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平成26年1月定例記者会見(1月27日開催)

市長会見要旨

 本日の報告事項は、「水木しげるロードリニューアル計画」についてです。
 水木しげるロードは平成5年にオープンし、昨年20周年を迎えました。ゲゲゲの女房放映の際は、370万人の多くのお客さんに来ていただきました。その後も堅調に推移し、昨年は283万人で前年を上回る観光客にお越しいただきました。この堅調な時期に、次の10年、20年先を見すえた手を打とうということで、この度、水木しげるロードのリニューアルを決定しました。さらなる交流人口の増加、地域の活性化に向けて取り組んでいきたいと思います。3月末を目処にリニューアルに向けた基本構想を策定したいと思います。基本構想策定検討委員会は、地域住民の皆さんや関係者など30人程度を見込んでいます。2月中旬に立ち上げ、計4回程度開催したいと思っています。検討委員会には、まちづくりの専門家である東京大学の堀教授に全面協力していただくことになっています。策定までに講演会を2回、委員会を4回開催します。また、市職員からなるプロジェクトチームを立ち上げます。堀教授は、プロジェクトチームの会合にも参加していただきます。
 事業計画についてですが、市プロジェクトチームを本日立ち上げ、1月31日に堀教授の第1回まちづくり講演会をしおさい会館で開催します。検討委員会は、2月中旬に初会合し、4回の会合を経て、4月下旬に最終報告をいただく考えです。平成26年度に基本計画を取りまとめ、平成27年度に事業着手のおおまかなスケジュールを持っていますが、できるだけ前倒しして事業着手していきたいと考えています。
 堀教授のプロフィールですが、東京大学アジア生物資源環境センターのセンター長・教授です。専門は、景観デザイン、景観工学などです。既存の資源を生かした地域活性化や観光のまちづくりなどの計画・設計を研究しています。県内でも鳥取市で講演しています。
 水木しげるロードのリニューアルは、観光客の視点にたった更なるロードづくりや、近年DBSフェリーやクルーズ客船で来られる外国人も大変多くなっているため、外国人観光客の視点など、総合的に勘案しながらリニューアルを進めていきたいと思っています。
水木しげるロードリニューアル計画[pdf:105KB]

質疑応答

【記者】
 水木しげるロードリニューアルのきっかけは?

【市長】
 観光協会が主催の堀教授を招いた、まちづくりの講演会がありました。その際に、観光地のまちづくりは、元気で勢いがある時に次の一手を打たなければならないという話がありました。そのとおりだと思い、リニューアルを決定しました。勢いが下降気味になって、次の一手を打っても時すでに遅しだと思いますので、今のうちにしっかりとした水木しげるロードにしていきたいと思います。

【記者】
 リニューアルに向けて、どういったことを検討してほしいか?

【市長】
 具体的なことをあらかじめ話すのは適当ではないと思いますので、検討委員会であらゆる角度から議論をしていただくのが大事だと思います。状況としては、外国からのお客さんも多い。懸案であったホテルも平成27年5月に開業します。これまでほぼ通過型だった観光地から、ホテル開業で若干は滞在型の観光地への方向が見えてきます。徹底したバリアフリーなどまだ観光客に不十分な点や検討課題があり、大いに関係者で議論していただき、まとめていただくとありがたいと思います。

【記者】
 事業費の想定は?

【市長】
 まだありません。事業費が決まっていると幅広い議論に制約がかかりますので、事業費は全く想定していません。

【記者】
 ハード面だけでなく、ソフト面やイベントも考えているか?

【市長】
 全て行政の指導というのはあまりよろしくないのではないでしょうか。行政がハード面をしっかり行い、ソフト事業は、住民の皆さんや経済団体、ボランティアの皆さんと一緒にやっていくのが大切だと思います。

【記者】
 アドバイザーに堀教授を選んだ理由は?

【市長】
 観光協会主催でまちづくり講演会が行われました。堀教授が講演し、感銘を受けました。ぜひ協力いただけるなら堀教授に参画してほしいとお願いし、全面協力をいただきました。堀教授は、会津若松市を始め全国各地の観光資源を活用した地域活性化に取り組んでおられますので、期待しています。

【記者】
 具体的にどんな所を?

【市長】
 検討委員会で関係者に議論して、課題を出していただき、解決方法を総合的にアドバイスしてほしいと思います。

【記者】
 堀教授はアドバイザーか?検討委員会の座長になるのか?

【市長】
 検討委員会に入られます。座長です。堀教授の研究室の研究員が1人ついていただけます。

【記者】
 検討委員会の人数は?

【市長】
 30人程度です。

【記者】
 基本構想、基本計画のそれぞれのイメージは?

【市長】
 基本構想は、全体のコンセプトや、リニューアルに向けた方針・考え方です。例えば現在の道路をどうするか、景観上の規制をどうするか、バリアフリー、そういったものを構想としてまとめていただきます。基本計画は、構想を基に具体化していきます。プロジェクトチームの中で、基本構想で示されたものを基本計画に反映させていきます。

【記者】
 プロジェクトが3月末までで、かなり短期間なのでは?

【市長】
 一応の枠組みを示していまして、こだわっている訳ではありません。目処として、3月末までに構想がまとまれば良いですが、議論の中で大きな広がりがあれば期間を延ばしていくことも考えられます。

【記者】
 早ければ平成26年度にも着手ということだが、リニューアル完成の目処は3年後くらい?5年後くらい?

【市長】
 基本構想の規模によります。財政的なものを勘案しながら、基本構想をみて事業期間を決めていければと思います。短年でできる事業ではないと思います。

【記者】
 リニューアルの範囲はさらに拡大する方向でも考えるか?

【市長】
 基本的には、駅前から水木しげる記念館までの水木しげるロードです。これには、裏通りやつながる道路であるとか。さらには、記念館の東側の商店街では民間の方でお魚のオブジェを設置しています。そういったことも取り込むべきだと、リニューアル決定した際の市民の皆さんへの説明会でも質問がでました。こういった意見も踏まえ、策定検討委員会の中で大いに議論していただきたい。

【記者】
 基本計画について、外部を含めた検討委員会を考えているか?

【市長】
 市プロジェクトチームで基本構想を受けて、それに基づいて計画を検討します。検討委員会は最終報告したら終わりではなく、基本計画を策定していく中で、検討委員会の皆さんにも随時、説明したり、意見を求めたりすることが必要だと思います。

【記者】
 現在280万人の集客があり、リニューアル後はどれくらいを目標にしているか?

【市長】
 現在の280万人はすごい数字です。維持していくのは大変なことです。昨年は出雲の遷宮効果もあり、一昨年を上回る観光客が訪れました。少なくとも270万から280万人の観光客にお越しいただける、できれば通年300万人が訪れる観光地になれば、大変ありがたいと思います。

【記者】
 具体的な数字は?

【市長】
 今はありません。現状の入り込み客数を維持するのは、大変なことです。

【記者】
 現状維持できるようにしたいか?

【市長】
 現状維持、さらには、多くの観光客が訪れる観光地づくりを目指します。

【記者】
 検討委員会のメンバーは?

【市長】
 案を練っているところです。

【記者】
 ロード関係者、地域住民、経済団体から参加か?

【市長】
 経済団体や観光協会、水木しげるロード振興会、周辺自治会の皆さん、女性の視点を入れるためロードに事業展開している女性なども考えています。バリアフリーも課題ですので、障がい者の団体も考えています。

【記者】
 事業着手までに水木しげる先生は関わるのか?

【市長】
 委員会の議論の都度、水木プロと協議し、調整しながら進めていきたいと思います。基本計画の際も同様の対応をしたいと思っています。

【記者】
 水木しげる先生の意見も反映されるのか?

【市長】
 そうです。


◎その他

【記者】
 消費税増税に伴い、公共料金関係はどうなるか?

【総務部長】
 基本的に、転嫁する方向です。