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平成24年4月定例記者会見

市長会見要旨

 本日の報告事項は3件あります。
 1件目は、「津波避難ビル協定書調印式」についてです。
 東北大震災を受けて、地域防災計画の見直しに着手しています。これまで想定していた津波の高さを見直し、最大限は境港市で3.23メートルになります。従来、避難については、市内の公共施設25カ所を指定していましたが、民間で鉄筋コンクリートの2階以上の建物をもつ企業にも協力していただこうとお願いしました。現在、新たに公共施設17カ所、民間25カ所に協力いただくことになりました。“社会福祉法人こうほうえん”に代表していただき、4月24日の10時から協定書調印式を行います。今後は、公共施設12カ所、民間1カ所の指定を予定しています。5月上旬までには締結したいと思います。全体で公共施設54カ所、民間27カ所の計81カ所が津波の一時避難所になります。津波のハザードマップを作っており、6月市報に折り込み、全戸配布します。

 2件目は、「水木しげるロード周辺トイレの完成」についてです。
 4月28日に新たな公共トイレが完成します。場所は境港管理組合が管理する大型駐車場で総事業費は4500万円。駅前からロードまでの800mに公的なトイレが全部で7カ所整備になります。17店のお店にも協力してもらい、全部で24カ所トイレがあります。今回整備するトイレは、男子トイレ、女子トイレ、多目的トイレで11個の便器が設置されます。建物の入り口と裏側に魚と妖怪のレリーフを描きました。入り口側には、マンボウとリュウグウノツカイ、裏側には、ぬりかべと一反木綿が描かれています。

 3件目は、「平成23年度ふるさと納税」についてです。
 平成20年度から始めました。件数、金額とも大幅に伸びています。平成23年度は、件数は950件で53%の増、金額は1341万円で40%の増です。多くの方に関心を持ってもらっています。記念品は、平成21年度までは2500円相当でしたが、平成22年度から5000円相当のものを送っています。品数は平成23年度、31品目です。金額は1万円が一番多く、最高額が90万円。地域別では関東、関西がほとんどです。プレゼントは、ゆで松葉ガニが一番人気で、2位も紅ズワイガニ。カニが人気です。寄附の理由は水木先生のファンだからなどです。貴重な寄附を有効に使っていきたいと思います。

津波避難ビル協定調印式[pdf:88KB]

大正町トイレ[pdf:92KB]

ふるさと納税[pdf:115KB]

質疑応答

【記者】最初の26カ所の指定は何年かけて実施したか?
【自治防災課長】民間のNTTは昨年9月に調印しました。それ以前の公共施設等については従来からの防災計画で定めています。
【記者】NTTは何階建て?
【自治防災課長】3階建てです。
【記者】今回大量に新たに確保するのは、津波の見直しが理由か?
【市長】そうです。津波の高さが2.16メートルから3.23メートルにアップし、浸水する想定エリアも拡大しました。協力できるところは声かけをして整備しました。
【記者】地形ですが、標高もしくは海抜で何メートルから何メートルか?
【自治防災課長】平均は2メートル。一番高い所は、竜ヶ山公園の山頂で15.3メートルです。
【記者】一番低いところは?
【自治防災課長】1.5メートルです。
【記者】想定外の大津波がきたら、美保湾から一気に中海側に駆け抜ける感じか?
【市民生活部長】例えば、中野の漁港で1キロメートル弱浸水する想定です。
【記者】砂浜から1キロメートル程度?
【自治防災課長】砂浜ですとそこまではいきません。
【記者】協定書の具体的な中身は?
【自治防災課長】目的、建物のどこを使うか、どういった時に使うか、協力していただける施設の何かあった時の責任などです。
【記者】収容能力は?
【自治防災課長】 協定を結んでいない所は数字を持っていませんが、既存の25カ所の公共施設については4万9千人余収容できます。今回新たに指定する所は1カ所確認が取れていませんが、3万4千人程度。トータルで8万4千人収容できます。
【記者】81カ所ではまだ試算できていないか?
【自治防災課長】 そうです。
【記者】一時避難所の指定はこれで終わりか?
【市長】全数の建物を調査していますので、新たな建物ができたらお願いしていきます。
【記者】民間では休日は閉まっていて、災害の時に施設自体に入れないことは?
【市長】協定書を結ぶ際に確認します。
【記者】東京とかの企業は毛布や食料の備蓄を持っていたりするが、収容するだけでは不完全ではないか?
【市長】境港は5キロメートル四方でコンパクトなまちで、避難が長期にわたる時には対応できます。
【記者】長期は想定していない?
【市長】一時避難所でありますので、水がどの程度で引くかによります。体育館や公民館に移ることになり、そこで生活するわけではありません。
【記者】浸水予測で中野、竹内は建物が少ない。このエリアの対応は?
【市長】余子地区は鉄筋コンクリート2階建ての建物が少ない。市の中心部に避難してもらう。
【自治防災課長】ソフトの面で対応したい。
【記者】津波の避難タワーは考えているか?
【市長】そこまで考えていません。
【記者】協定書の内容だが、大津波が発生したとき、市からの要請が必要か?
【自治防災課長】津波警報が発表されたら協力してもらうよう所有者にお願いしています。警報が発表される場合は、Jアラートという防災無線で流れますし、マスコミでも2、3分後には警報が発表されるということですので、いずれかで所有者に知ってもらい協力してもらいます。
【記者】警報が出たときだけ?
【自治防災課長】あくまで警報が出たときです。今まで境港で警報が出たことはありません。
【記者】明日は代表してこうほうえんとの調印ということだが、他の施設とはできているのか?リストが当初より減ったようだが?
【自治防災課長】他の施設は職員が個別に訪問してお渡しし、24日以降に回収する予定です。当初より数が少なくなったのは、国・県施設を今後予定しているが、そこが少し減りました。
【記者】既存施設は学校か?
【市長】学校や公民館です。
【記者】今後予定している所は?
【自治防災課長】国・県施設です。県営住宅が多いです。
【記者】案内板の設置について、出来あがったものはあるか?
【自治防災課長】出来あがったものはないが、標高を示したり、津波の一時避難所であるという表示をしていきたい。
【記者】いつから設置する予定か?
【自治防災課長】それぞれの施設と相談して行います。今年度の早い段階でやりたいと思います。
【記者】避難ビルの数は県内自治体では多い方か?
【自治防災課長】おそらく他市でこういう事例でしている所はないのではないか。
【記者】地元の人は避難場所が分かると思うが、観光客は混乱するのでは?
【市長】案内板を工夫しようと考えています。水木しげるロード振興会や自治会に誘導の協力をと話しています。
【記者】観光客の具体的な避難場所は?
【市長】例えばNTTビルです。
【記者】津波避難ビルは、鉄筋2階建て以上で耐震を満たしているということだが、国や県の基準はあるのか?
【市長】基準はありません。震災にあった首長に聞いたが、鉄筋コンクリートの2階建て以上が津波避難に有効であるとのことでした。
【記者】国の津波避難ビルの明確的なガイドラインはない?
【自治防災課長】国は暫定的なものしか示していません。
【記者】橋の活用は?
【自治防災課長】境水道大橋、江島大橋などの高い橋もハザードマップに入れたいと考えています。
【記者】ふるさと納税はインターネットで見た人が多いと聞くが?
【地域振興課長】ふるさと納税専用サイトの「ふたくす」でプレゼント商品をPRしています。
【記者】純利益はどれくらい?
【地域振興課長】プレゼント商品代が460万円で、差し引いて880万円くらいです。
【市長】境港は水産のまち。一番多いのは1万円。実質5千円の収入。PR効果はもっと大きいのではないか。期間限定の松葉ガニ1枚と親ガニ2枚が一番人気です。
【記者】寄付金の最高額はどんな人か?
【地域振興課長】境港出身で大阪に住んでいます。
【記者】男か女か?
【地域振興課長】男です。
【市長】経済人です。
【地域振興課長】毎年納税があり、年々金額が増えています。
【記者】事業指定は?
【地域振興課長】ありません。
【記者】寄附で実現した事業はあるか?
【地域振興課長】目新しい事業に充てています。例えば、鬼太郎の家の設置、不妊治療の助成費の市独自補助、避難所の案内板事業や太陽光発電の普及・促進などです。