光化学オキシダント(スモッグ)に関する情報

 光化学オキシダントは、自動車の排出ガスや工場の煙に含まれる窒素酸化物などが、太陽の紫外線を受けて生成されます。濃度が高まると、空に白いもやがかかったようになり(光化学スモッグ)、目やのどの痛み、息苦しさといった健康被害が出ます。
 これまで大都市圏で多く観測されていましたが、九州や日本海側でも濃度が高まる傾向があり、平成18年に長崎、熊本、平成19年には新潟、大分の各県で初めて光化学オキシダント注意報が発令されました。


こんな日が要注意!

 特に春から秋の日差しが強く、気温が高く、風が弱い日に、光化学オキシダント濃度が高くなる傾向にあります。

注意報が発令されたら・・・

 注意報が発令されたからといって、すぐに健康に影響があるわけではありませんが、激しい運動は避けて、できるだけ屋内で過ごし、自動車の使用はできるだけ控えましょう。特に子供や体調の悪い人などに影響が出やすいので注意して下さい。
 また、目やのどに刺激を感じるときは、水道水等で洗眼やうがいなどをするとともに市役所の環境衛生課又は鳥取県環境立県推進課に届け出てください。

光化学オキシダント注意報などの発令基準

 注意報等については鳥取県が発令することになっています。光化学オキシダント濃度が一定の基準に達した場合は、注意報や警報を発令し、あんしんトリピーメール等を通じて皆さんにお知らせします。
区分 発令基準
注意報 光化学オキシダント濃度が0.12ppm以上となり、かつ気象条件からみて当該大気汚染の状態が継続すると認められるとき
警報 光化学オキシダント濃度が0.4ppm以上となり、かつ気象条件からみて当該大気汚染の状態が継続すると認められるとき
 発令基準測定局では、常時、光化学オキシダントなどの大気観測を行い、監視しています。鳥取県西部地域では米子保健所で観測しています。
 この測定結果(速報値)は、「大気汚染物質広域監視システム(そらまめ君)」によりリアルタイムに見ることができます。
 
 大気汚染物質広域監視システム(そらまめ君) soramame.taiki.go.jp/
 
 鳥取県のホームページ www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx

問い合わせ先

環境・ごみ対策課(清掃センター)
電話 0859-42-3803

光化学オキシダントに関する鳥取県相談窓口
生活環境部 環境立県推進課
電話 0857-26-7206
夜間、休日 080-2922-2219



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