都市宣言

交通安全都市宣言(昭和39年3月28日)

境港市は、最近とみに激増しつつある交通事故の惨状を深く憂い、交通環境の整備促進を図るとともに交通関係者並びに市民各自が交通法規を遵守し、以って交通禍の絶滅を期し交通安全都市実現のため邁進する。

暴走族追放宣言(昭和56年6月20日)

 最近における、いわゆる暴走族の行為は、道路交通の秩序を乱すのみか、一般市民に対し著しく生命の危険を覚えせしめ、安寧であるべき日常生活の脅威は大きく、事態は極めて憂慮にたえないところである。
 境港市は、市内の交通安全を守るべく、昭和39年3月、内外に対し交通安全都市の宣言を行い、昭和47年10月、市議会は、飲酒運転追放を決議した。
 市内の交通安全と日常生活の平穏確保、さらには、青少年非行化防止を図る上から、市ぐるみ、市民ぐるみにて、世にいう、暴走族完全排除の総合的運動を今こそ展開すべき、機至れりと言うも過言でない。
 よって、ここに如上の目的を果たすための公徳心を涵養し、環境づくりにはげむとともに、断固として暴走行為の絶無を期し暴走族の追放を宣言する。

非核都市宣言(昭和58年9月22日)

 真の恒久平和は全世界全人類共通の願いである。しかるに世界各国に於ては軍拡が続き、戦火おさまるところを知らない深刻な国々もあり、特にニ大国に於ては軍拡と核装備にしのぎを削るが如きは真に遺憾である。
 世界唯一の被爆国であるわが国は惨禍の体験を踏まえてかかる渦中に捲き込まれることは断じて避けねばならない。
 本市はあくまで非核三原則の貫徹を期して全世界全人類に対し、核廃絶を訴えここに宣言する。

ボラントピア事業推進都市宣言(昭和63年12月15日)

 人生80年時代そして21世紀を展望するとき高齢化社会への急速な進展、核家族化の進行、障害者への対応等、地域福祉への取り組みは重要かつ緊要な課題である。
 ボラントピア事業は、この課題解決と創造的で夢多い豊かな「福祉のまちづくり」をねらいとしている。
 このときにあって、だれもが安心して暮らせるわが郷土、境港市をめざすこの事業は市民全てが推進に参画し、あわせて市内各機関、事業所、団体が連携のもとに力強く展開しなければならない。
 境港市議会は、この共通認識に立って全ての市民の善意と熱意を結集して明るく豊かな福祉のまち「さかいみなと」づくりをめざして、ボラントピア事業推進都市を宣言する。

人権尊重都市宣言(平成3年9月13日)

 我国は高度経済成長期以来生活様式が大きく変わり人間関係の稀薄化、価値観の多様化の派生することともなった。特に利己主義や人命軽視、道徳観の欠如等の社会風潮は誠に憂慮に堪えないところである。
 日本国憲法はすべての国民が基本的人権を享有し、またすべての国民は人種、信条、性別、社会的身分、門地によって差別されることがないことを明記している。
 また本市では住みよい緑と文化の町づくりを目標に掲げ、たゆまぬ努力を重ねて来たところである。然しながら人間疎外と人間愛の欠如により人権侵害と差別事象が起きている現実があることも認識しなければならない。
 21世紀を展望する今こそ人類普遍の原理である人間の自由平等、幸福を求める権利等の基本的人権尊重を、市民一人ひとりが自覚し、市民連帯の中でその実現を確立しなければならない。住みよい明るい町境港市を実感できる町づくりに邁進するため、境港市を「人権尊重都市」とする。

環境宣言(平成5年3月5日)

 地球上に生命の誕生が見られたのは海であった。
 以来地球は、数億年の経過の中で数え切れない程の「種」を育て「種」の進化の過程で人類をも誕生させた。
 宇宙に青く輝く母なる星地球が、今人類によって破壊されようとしている。ヒタヒタと押し寄せる温暖化、砂漠化現象、海岸、河川、大気の汚染、オゾン層、森林の破壊など生態系は破壊され、人類生存の基盤すら危殆に瀕している。
 生きとし生けるものにとって慈愛深き地球を、完全な姿で次代に引き継ぐことは今に生きる我々の責務である。
 境港市の環境もその例外ではない。
 我々は美しい自然を取り戻すため省資源省エネルギーの簡素なライフスタイルの確立を指向し、全市民挙げてその実践に取り組むことを宣言する。