トップページ > 市長の部屋 > 記者会見録 > 平成26年 > 平成26年12月定例記者会見(12月25日開催)

平成26年12月定例記者会見(12月25日開催)

市長会見要旨

 本日の報告事項は、「平成26年境港市10大ニュース」についてです。
 10大ニュースの選定に当たり、アンケートを実施して決定しました。市職員37名、地区公民館利用者58名、市民活動センター利用者8名、市民アンケートによるものが21名の計124人に選定していただきました。

1)江島大橋が「ベタ踏み坂」として話題に
平成25年末に自動車のCMに利用されたことで大変人気となり、観光スポットとなりました。

2)夕日ヶ丘メモリアルパークがオープン
4月に夕日ヶ丘メモリアルパークがオープンしました。全体計画では約730区画の敷地を用意していますが、第1期として192区画を整備しました。公園と墓地を併設して、広い芝生、遊具や休憩所なども設置した非常に近代的な形態の墓地となっています。これまでに2回募集し、70区画が分譲されています。今後も需要に応じて整備していきます。

3)給食センターの建設着工
6月に建設工事に着手しました。総事業費は約15億2400万円を予定しています。給食センターの完成に伴って、来年2学期から小学校7校に合わせて中学校3校でも新たに学校給食を実施したいと思っています。

4)Sea級グルメ全国大会で「境港のグラタンコロッケ」が準優勝
全国の港を対象に国土交通省がみなとオアシスというものの登録・認定を行っています。現在登録港が79港、仮登録港が6港で、合わせて85港がSea級グルメ全国大会に参加しています。今年は第5回大会が広島県尾道市で開催され、境港市の北陽冷蔵が製造した商品が準優勝しました。境港市は第3回から登録を受けて参加していて、3回目の参加で初めての準優勝となりました。今後も積極的に支援をして参加していただき、境港を大いにPRをしていきたいと考えています。

5)JR境港駅前ホテルの建設工事が始まる
来年11月に竣工予定です。仮称ですがホテル名称は「御宿野乃境港」です。12階建て195室、全館畳敷きで和風旅館の様な趣を出すことを考えられています。最上階には天然温泉の大浴場とサウナ、1階にはレストランやバー、ラウンジを備える予定です。
現在温泉については1500m掘削し、温泉が出ることを確認しています。


6)軟質プラスチック類の分別収集を開始
可燃ごみの米子市クリーンセンターへの委託処理を平成28年から行う予定で、可燃ごみの減量化に努める必要があるということで、新たに11月から軟質プラスチック類の分別収集を始めました。11月の実績としては約11トン、12月はまだ途中ではありますが約14トン収集しています。これから分別を徹底していけば更に処理すべき可燃ごみの量が減ることが予想されます。

7)水木しげるロードが5年連続200万人突破
年間200万人を超える好調を維持しているこのときに次の10年、20年先を見据えた新たなロードづくりを考えようということで、水木しげるロードの大リニューアルを各界・各層の市民のみなさんに入っていただいて検討を進めているところです。主立ったものとしては道路については1方通行にしてスラロームをつけるなど、観光客の立場に立った道路づくりをコンセプトに進めています。そのほか、昭和の時代を感じられるような街が出来れば良いといった意見も多く上がっています。しっかりとリニューアルに対応していきたいと思っています。

8)第二中学校の全工事が終了し完成
校舎部分に関しては9月に、外構部分については11月に完成しました。総事業費は約19億5千万円です。日南町阿毘縁にある境港市所有の山に杉や檜を植林しており、校舎の建設にあたっては、その材を使用しています。木の温もりや優しさが感じられる校舎が完成しました。

9)ふるさと納税が好調
11月末現在で寄附額が約3億円です。寄附件数が26,655件で前年比約5.5倍の伸びでした。ふるさと納税については他市町村も大きく伸びており、大変好調です。国も過度なふるさと納税の競争を懸念していますが、境港の場合は水産加工が経済の基盤となっていて、この制度は地場産品を全国に発信する貴重なツールだと思っています。これからも力を入れてふるさと納税をPRしていきたいと思っています。

10)クルーズ客船がぞくぞく寄港し、市民らがおもてなし
今年は11回、約1万4千人のお客様が境港に入港しました。12月にはマリナー・オブ・ザ・シーズ(13万8千トン)が入ってきました。来年は20回を超えるオファーがあり、お迎えするお客様も約3万人を想定しています。対応には境港市だけでなく、中海・宍道湖・大山圏域の各市町村が協力をして、入港の際のおもてなしや出港の際のお見送りの体制も益々取らなくてはならないところです。来年は更に大型の16万トンのクルーズ船が入港する予定です。

質疑応答

【記者】
 夕日ヶ丘メモリアルパークは市営の公園墓地か?

【市長】
 市営の公園墓地です。

【記者】
 市長も10大ニュースの決定に関わっていますか?

【市長】
 関わっていません。票も入れていません。

【記者】
 選ばれると思っていたのに選ばれなかったニュースはありますか?

【市長】
 ありません。

【記者】
 10大ニュースも含めてこの1年をどのように振り返られますか?

【市長】
 今年も色々なことがありましたが、行政運営としては市民のみなさんにもご協力いただきながら円滑な運営が出来たと思っています。財政状況はまだまだ厳しいですが、職員も知恵を出し、汗を流して、限られた財源の中で市民に密着した施策、将来につながる施策については積極的に取り組むことが出来たと思っています。

【記者】
 10大ニュースの候補の項目は何項目ありましたか?

【市長】
 32項目あります。

【記者】
 水木しげるロードのリニューアルですが、200万人を突破しながらもピークの頃と比べると100万人近く減っている状況ですが、対策について教えてください。
住民説明会ではリニューアルに対して税金を使う意味があるのかとの質問もありましたが、改めてリニューアルの意義について、市長がどうお考えになるか教えてください。

【市長】
 過去には最大370万人という年もありました。これはNHKの朝ドラや出雲大社の大遷宮などの特殊要因があったことが影響しています。そういった特殊要因を除くと200万人から250万人くらいであり、これがベースとなると思っています。
 200万人を超えるというのは大変な観光客数だと思っていますから、こういった好調を維持しているときに、将来にわたってこの好調を維持できるように、大リニューアルを行っていく必要があります。このまま好調に胡座をかいているとやがて下降線をたどっていくことになります。今のうちにしっかりと捉えていくということです。
 水木しげるロードに集中しすぎではないかとの声があるということですが、境港の観光には水木しげるロードとお魚しかないので、これを更に振興して地域経済の活性化をもたらすということは大変大きな課題であると思っています。水木しげるロードだけでなく、この効果がもっと広範に渡るような取り組みを合わせてやっていかなければならないと思います。1つにはもう1つの境港の顔である魚とのコラボをもっとしっかりやっていく。あるいは観光客を市内に誘う施策を徹底しなければならない。こういったことを徹底していけば、限定的であるといわれる経済効果が広がっていくと思います。

【記者】
 給食センターについて地元の産品を使う施策はありますか?

【市長】
 元より現在の学校給食においても地産地消ということで地場産品を活用することは行っています。1つ具体的になっているのは日野町の米づくりに中海の海草を肥料として活用していて、境港の学校給食についてもその米を供したいと思っています。地産地消は今後徹底してやっていかなければならないと思っています。
 参考までに、2中についてはランチルームがありますが、1中、3中についてはそういった設備がないので、それぞれ2教室ずつをランチルームに改造しました。1学年が全員で食べられる広さです。

【記者】
 スカイマークが米子空港から撤退するという報道がありましたが、市に連絡はありましたか?ビジネスや観光への影響はどのようにあると見ていますか?

【市長】
 撤退のニュースは新聞報道で初めて知りました。県に確認しましたが同じような状況です。直接の連絡はありません。スカイマーク社では来年4月からは羽田便を復活させるということを聞いていたので、こういった全路線廃止のニュースを聞いて驚いています。経済活性化、観光振興に期待していましたが、完全撤退となれば大きな打撃になります。何とか存続の道はないのかと思っています。

【記者】
 存続に向けて市から何か働きかけは行っていますか?

【市長】
 ANAやJALとの連携も模索されていて、どういった対応がとれるのかわからない状況です。例えば搭乗率が上がれば存続ができるのか。そういったこともまだ全くわからない状況です。個人的には単独で存続をするのは難しい状況になっているのではないかと思います。

【記者】
 経過も含めて何の連絡もなく撤退を検討している報道が出ていることについての市長の所感はどうですか?

【市長】
 4月には羽田便が復活するの話もあったので期待していましたが、そういった中で報道があり非常に落胆しています。スカイマーク社の経営の状況も新聞報道等である程度は知っていますので、連絡の有無は別にして、大変な状況にあったということは理解しています。