妖怪大行進を記念館からJR境港駅へ向けて行進します。また、1月1日から3日間、有料入館者先着100名に水木先生手書きの猿の絵の入った手拭いをお配りします。同じく1月1日午後1時30分からJR境港駅から平成28年最初の大行進を行います。

質疑応答

【記者】
 トリックアートは市の所有なのか?また、3月までなのか?

【水木しげる記念館 館長(以下、館長)】
 はい、市の所有となります。
 現在の展示位置には、従来別の展示物があるため、4月以降は展示場所等も考えて行いたいと思います。

【記者】
 写真展の写真はプロのカメラマンによるものなのか?

【館長】
 市の広報担当者が撮影したものです。

【記者】
 展示写真は何回分くらいのものなのか?

【館長】
 2003年の記念館オープンから、2012年の記念館リニューアルオープン時までの5回のものです。

【記者】
 妖怪トリックアートは、絵柄が記念館のオリジナルなのか?
 妖怪トリックアート自体は他にもあるということか

【館長】
 東映アニメーションが作成した、水木作品に特化したものはありますが、今回作成したものの絵柄はオリジナルです。

【記者】
 トリックアートのサイズは?

【館長】
 一反木綿も大かむろも、高さ2590mm、幅が2490mmで同じです。

【記者】
 感謝祭は振興会の主催か?

【産業部長】
 水木しげるロード大感謝祭は水木しげるロード振興会が主管ですが、共催という形で、境港市、商工会議所、観光協会が入っています。

【記者】
 大感謝祭の内容は?

【産業部長】
 内容は、主催者代表があいさつを行った後、いつもは餅つきを行いますが、水木先生のご逝去の為に今回は振興会がお菓子を配ることとしています。これは境港では長寿者の葬儀の際に飴などを配る風習にならってです。

【記者】
 くす玉割りなどはないのか?また、お菓子は何人分配るのか?

【産業部長】
 くす玉割りは行いません。振興会では、一応400人分用意しているそうです。

【記者】
 JR境港駅前にある水木先生夫妻の像と、しおさい会館前にある水木先生の顕彰像の正式名称は?

【館長】
 ご夫婦の像の名称は水木しげる夫妻です。

【通商観光課長】
 顕彰像の名称は水木しげる氏顕彰像です。

【記者】
 正月に配布されるのは今までも毎年手ぬぐいか?

【館長】
 ここ4年ほど手ぬぐいを配布しています。先生が書かれた干支の絵が無かったため、最初2年は干支ではありませんでした。

【記者】
 今回のものはいつ書かれた絵なのか?

【館長】
 今回書かれた猿の絵は、今年書かれたものであると思います。

【記者】
 水木ロードの現時点での入込客数と見込みなど、具体的には?

【産業部長】
 今日現在はまだ集計していませんが、20日までは190万1222人です。
 先ほど市長が申しあげたように12月に入って対前年比が193%と倍増しており好調ですが、最後年末にまた報道機関各社へ報告させていただきます。

【記者】
 先生が亡くなられて、12月1日から20日までの間で1.9倍なのか?また、具体的な数字は?

【産業部長】
 そうです。1日から20日までの間で8万2931人となっており、前年が4万2862人でした。ちなみに、記念館は12月1日から23日で8520人、前年が5220人で対前年比163%となっています。

【記者】
 水木先生が亡くなったことによるものと考えているか?

【産業部長】
 そうですね。特に週末がどんと増えており、平日は大差がないです。週末に市外・県外から訪れているといった感じです。



◎その他

【記者】
 港湾の関係は国の予算となると思うが、設備投資とかは?

【市長】
 中野港の物流ターミナルが来年度好機となっており、年度末に完成予定となっています。また、竹内地区の貨客船ターミナルも今年度からスタートしていますが、国に対しては平成31年度までの5か年の事業計画であるが、少しでも完成を早めてほしいと国には要望している。この地元の思いを予算に反映していただいているのではないかと思っている。